ポール・ランド、デザインの授業


新しい本のデザインを担当してくれている竹内さんと打合せで、本の表紙の話題になって、ポールランドの本の表紙をまじまじと見ました。ポールランドの顔の向きが違う、文字組が違う、、、いろいろ見えてきておもしろいです。

この本も、とてもよい本で、英語版と日本語版を両方持っているとよいと思います。Paul Randの「ことば」はむずかしいことばが多く、難解な場合が多いですが、日本語版があるとよいのですが、必ずしも訳がぴったりくるわけではないです。

もう少し、比較してみると。


まずは、タイトルの比較から
(英語版)Paul Rand Conversations with Students.
(日本語版)ポール・ランド、デザインの授業

本の全体の中で、なにが目につくのか
(英語版)Paul Rand
(日本語版)ポール・ランド、デザインの授業
                 ポール・ランドが伝えたかったこと。(帯)

全体のイメージ
(英語版)左側を向いたPaul Randの写真
(日本語版)右側を向いたPaul Randの写真

書体と文字組
(英語版)横組とBodney
(日本語版)縦組のゴシック系のタイトル、横組の帯のコピー


これらの背景には、下記の文化的な違いを考慮したものだと思います。
■アメリカの文化の基本
・本は左から右向きに横書き
・ポールランドは有名

■日本での文化への対応
・本は右から左へ縦書き→右向きの横書きで書くこともできるが、あえて日本を協調して縦書きにして右から左にいく。それに対応して、写真の向きを右向きにした。
・ポールランドは日本の社会では有名でない→タイトルに「デザインの授業」を大きくしている。また、「帯に解説を加えている」

ポールランドに関してはこちら
本のデザインに関してはこちら



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