アルノ川沿いのフェラガモ本店の地下にある、この美術館は、あまり知られていないようですが、しずかで展示内容も素晴らしいので気に入っています。サルヴァトーレ・フェラガモというフェラガモ社を作った靴職人の博物館です。驚いたのは、4月に行ったときと今回の10月では、展示内容が大幅に変更されていたことです。
今回は「Salvatore Ferragamo: Inspiration and Vision. 」という展覧会で、フェラガモが靴をデザインする時に、何からインスプレーションを得たとかという内容で、とても興味深い展示でした。
館内は写真撮影禁止ですので、フェラガモ博物館のWebサイトより写真を転載しています。
インスピレーションの一つは、「クライアント」からです。フェラガモがハリウッドのスター、例えばイングリッド・バーグマン、マリリン・モンロー、オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレンなどと仕事をする中で、クライアントからインスピレーションを得たということです。会場には、ハリウッドのスターの靴の木型が展示されていました。
インスピレーションのもう一つは、「ファッション」や「インテリア」からのインスプレーションです。例えば、写真の右側の Luciano Grassiがデザインした椅子からインスプレーションをえたようです。
インスピレーションは、上記だけでなく、あらゆるところから得たようです。その貪欲なアプローチをこの展覧会でみることができます。
写真撮影もできなかったのでおみやげ2册の本を買いました。ひとつめは「A LOVE AFFAIR WIHT SHOES」という本。サルヴァトーレ・フェラガモ、靴に惚れ込んでと訳したらよいですかね。
もう一つの本は「Museo Salvatore Ferragamo Material and Creativity」こちらは、フェラガモの靴に関連する材料という視点でまとめたもの。
感想としては、サルヴァトーレ・フェラガモという職人デザイナーが、名声をえるまでの、発想や努力のストーリーが、デザインを目指す人たちにヒントを与えてくれます。
僕なりにサルヴァトーレ・フェラガモをまとめてみると「まずは靴を愛するということ(靴を履く人を愛する)」があって、5つのインスプレーションを活用していた。
1)カスタマーからインスプレーションを得る
2)マテリアルからインスプレーションを得る
3)多様な文化からインスプレーションを得る
4)歴史からインスプレーションを得る
5)時代からインスプレーションを得る
アルノ川のたたずまいが、フィレンツェでほっとする場所。
アルノ川沿いの、Hotel Lungarnoで休憩。
このホテルはフェラガモグループのホテルで、アルノ川に面していて、ロビーからもアルノ川とベッキオ橋がよく見えます。
ここのロビーで白ワインをいただく。
ワインの中に、反対側の建物が映り込みます。
ロビーのインテリアも、開放的でありながら、センスよく、訪れる人の心をなごませる。このインテリアと窓の外のアルノ川の景色が、最上の時間をくれます。思わず2時間ぐらい、のんびりしていました。
夜になると、アルノ川とベッキオ橋には、照明が灯り、昼とはまた違う美しさを見せてくれます。
夕食は、Trattoria 4 Leoniでフィレンツェの料理を楽しみました。このお店も4月にも来ましたが、フィレンツェで1550年に開業した老舗。庶民的な値段なので大人気のお店です。
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