今日の13:00より八丁堀の内田洋行新川オフィスにて、本学の学外展が開始されます。16:00からは、プロダクトデザイナーの黒川雅之さんの基調講演、18:00からオープニングパーティもありますので、また、フードデザイナーの中山晴奈さんのお料理と飲み物のケータリングです。今年も、美しくおいしい料理が期待大です。ぜひいらしゃてください。
学外展では80点程度の学生の作品と、15点のOBや教員の作品も展示されます。OB作品の中で、とくに僕が注目しているのは下記の3点です。
レンダリング(渡辺一樹:日産自動車株式会社)は、学生時代からとても絵が好きで、昨年卒業して日産に就職した渡辺さんの力作。
ソファ(加茂下喜人、田中智章:用工舎)は、組み立て式の家具になっている。
自転車(角南健夫:有限会社TSDESIGN)は、エコデザイン展でも出展した、美しいアルミ製。
■展示されるOB・OG ・教員作品のリスト
グラフィック、ジュエリー(大江安芸:有限会社でん)
ヘルメット(住友太郎:ミドリ安全株式会社)
水引(横溝賢、村井麻理子:株式会社デザインヤード)
自転車(角南健夫:有限会社TSDESIGN)
ソファ(加茂下喜人、田中智章:用工舎)
住宅設計(山下光弘:設計事務所)
日記本サービス(瀧澤啓太:ATIEK)
広告(内山えり奈:株式会社博報堂プロダクツ)
いす(佐々木達郎:東環境・建築研究所)
事務機器(東山慎司:株式会社キングジム)
レンダリング(渡辺一樹:日産自動車株式会社)
駅前広場(林卓磨:千葉工業大学 研究生)
クリーン水槽(上原勝:千葉工業大学)
Smile Morning(山崎和彦:千葉工業大学)
ビジネスバッグ(松崎元:千葉工業大学)
2011年2月24日木曜日
本日より展覧会を開始。
2011年2月22日火曜日
タイポグラフィーと私(2)
「タイポグラフィーと私」の講演会のつづき
中島先生のお話、
上記のブロックマンのポスターは印象深い作品。大学3年の時にポスターを見て、文字の扱いの美しさに感動した。書体はできるだけ一つの書体、サイズもできれば一つの書体という考えが頭にあった。広告では、伝えることを考慮すると、どのような書体を使うのかは重要である。その時に、このポスターは自分の仕事にとても影響を受けた。全体のスペーシングの取り方も緊張があり、すばらしい。
「ウールマークの新聞広告」では、広告は整理することがまず重要であることを実践したものである。書体は一つ、大きさは二つにしぼった。情報を整理をしないと5ぐらいの書体になってしまうかもしれないが、整理をしたので、書体は一つになった。
「ウールの15分間入浴法」のように文字を一つのまとまりとしてデザインした。つめることにより周りの余白が生きてくる。a1という書体は読みやすく、デザインを感じさせない。
「さくさく、 ぱちん。」という文字組では、文字をシンボル化して、ぱちんという音を感じさせるようにしている。ボディコピーは、同じ書体にしたいが、トップはキャッチフレーズにするため にゴシックにしてある。「肩の型。」も一つの文字組をした。
右下の、「ウールは、愛着にこたえてくれます。」一番小さい字をきれいにくまないと、全体がきれいに見えてこない。すべての文字を、ピン セットで移動して、美しく読みやすくなるように調整する。
「ポールランドの仕事、Westinghouse社のロゴや専用書体」は僕の中にはいってきた。シンボルの考え方もよかった。Westinghouse社専用の書体を用意した。この書体は、stの部分だけ違うだけで、ロゴように見えてくる。Westinghouse社のロゴや専用書体が、忘れられない。僕の「View Card」の仕事に、20年前に見たポールランドの仕事が生きてきた。eだけ小文字にすることで、全体がロゴしてきた。
(学生へ)
ブロックマンとは、ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(Josef Müller-Brockmann)という、スイスのグラフィックデザイナー。スイスグラフィックの代表的なデザイナーや、グリッドシステムの提唱者としても有名。
これまでのまとめ
タイポグラフィーと私(1)
タイポグラフィーと私(2)
タイポグラフィーと私(3)
タイポグラフィーと私(1)
「20世紀のポスター[タイポグラフィ]—デザインのちから・文字のちから—」という展覧会の記念イベントに行ってきました。
演題:「タイポグラフィと私」
講師:佐藤晃一氏(多摩美術大学教授)、中島祥文氏(多摩美術大学教授)
司会:澤田泰廣氏(多摩美術大学教授)
会場:国立科学博物館附属自然教育園最初は、佐藤先生のお話。
子どものころからポスターを作ることが好きだった。高校生のころ、アイデアという雑誌が出た時に、資料請求をしたら、ブロックマンの特集号の抜き刷りを送ってくれた。それを机の上に張って仕事をしていた。
20代のころに芝居のポスターをやったいた。「死のう団」というポスターは、書のような書体を活用した。「桜姫東文庫」では組版がに時間をかけている。
「竹尾のペーパーショー」漆の手法を文字に活用した、絵画的なアプローチのポスター。福田繁雄先生の研究室にこのポスターが張ってあった。
「グラフィックデザインの表紙」で は、絵と字の中間的なアプローチ。グラデーションと筆の世界の相性がある。
「屏風」内田繁さんに頼まれて作った。日本語に対するこだわり。日本のモチーフがあるから、日本 的だというのではなく、日本語の表現というアプローチを目指した。(中島先生、佐藤先生の表現は、絵画的表現かイラストレーションか?)友人はみんなイラ ストレーターになった。自分はデザイナーだが、いつも絵画的表現が抜けない。
「20世紀のポスター[タイポグラフィ]—デザインのちから・文字のちから—」はこちら。
これまでのまとめ
タイポグラフィーと私(1)
タイポグラフィーと私(2)
タイポグラフィーと私(3)
2011年2月20日日曜日
DSST デザインコンセプトの講習とワークショップ
DSST(Design Skilled Standard Trial Program)の一つとして「コンセプトための手法」という講師を担当しました。これは、文科省の産学連携による実践型人材育成事業ー専門人材の基盤的教育推進プログラムの一つ。
場所は六本木のデザインハブで、参加者は40名ぐらい。プロダクトデザインについて初めての人を対象にしていますが、正直言って、多様な人が参加していて、どのような内容にしたらよいか迷っていました。
「プロダクトデザイン」の本がテキストになっているので、この本の内容を基本にしながら、それだけではおもしろくないので、いくつかの事例を準備しました。また、会場の状況で、ワークショップもやるのもいいかなと思って、準備しました。
結局、説明資料の7割ぐらいのところで、ワークショップを開催。初めてスケッチを描く人もいたと思いますが、とてもよいアウトプットができたと思います。聞いているよりも、自分で考えて体験してみる方が、学びの効果があるので、たぶん、ワークショップは学びに役に立ったと思います。
最後の質問では、どのような発想法をしたらよいのか?ユーザー要求と企業での要求をどのようにコンセプトとしてまとめるのか?など、ポイントをついた質問もいただけました。また、講習会終了後も、どのようにしたら新しい発想できるか、などなど質問をいただけました。
参加者はとても多様な参加者でしたが、Web系?の人も多かったと思います。参加してくれたみなさん、お疲れさまでした。
最後に、受付を担当してくれた千葉工大の2年生の二人と、今回のプロジェクトをとりまとめてくれた横田さんと記念写真。最近、千葉工大の学生が、いろいろな所へ積極的に参加してくれるので、うれしい。
デザインハブの中央部では、JAGDAが主催で「Romance」という展覧会を開催していた。
内容は、同じ音源を用いた30秒の携帯電話を意識したモーショングラフィックス。でも、これって僕らが、Flashのワークショップでやったと同じことだなと思いました。会場では、多くのディスプレイがあり、そこで同時に映像を見ることができるが、携帯電話を意識しているのであれば、携帯電話のコンテンツを配信して、会場では、携帯電話のサイズのディスプレイで見せた方が効果的だったのでは?

・このDSSTのデザイン教育プログラムについてはこちらを参照
・JIDAの告知情報も参照
2011年2月19日土曜日
千葉工大OBのデザイン作品の展示

来週の25日(金)より東京で開催する学外展では、学生の優秀作品だけでなく、千葉工大のOB・OGの作品や教員の作品が展示される。
昨年より、このような展示を開始して、今年で2度目となる。15人のプロの作品のなかには、昨年千葉工大を卒業してプロになった作品も含まれている。
会場で配布するパンフのデザインもできたようなので、掲載します。
僕が、4年前にこの大学に来て、驚いたのは工業デザイン学科が出来てすでに20年の伝統があり、社会で多くのOBを活躍しているのに、社会でその活動が思ったより知られていないことでした。
この展示会場は、東京駅からも近いところなので、ぜひおいでください。
・今年の学外展の情報はこちらを参照
・昨年度のOBの展示はこちらを参照
2011年2月18日金曜日
IBMデザインの会
IBMのデザインから学べることは、とても多い。今月は、柳本さんが渋谷のSPBSでIBM展も開催している。せっかくなので、柳本さんと相談して、下記の会を開催することになりました。興味がある人は、ぜひご参加ください。
■タイトル:「IBMデザインの会」
終了後に軽く懇親会(1000円程度)
・話題提供:柳本浩市氏(グリフ)と山崎和彦氏(千葉工大)
・定員:20名(申込順)
■柳本浩市(やなぎもと こういち)プロフィール
デザイン会社を経て2002年Glyph.(グリフ)を立ち上げる。自社の出版物やメーカーとして商品開発、デザイン関連の版権を管理する傍ら、雑誌の監修、編集、執筆や展覧会の企画、プロデュース、キュレーション、企業の商品企画やデザイン、マーケティングを行なっている。主な著書は「SOCIAL=DESIGN」
■山崎和彦(やまざき かずひこ)プロフィール
クリナップ(株)デザイン室と日本IBM(株)
セルフブランドのワークショップ
今年の春季集中ワークショップの第一回は「セルフブランド」のワークショップ。3年生を中心に、2年生、4年生、院生が参加。
グラフィックデザイナーの竹内さんの作品紹介。武蔵美を卒業して、3つの会社を経て、現在はフリーランスで活躍している多様な仕事を紹介してくれた。
多様な仕事であっても、常に文字、グラフィック、映像の基本を守って、完成度の高い作品に仕上げるのが、さすが。「情報デザインの教室」の表紙のデザインのプロセスについても解説。
それから、セルフブランドのワークショップでは、自分のアイデンティティを探すための発想をして、3つの伝えたいこと、知ってもらいたいことをまとめる。それを考慮した名刺のデザインのアイデアを展開。
3月のゼミ合宿には、各自50枚の名刺を用意して、全員の名刺交換をする予定。はたして、自分の伝えたいアイデンティティが伝えることができるかは、ここで分かるはず。自分のデザインが、よかったかどうかは、ぜひ、自分で判断して欲しい。もちろん、聞かれたら僕はアドバイスはしますが、、、。
2011年2月13日日曜日
うれしいウェディング
2011年2月12日土曜日
春の集中ワークショップの予定
今年で4回目となる、山崎研究室の春の集中ワークショップの予定が決まりました。(写真は昨年度のワークショップ)春休みの期間に、スキルをアップさせようという企画です。
今年のテーマ「セルフデザイン」です。これからのデザイナー像の一つに、自ら調査観察、分析、発想、試作、提案、制作、販売まで挑戦するようなことが必要になると思います。そのためのスキルの一部を、みんなで、楽しく学びたいと思います。
1「セルフブランドのワークショップ、うれしい名刺の提案」
・日時場所:2月17日(木)14:00-16:00@新1号棟6階(山崎研究室)
・講師:山崎和彦氏(千葉工大)
・内容:セルフブランド、名刺による体験、名刺のペーパープロト
2「認知科学の基礎ワークショップ、認知インタフェース」
・日時場所:3月2日(水)09:50-12:00@7号館1階フレキシブルワークスペース
・講師:加藤隆氏(関西大学)
・内容:これからのデザインの基礎である認知科学の基礎を学びセルフデザインで活用する。
3「セルフプロダクションのワークショップ、紙を使って考える」
・日時場所:3月4日(金)9:50-17:00@7号館1階フレキシブルワークスペース
・講師:芦沢啓治氏(Keiji Ashizawa Design)
・内容:調査、発想、プロトタイプ、発表まで1dayでおこなうワークショップ。紙を使って考えたデザインは、セルフプロダクションに繋がりやすい。
・持ち物:A4の紙、はさみ、カッター、定規、ホチキス、テープ、筆記用具
4「マインドマップ トライアル講座 + 実践(観察や思考の視覚化)」
・日時場所:3月20日(日)9:50-17:00@7号館1階フレキシブルワークスペース
・講師:淺田義和氏(自治医科大学)
・内容:マインドマップの基礎、観察からマインドマップによる視覚化、複雑なことを分かりやすく視覚化して、発想することをセルフデザインで活用する。
・持ち物:できるだけノートPCを持ってきてください。
■これは勉強会ですが、追加です。
・タイトル「サービスの企画とデザイン(仮)」
・日時場所:3月17日(木)18:30-20:00 @新1号館6階・山崎研究室
・話題提供:佐伯幸治氏(編集・コピーライター)
・内容:サービスの企画とデザインの事例を紹介して、これからの新しいデザインの可能性について学ぶ
講師のプロフィール紹介
加藤隆氏
芦沢啓治氏
淺田義和氏
これまでの春季ワークショップはこちら
2010年 観察・発想・実装のワークショッップ
2009年 本質と視覚化のワークショップ
2008年 手を動かすワークショップ
これまでの研究室の勉強会はこちら
2011年2月9日水曜日
研究室でわっきーがプレゼン
2011年2月3日木曜日
京都で、インタラクションとHCD
毎年、恒例になってきた「HCDとインタラクション in 京都」では、今回は80名以上の参加者でした。受付は、水本さんと高道さんが担当してくれました。
田輪さん、福田さんと八田さんの話題提供では、いろいろな事例を知ることができました。特に、最後の八田さんのお話は、毎年、いろいろなネタを提供してくれる。
その後のパネル発表と懇親会では、それぞれのグループができて、ディスカッション。
僕も、最初は院生のパネルを張って説明。稲葉君の「イノベーションのためにユーザー調査結果の分析手法の提案 」と上田さんの「高齢ユーザーを対象とした製品調査手法の研究」を説明しましたが、観察調査の分析法にとても興味を持つ人が多かったです。途中から、いろいろな人と話の方へ行ってしまいました。
■プログラム
17:00-17:10 「インタラクションとHCD」、山崎和彦氏(千葉工大・教授)
17:10-17:40 「オーバルにおけるインタラクションデザインの事例」、田輪恭久氏(オーバルプラン・代表)
17:40-18:10 「シャープにおけるUI開発の事例とUIへのアプローチについて」、福田江貴氏(シャープ・デザインセンター)
18:10-18:40 「インタラクションデザインの現場 ー 現在とこれから」、八田晃氏(ソフトデバイス・代表)
18:50-20:00 パネル発表及びディスカッション
・「NECにおける人間中心設計へのアプローチと事例」、河野泉氏(NEC・UDブランド室)
・「京セラにおける人間中心設計へのアプローチと事例」、長谷川純一氏(京セラ・ユーザビリティ課)
・「シスメックスにおける人間中心設計へのアプローチと事例」、三島義博氏(シスメックス・デザインセンター)
・「自社開発のiPadアプリ、RecFinger」、中内淑文氏(ユニックスデザイン)
・「ユーザビリティ評価手法SUMとそのソフトウェアの紹介」、上原 信哉氏(和歌山大学)
・「情報操作機器におけるフローデザインパターンの構築および提案」、和田 智紀氏(和歌山大学)
・「コンセプト・リファイン方法の研究 ーストーリーボーディングの提案ー」 、浅野智氏(横浜デジタルアーツ専門学校)
・「経営•組織デザインに生かすHCD ーペルソナ手法の活用」、吉井誠氏(アイ•エス•テイ)
・「サイト固有のカテゴリ構造を考慮したサジェストインタフェースの提案」、木村久美子氏,堀 雅洋氏(関西大学)
・「利用者参加型のスポーツ遊具開発 ユニビークル」、梶川伸二氏(GK京都)
・「シスメックスにおけるペルソナによる開発プロセスへのアプローチ」、水本徹氏(シスメックス)
・「弁当様式のインタフェース:PHOTO Bento、アレックス・コバチ氏、ポール・ワラントン氏、岡澤佳恵氏、中内菜都花氏(京都工芸繊維大学)
・「HCDとインタラクションに関連する活動」、山崎和彦氏(千葉工大)
櫛先生と相談して、来年は、生協に依頼して、懇親会では料理を出そうと思っています。だんたん、京都でのサロンが盛り上がってきましたので、来年もぜひご参加ください。
・渡辺さんのBlogも参照
・浅野先生のBlogも参照
・これまでの京都での活動はこちら
2011年2月2日水曜日
2月は終了と展覧会
2月は、学生たちは卒業研究と修士研究の発表の時期になります。山崎研究室では、院生が5人、学部生が14人が終了する予定です。そのための、論文、作品、発表の準備がまさに山を迎えています。
あかり展も終わったばかりですが、学内展、学外展、そしてミラノサローネへの出展準備という、展覧会関連がけっこうあります。
その中でも、外部展である「デザイン科学フォーラム」はぜひ、おいでください。特に、初日の25日(金)は、黒川雅之先生の講演、オープニングパーティがあります。オープニングパーティでは、内田洋行の若杉さん達とのJAZZセッションも、密かに準備中です。また、26日(土)は産学プロジェクトを中心に、活動発表も開催。
個人的には、IAMAS(岐阜)、リエゾンセンター、企業や研究室でのワークショップの講師もいくつかあります。最近は講演でなくて、ワークショップが多くなってきています。
02月25日(金)-27日(日)デザイン科学フォーラム(八丁堀)
02月20日(日)リエゾンセンターで講師(六本木)
02月17日(木)うれしい名刺のワークショップ(津田沼)
02月10日(木)IAMASにて講演とワークショップ(岐阜)
02月08日(火)修士研究発表会(津田沼)
02月06日(日)日本バーテンダー協会関東総会で演奏(新宿)
02月05日(土)06日(日)学内展(津田沼)