ベリーニの会の報告

マリオベリーニの会では、研究室に20数人が集まりました。ベリーニの事務所で働いたいた三浦英夫さんの話がはじまりました。三浦さんのお話のメモを掲載します。とても勉強になりました。

たまたま、ベリーニの事務所に誰かこないかという、話がきた。そこで決断してイタリアに行った。

ベリーニは、最初に条件を完璧を把握して、最初のプレゼンまで最低三ヶ月の時間をとった。まずは、既存の製品の盲点を探し出す。これはこうあるべきという既成概念を取り払う。そこが見つかったら、スタイリングを始める。

ベリーニは、最終段階では、面と面のつなぎを再検討する。ベリーニはこの段階で、自分のにおいを注入する。つまり、自分のディティールや面の処理を、加える。ここがポイント。例えば、このカメラのシャッターの周りの曲面。


象印の電気ポットの発砲モデルは60個ぐらい作った。とにかく発砲モデルを作る。スケッチはだめ、立体は立体では把握する。

象印の電気ポットの取って。最初のプレゼンで、通常のポットのように取ってを下に取り付けるアイデアを提案した。そして、最後に取ってを上に取り付ける機構とアイデアを提案した。技術的に可能な機構を検討をしたので、そのデザインが採用になった。

ベリーニのすごいところ。最後の集中力、あきらめない、それが自分のやった物をよくする、人によいプレゼンする。

ベリーニの事務所では、よくするために、口喧嘩は当たり前。プロジェクトに関わる人は、どんなことを言ってもよい。お互いに認めているのは、よい仕事することへ情熱。そして、言い過ぎたときの後のフォローが大事。
ベリーニに言われたこと。「企業を選べ」。仕事の依頼がきたら、依頼する企業を調べる。「色を選ぶ時には、12時の反対の色か、両隣の色を選んでごらん。」、これはまずは黄金分割の比率をやってみるのと同様。

イタリアでは、小さな子供に、絵の美しさについて教育している。なんども、このような体験をしているイタリア人は、自然とセンスを身につけている。

イタリアのデザイナーは建築出身が多い。ものを作るには、ものが置かれる空間的視点が大事。

イタリアは縦の文化。日本は横の文化、たとえば円通寺の庭。イタリアでは、おれはこのデザインが好きか嫌い、ここがよくない。日本では、このデザインは一般的には、、このデザインはちょっと固いね、あいまい。

学生へ、ある部分は他人より秀でて欲しい。そして、足りない部分は人と組む。海外へ行く場合は、まず日本の文化を学んで欲しい。

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