2011年6月30日木曜日

廣村正彰さんの展覧会と講演(1)


池袋西武で開催されていた「廣村正彰展 ジュングリン---意識が動く映像」を見に行ってきました。入り口には、下記のような内容がかかれていました。


繰り返される毎日。私たちは日々大量の情報に接しています。
でも覚えているのはほんの少し、時間が経つと消えていきます。
では、ずっと覚えていることって、どういうことでしょう?

日常でのちょっとした気づきが生まれたとき、いつもと同じなのに何かが違うと意識する瞬間、私たちの脳に反応し記憶します。

Junglin'は百貨店をテーマに、日々繰り返されるおこないや、日常的な動作、ありふれた風景などから、一瞬 脳が発火し「意識が動く瞬間」を発見する映像の展覧会です。

この展覧会では、廣村さんなら、きっとグラフィックデザインやサインデザインが展示してあると思うのだが、グラフィックデザインは入り口だけ。サインデザインは会場の番号だけという、みんなの期待を肩すかしするような構成です。映像を使って、日常の気づきを表現している展覧会だったのです。


作品1 ラッピング 包装紙で商品を包みます。
商品はラッピングすることでそのモノが持っている質感や色彩が隠され、カタチだけが浮かび上がります。商品のシルエットは本来の機能を明解に表し、モノを包むという行動はデザインの本来の姿を探しだすことに似ているのではないでしょうか?


作品2 シャツ シャツのディスプレイです。
紳士服売場で整然と並んでいるストライプのシャツ。その模様が時間をかけて変化します。ビジネスの正装としてのシャツは、機能的な物質とグラフィックパターンという2つの要素に分離されることで、ルールとファッションの関係に「気づき」が生まれます。


作品3 ショッピングバック お買い物をした紙袋の中を再現します。
5つの紙袋、5人のショッピングバック。買い物をした時のレジの様子を透かして観ることができます。買い物をした袋の中身からその人の志向性を知ることができます。またレジの店員は買われた商品群を瞬間的に重さとカタチの組み合わせを判断することができるのです。


作品4 ラウンドウォール 買い物の楽しさを客観的な映像でおみせいたします。
レンズでとらえる人間と背景との関係を実験、考察してみます。なにげなく回遊している百貨店の中で どのように買い物しているかが発見できるかもしれません。


作品5 ドア ドアの内側と外側を別々な時間帯で撮影し、2つの映像を合体します。
百貨店には沢山の入口があり、多くの人々が出入りします。その行き来を凝視することはあまりありません。時間を変えて撮影した2つの映像を合わせることで、無意識に行われている動作や行為に人間の脳は連続した関係を見つけようとするでしょう。


作品6 カラーバトン たくさんのモノが一定のリズムで送られていきます。
百貨店にはたくさんのモノがあふれています。そのものの中から 色のグラデーションを探してみました。モノが人の手によって順番に送られていく様を表現しました。本当に送っているのではなく、1枚の画像が移動しているだけですが、バケツリレーのような印象に意識が発火し、映像のしくみにだまされることと思います。

展覧会の最後に、入り口に行くと、廣村さんに遭遇。そして、次に山研一期生の吉沢さんに遭遇。デザイン界は狭いですね、ひさしぶりに吉沢さんと近況などのお話をしました。


そして、展覧会の翌週に、本学の大学院特別講義に、廣村さんが来ていただきました。昨年度の講義に続いて、2年目の講義です。この展覧会の話から、廣村さんの多彩な活動と考え方を紹介してもらいました。ちょっとメモ。
・日常生活の中で、なんだろうなということを見つける、脳が発火する瞬間
・いろいろな言葉がる、はた言葉、洋服をきるのも言葉、字で曖昧がカタチになる
・眼は常に動きつづけている。傾きを見て、字を見分けている、斜めに見る脳がある
・字を通した視覚伝達の研究→「伝わる」

僕は、ますます廣村さんの考え方とデザインが好きになってしまいました。懇親会では、みんなで写真撮影。講義は大学院生しか参加できませんが、懇親会には学部の学生も参加して楽しい時間をすごしました。




廣村正彰(ひろむらまさあき):グラフィックデザイナー
廣村デザイン事務所代表。日本科学未来館CI・サイン計画、東京工芸大学UI計画、日産自動車デザインセンターサイン計画、平城遷都1300年記念事業シンボルマークロゴデザイン、横須賀美術館VI・サイン計画、西武池袋本店構造改革ディレクション等。毎日デザイン賞、KU/KAN賞、SDA大賞、JAGDA賞など受賞多数。


2011年6月29日水曜日

ヒューマンセンタードデザイン(HCD)特集号を発売

日本デザイン学会より「デザイン学研究特集号:ヒューマンセンタードデザイン(HCD)」が発売になりました。最初にこんな文章が書いてあります。

「ヒューマンセンタード(HCD)」をテーマに特集を組むにあたり、様々な分野でHCDが活用されている事例と方向性を集め、新たなるHCDの可能性を探ることを目指した。

特にこの特集号では、従来のユーザビリティの改善のためのHCDにフォーカスするのではなく、ユーザの観察を通してイノベーションを生み出すようなアプローチにも着目をしている。ユーザの観察を通して、ユーザの体験や本質的な価値を理解することで、新たな発想や提案に繋がる。


表紙のイラストは、本研究室のM2の石田君が担当しました。


特集「ヒューマンセンタードデザイン(HCD)」
  山崎和彦(千葉工業大学)
ユーザエクスペリエンスデザインのためのデザイン発想手法の提案
  山崎和彦(千葉工業大学)
HCDのためのラピッドエスノグラフィー
  櫛 勝彦(京都工芸繊維大学)
人間中心設計とユーザシナリオの活用
  岡本 誠(はこだて未来大学)
HCDと構造化シナリオ手法- 概要と活用事例
  柳田宏治(倉敷文化芸術大学)
  上田義弘(富士通デザイン)
  郷健太郎(山梨大学)
  高橋克実(ホロンクリエイト)
  早川誠二(リコー)
  山崎和彦(千葉工業大学)
HCDのためのアクティングアウト- 寸劇を通じてユーザのコンテキストを知る
  浅野 智(横浜デジタルアーツ専門学校)
HCDの実践とエスノグラフィックアプローチ
  蓮池公威(富士ゼロックス)
  田丸恵理子(富士ゼロックス)
  戸崎幹夫(富士ゼロックス)
ビジネス・エスノグラフィの実践と展望- 人間中心イノベーションに向けて
  田村 大(博報堂/東京大学大学院)
HCDのためのツール開発- 利用品質向上を具現化するデザインツールの必要性
  髙橋克実(ホロンクリエイト)
HCDの手法化と実践- ビジネスに役立つ手法開発のすすめ
  鱗原晴彦(ユーアイズデザイン)
行動観察による潜在ニーズ抽出と製品・サービスのイノベーション
  松波晴人(大阪ガス)
HCD活用によるICTデザイン
  上田義弘(富士通デザイン)
WebサイトにおけるHCDの実践
  近藤 朗(日立インターメディックス)

この本は日本デザイン学会春季大会でも販売していましたが、販売用に持って来た本は、すぐに売り切れてしまいました。みなさんが興味を持っていただいたようで、よかったです。


#この本は一般書店では販売していません。注文は日本デザイン学会に問い合わせてください(定価は2500円)

2011年6月25日土曜日

エコデザイン特集号が発売


日本デザイン学会より「デザイン学研究特集号:エコデザイン」が発売になりました。

この特集号では、エコデザインをテーマに、デザイン研究的なアプローチと、プロのデザイナーによる実践的なデザイン制作的なアプローチの解説が掲載されている、とても貴重な書籍です。

実は、僕はこの本の編集にかかわっていましたが、いろいろとあり、1年以上遅れて、やっと発行することができました。

この本は、エコデザインやサスティナブルデザインに関して、多面的な見方を集めた内容になっていると思います。

表紙のイラストは、本研究室のM2の石田君が担当しました。


エコデザイン特集号の出版に際して- これからのエコデザインを考える
  上原 勝
エコデザインの基本・役割と生き物
- エコデザインのはじまりから近未来社会への準備
  上原 勝
サステナブルデザイン - サステナブルな社会を作るためのデザイン
  益田文和
1971年から1999年まで日本で開催されたエコデザインの活動
  ウエダ エジウソン
エコデザインと材料 - 材料計画からのアプローチ
  青木弘行
エコデザインに関する感性的側面の考察
  佐藤弘喜
動くエコデザイン - 次世代公共交通機関へのアプローチ
  福田哲夫
情報とエコデザイン
  山崎和彦
エコデザインのための設計 - 家電製品、情報機器における開発戦略と製品設計
  山際康之
エコプロダクツデザインの実践 - METAPHYSのエコ商品事例とエコプロダクツコンペ
  ムラタ・チアキ
エコデザイン展の活動 - JIDA東日本ブロック環境委員会のエコデザイン活動
  浅井治彦
魅力あるエコデザイン
  佐藤 徹
サステナブルデザインと教育 - デザインで学び問うこと
  本田圭吾
あかりとエコデザイン - 人と自然に優しい照明環境
  石田聖次
日用品とエコデザイン - 開発現場の現状と今後
  永井 尚
住宅とキッチンのエコデザイン
  黒田秀雄


#この本は一般書店では販売していません。注文は日本デザイン学会に問い合わせてください(定価は2500円)。

2011年6月20日月曜日

災害問題研究会-3 竹原あき子氏からの提言

JIDA災害問題研究会のシンポジウムでは、

パネルディスカッションの中で、会場より竹原あき子氏より災害問題への取り組みに対する提言がありました。

特にフランスでの取り組みを紹介して、日本でのより真剣に取り組むことの必要性を強調していました。

環境情報を視覚的に表現したデザイン
家庭で、どの程度の電気が使用されているか分かる機器

JIDA災害問題研究会のWebサイトを参照

2011年6月19日日曜日

日本デザイン学会春季大会での発表

6月24日(金)からの日本デザイン学会春季大会では、僕が関連する発表では、以下の8件があります。

すべての発表に参加したいのですが、当日の状況でどうなるやら、、先行き不透明です。


6 / 25(土) 9:00 〜11:00 テーマセッション:情報デザインのプロセスと手法
A02 思い出からの発想
小谷津 のぞみ*, 山崎 和彦**(千葉工業大学大学院*, 千葉工業大学**)

A03 メタファを利用したプロダクトデザインの研究
三丸 拓也*, 山崎 和彦**(千葉工業大学大学院*, 千葉工業大学**)

A04 デザインイノベーションに適したユーザー調査結果の分析手法の研究
稲葉 貴志*, 山崎 和彦**(千葉工業大学大学院*, 千葉工業大学**)

A05 タッチインターフェースに効果的なプロトタイプ手法の提案
新井 青磁*, 山崎 和彦**(千葉工業大学大学院*, 千葉工業大学**)

6 / 25(土) 11:00 〜12:00 ポスター発表
P47 製品開発におけるペルソナ手法の導入と活用
水本 徹*, 有吉 俊輔*, 山崎 和彦**(シスメックス株式会社*, 千葉工業大学**)

P48 User-Business Map を用いた医療用機器への人間中心設計の適用
三島 義博*, 山崎 和彦**(シスメックス株式会社*, 千葉工業大学**)

6 / 25(土)13:00 〜15:00 インタフェース
E10 電子書籍の読む状況に適したインターフェースのデザイン提案
高津 美穂*, 山崎 和彦**( 千葉工業大学大学院*, 千葉工業大学**)


6 / 26(日) 9:00 〜10:40 テーマセッション:コミュニケーションとコミュニティ、コンセプトと表現      
A11 デザインプロセスにおけるスケッチを活用した コミュニケーションの提案
石田 貴昭*, 山崎 和彦**( 千葉工業大学大学院*, 千葉工業大学**)

テッド・セルカー(カーネギーメロン大)が革新的なデザイン事例を語る

山崎研究室では、ユーザーエクスペリエンス関連する海外の研究者やデザイナーをお招きして、講演会を開催しています。

今回は、元MITメディアラボ准教授で、現在カーネギーメロン大学准教授のテッドセルカー氏をお招きして、どのようにして革新的なデザインを創造するのかという講演会を開催します。
皆様のお越しをお待ちしています。


第6回Smile Experience 講演会「テッド・セルカー(カーネギーメロン大学准教授)がデザインインテリジェンスを語る」

日時:7月5日(火)18:00開場 18:30-20:00 講演
主催:千葉工業大学工学部デザイン科学科山崎研究室
共催:UXD initiative、日本デザイン学会サービスイノベーション部会
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス7号館1階フレキシブルワークスペース(JR津田沼駅より徒歩5分)
定員:30名(申込順)
参加費:無料(懇親会3000円程度)
申込:こくちーずより、7月1日(金)までに申し込み(先着順)

概要:
元MITメディアラボ准教授で、現在カーネギーメロン大学准教授のテッドセルカー氏が、これまでの経験、研究や作品を紹介しながら、どのように革新的なアイデアのデザインを生み出すかについて語ります。

ここでは、デザインインテリジェンスという視点より、新しいコンセプトのコンピューター、キッチンから車まで、多様なプロジェクトで革新的なコンセプトを創造するデザイン事例を通して、どのようにインスピレーションと評価が進められていくのか話をする。

講演は英語ですが、僕の方で、少し日本語での解説をします。

講師紹介:
博士というより、発明家というのがふさわしい、多様な活動。MIT Media Lab.に行くまでに、 IBMアルマデン研究所(Fellow)、Xerox PARC 、 Atari Research Labs.などを歴任。

IBMアルマデン研究所では、Fellowとして、IBM ThinkPadのTrack Pointという入力デバイスを開発したことでも有名。

MIT Media Lab.
では、Context Aware Computing, Counter Intelligence、Design Intelligenceなどのグループのリーダーとなり、日本企業ではアルプス、クリナップ、パナソニック、リコーと、欧米の企業では British Telecom, Campbell’s soups, Chrysler, Ford, MasterCard, McDonald’s, Pepsiなど多くの企業とコラボレーションを続けた。

・Ted SelkerのWebサイトを参照
・Counter Intelligenceのプロジェクトはこちら

■これまでのSmile Experience講演会はこちら
第5回Smile Experience講演会
 「石井 裕(MITメディアラボ 副所長)が未来を語る

第4回Smile Experience 講演会
 「Kun Pyo Lee氏 ポストユーザーセンタードデザイン」
第3回Smile Experience 講演会
 「佐藤啓一氏 HCD イノベーション」
第2回Smile Experience 講演会
 「Kevin Clark氏 ブランドエクスペリエンス」
第1回Smile Experience 講演会
 「Hyo Jung Seo氏 テクノロジーアートの世界」

2011年6月17日金曜日

15周年のライブコンサート

Swing BacchusというビックバンドのJazzバンドがはじまって15年になりました。

僕は、たぶん創立の翌年ぐらいから参加しているので、14年ぐらいやっていることになると思います。あいかわらず同じような曲、しつこくしつこく、毎週土曜日に3時間ぐらい練習しています。

先日は、新大久保のDACという楽器屋の地下で、15周年記念のチャリティコンサートを開催しました。100名程度の参加者に来てもらい、2時間のライブを無事に終了しました。多くの友人が聞きにてくれて、大変ありがたかったです。


Swing BacchusのWebサイトはこちら
これまでの活動はこちら

産学コラボレーションによるデザイン


6月24日(金)より26日(日)に千葉工業大学にて日本デザイン学会春季研究発表大会が開催します。この大会は、「産学コラボレーションによるデザイン」というテーマで国内外デザイン関係者が約500名が参加する大会となる予定です。

これまで同様に200点以上のデザイン関連の多様な研究の発表がありますが、本会の特徴は、産業界の人にも興味がある、喜多俊之さんの講演、家電メーカーや自動車メーカーのデザイン責任者などのセッション、講習会や産学セッションがとても充実していることです。

また、社会で実際にデザインに関連する仕事をされている人が集まる「デザイナーズミーティング」という企画も用意してありますので、ぜひお集りください。


皆様のお越しをお待ちしております。


タイトル:日本デザイン学会春季研究発表大会
日時:6月24日(金)より26日(日)
場所:千葉工業大学津田沼キャンパス(JR津田沼駅より徒歩5分)
詳細:http://www.design-cit.jp/jssd/


代表的なプログラムの例

特別講演「未来のためのデザイン」24日(金)14:20-15:40
講師:喜多俊之(プロダクトデザイナー/大阪芸術大学デザイン学科学科長)
概要:閉塞感のある日本の状況を変える一つヒントはデザインにあります。これまでの体験や作品を紹介しながら、これからの未来のデザインについて語る。絶対に聞き逃してはいけない、未来のための貴重な提言。こちらも参照。

■講習会A「情報を分かりやすくする視点と技術、インフォグラフィックスの基礎」24日(金)12:10-14:10
講師:木村博之氏(Tube Graphics)、上平崇仁氏(専修大学)

■講習会B「21 世紀の持続可能な社会をめざして、エコデザインの基礎」24日(金) 12:10-14:10
講師:浅井治彦(明星大学造形芸術学部、JIDA 環境委員会委員長)

■特別セッションA「乗り物の未来とデザイン」24日(金)15:50-17:50
セッションリーダー:木村徹(名古屋工業大学)
パネリスト:・上田太郎(日産自動車株式会社グローバルデザイン本部デザインディレクター)・布垣直昭(トヨタ自動車株式会社デザイン本部本部長)・海老澤伸樹(株式会社本田技術研究所常務執行役員)・松井龍哉(フラワー・ロボティクス株式会社 代表)

■特別セッションB「家電・情報の未来とデザイン」24日(金)15:50-17:50
セッションリーダー:河原林桂一郎(静岡文化芸術大学デザイン学部)
パネリスト:・有吉 司(株式会社日立製作所研究開発本部デザイン本部長)・井上雅弘(株式会社東芝デザインセンター長)・加藤公敬(富士通デザイン株式会社 代表取締役社長)・森憲朗(LG Electronics Japan Lab. (株)日本デザイン研究所次長/責任研究員(チーフデザイナー))

■デザイナーズミーティング 24日(金)18:00-19:30
概要:プロのデザイナー、これからデザイナーを目指す学生やデザイン関係者が集まり、交流や情報交換をする。ささやかな飲み物も準備する予定です。

■産学セッションA「W e b とU X デザイン」25 日(土)15:10-17:10
セッションリーダー:浅野智(横浜デジタルアーツ専門学校)
パネリスト:安藤昌也(千葉工業大学)・脇阪 義則(楽天)・坂本貴史(ネットイヤーグループ)

■産学セッションB「これからのデザイン・スキルと産学連携の可能性」6 月26 日(日)14:10-16:10
セッションリーダー:山内勉(福井工業大学)
パネリスト:・青木 史郎 (財団法人日本産業デザイン振興会常務理事)・吉良 康弘(信州大学教授)・橋田 規子 (芝浦工業大学教授)・上田義弘(富士通デザイン株式会社プロダクト&サービスデザイン事業部長)・吉田道生(日本サムソン株式会社デザインチーム長)

■下記のようなテーマを中心に、200点以上の個別の発表もあります。
創造性研究部会 「デザイン思考とデザイン力」
情報デザイン研究部会 a 「情報デザインのプロセスと手法
情報デザイン研究部会 b 「知覚・認知とインタラクション」
情報デザイン研究部会 c 「コミュニケーションとコミュニティ」
情報デザイン研究部会 d 「コンセプトと表現」
情報デザイン研究部会 e 「テクノロジーとメディア」
サービスイノベーションデザイン研究部会 「サービスイノベーションデザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 a 「デザイン科学の枠組みとタイムアクシス・デザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 b 「形態論と創発デザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 c 「感性デザインと情緒デザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 d 「ロバストデザイン,ユニバーサルデザイン,ユーザビリティ」
家具・木工部会 「伝統的資源と現在学」
「防災・安全」

日本デザイン学会春季研究発表大会のWebサイトはこちら
これまでの日本デザイン学会関連の活動はこちら

2011年6月15日水曜日

災害問題研究会-1 浅井さん

日本インダストリアルデザイナー協会の災害問題研究会のフォーラムに行ってきました。

六本木のアクシスに40人ぐらいの人が集まって、まずは環境委員会の浅井先生のお話を聞きました。

Forecastingから考える。

ミレニアムシティの挑戦。


4Rという視点。まずは、1Rから考えはじめる。

トーネットはエコデザインの代表例。
4Rとキーワードのマトリックスで考える。


災害問題をサスティナブルやエコデザインという視点から見る。特に、省電力を考えていけば、必然的に結びついていく。

ポイントとしては、省電力をネガティブにとらえるのではなく、これからの魅力的なライフスタイルとしてとらえられるように、デザインからのサポートを考えていく。

例えば、電気を使わなくても楽しい商品、電気をあまり使わない事がかっこいい商品、、やるべきことはたくさんありそうだ。

2011年6月13日月曜日

隠れ家


先週は、コンテントエボリューションのケビンクラーク氏が日本に来ていたので、隠れ家のような所で、いろいろな話をしました。

ここが、その秘密の隠れ場所のようなところ。某ホテルの共有スペースですが、無料で、静かに、ゆっくりと話をすることができる場所です。日本にもこんな場所があったのかと思うような場所です。

とりあえず、二人で話したポイントを忘れる前にメモをしておきます。

・イノベーションのためのアプローチを図式化する
・国際的なコラボレーションのフレームワークを稼働させる
・国際的な教育システムを構築、稼働させる(イノベーション、エクスペリエンス、デザイン)
・出版、教育、コラボレーションのサイクルを5年で回す
・この5年周期のサイクルを5回まわす(死ぬまでに)

僕としては、日本でのコミュニティの活動と結びつけることができればと考えています。

それから、これは二人で話したことではありませんが、今回もまた自分の勉強不足を痛烈に感じました。もう少し時間をとって本を読みたいと思います。

コンテントエボリューション(Content Evolution)は、ケビンクラークが代表をしている、調査、戦略、ブランドとエクスペリエンスのコンサルタント会社のようなものです。特徴は、各分野の専門家とコラボレーションをすることです。僕は、この会社のアドバイザーや、共同研究やビジネスのコラボレーションをしています。

今回は、うちのバンドのライブに来てもらったり、UXD initiativeの研究会で話をしてもらったり、ほとんど毎日会っていました。次は、7月にHCD-Netで企画しているNew YorkでのツアーやフロリダのHCI International 2011で会う予定です。

もともと、ケビンとは、前の会社の時に、たぶん10年間ぐらい、毎週電話会議で話をして、3ヶ月に一度ぐらいアメリカか日本で会っていたのですが、最近は、またそんな感じになってきたのが不思議です。

Research Starting the journey with an intentional understanding of marketplace and customer insights, and exploring which ideas and constituencies can help you most, and which can hold you back.

Strategy Linking external insights with a core understanding of what set you in motion with passion, what drives it today, and how to better gain and allocate resources to thrive today and create long-term momentum.

Brand Discovering authentic promises you can keep and deliver with differentiation – invoking as many of the five human senses as possible to make the brand promise come alive in hearts and minds.

Experience Making the brand promise real every day, through employee brand ambassadors, business partners, and the processes that deliver the organization’s intent in compelling and vibrant ways.

2011年6月12日日曜日

情報デザインフォーラムの作戦会議と懇親会の予定

6月24日(金)より26日(日)の日本デザイン学会春季大会にあわせて、下記のような会を企画しました。

これからのワークショップの活動や、情報デザインフォーラムの活動などについて相談と懇親会。皆様のお越しをお待ちしています。


■情報デザインフォーラムの作戦会議と懇親会
■日時:6月24日(金)19:40-21:40
■場所:くいもの屋わん 津田沼店 (JR津田沼駅より徒歩3分)
■定員:10名
■内容:

情報デザインフォーラムの作戦会議と懇親会
・8月に検討されている静岡と津田沼でのワークショップの検討
・9月の情報デザインフォーラムの検討
・今後の活動

■申し込み:こくちーずより申し込んでください。
■申し込み締め切り:6月21日(月)
■Twitterハッシュタグ:#infodf

参加予定者:浅野先生(横浜デジタルアーツ専門学校)、木村さん(Tube Graphics)、寺沢先生(はこだて未来大)、上平先生(専修大)、原田先生(千葉工大)、安武先生(常葉学園)、小池先生(東京都市大)、安藤先生(千葉工大)、山崎先生(千葉工大)

情報デザインフォーラムのWebサイトはこちら
これまでの情報デザインフォーラムの活動はこちら

2011年6月4日土曜日

木村さんのインフォグラフィックス講義

木村博之 (Tube Graphics/代表)さんが講義に来てくれました。
昨年「インフォグラフィックス」という本を出版した木村さんが、語ってくれました。

Attractive, Clear, Simple, Flow, WordlessをFraming/ Reframingでくくる。


生活環境のデザイン分野と情報デザイン分野の比較。
伝わるから見えてくるインフォグラフィックスの二つの方向
・人から人:魅力的で分かりやすい表現
・人とモノ:機能的で間違いない表現

インフォグラフィックスのデザインプロセスのポイント。
ConceptoはClear,Simple,Flow,Wordlessとつなげる。
左下にAttractiveがあり、右上にFraming Re-framingを位置づける。


このフレームを基本に視点を考える。
木村さんの作品例の紹介。
今回も木村さんから学ぶことができました。
・どのような視点でインフォグラフィックスを作るかが重要
・その視点を、別の視点で見ることで新たな気づきを得ることができる

そして、懇親会と帰りの電車では、これからの作戦の打合せもできて、大収穫です。

6月24日(金)日本デザイン学会春季大会の初日が終了後に、情報デザインフォーラムのメンバーなどで、新しいプロジェクトに向けて作戦会議と宴会をします。

木村博之さんについてはこちら
「インフォグラフィックス」の本はこちら
これまでの大学院特別講義はこちら

2011年6月3日金曜日

JIDA災害問題研究会シンポジウムのお知らせ

デザインで災害問題に少しでも、貢献できることはなんだろうか?

日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)では、さっそく災害問題研究会を開始して、多様な検討を始めています。第一回シンポジウムを来週の月曜日に開催します。まずは、この夏に直面する節電問題から。

僕も、参加してみなさんとディスカッションをしたいと思います。

=====================
…これからの暮らし方…
Vol.01 この夏を快適に過ごすクールライフ

震災後、電気量の低下による節電が行われています。そして、これから訪れる夏の供給電力不足が予想され、電気を大切に扱う事を改めて考えなければならない状況にあります。
これまでも多くの方々や団体が、地球温暖化防止に対する対策として検討し発進がありました。それらの情報を集約し、整理し、再検討を行い、まとめる事で、電気を節約しながら快適な生活をおくる事ができるのではないかと考えます。
今後の節電対策を明確化するために、シンポジウムを開催します。

テーマ:この夏を快適に過ごすクールライフ
日時:2011 年6 月6 日(月)18:00~20:00(開場:17:30 終了後懇親会)
場所:六本木AXIS ビル4F AXIS ギャラリー
参加費:1,500 円(懇親会費等)
主催:JIDA 社団法人日本インダストリアルデザイナー協会 災害問題研究会

概要
18:00~(開場17:30)基調講演:
・浅井治彦(明星大学教授/JIDA 環境委員会代表)
 サスティナブル社会がもたらすクールライフ
・石田聖次(LIGHTSCENE 代表/JIDA 災害問題研究会担当理事)
 照明で節電…快適な照明環境のつくりかた
19:00~パネルディスカッション
・これまでの節電アイデア
・前半はパネラーの意見交換、後半は会場の方々と意見交換
20:00~21:00 懇親会

詳細および申込はこちら