UXD initiative研究会「デザインと食を結ぶ感性とロジック」

第2回 UXD initiative研究会「デザインと食を結ぶ感性とロジック」が、恵比寿のコンセント社の会議室をお借りして開催されました。

今回は、安西さんと中林さんが話題提供ということで、ローカリゼーションマップのことなどお話をいただきました。

最初に、文化による地図の違いの話からスタートして、メキシコでのマルちゃんの成功、キッコーマンの醤油の例など、商品と文化の多様な事例を紹介いただきました。

お二人の代表的な活動して、ローカリゼーションマップという活動があります。これは、世界各国の思考や文化を理解することで、現地のニーズに適した商品ができるが、商品の位置づけを思考や文化の視点から視覚化したものです。

いろいろなマップが考えられますが、例えば、下記のようなマップを紹介してくれました。
僕のメモ:
・ローカリゼーションマップのポイントは、ローカリゼーションへの期待度。事例として、メキシコのまるちゃんの味を変えたカップラーメン、北米用のごはんにかけるキッコーマン、窓にくっつける小さな北米用のカーナビ。

・地域文化の傾向:ローコンテクスト(ドイツ、スカンナジナビア)ーーハイコンテクスト(中国、日本)例 庭園ーー借景

・地産地消(地域文化=製品文化)、製品文化と地域文化がづれているのがローカリゼーション。Imap 3つのポイント。1範囲とスケールの選択、2個々の機能評価より全体的価値体系、3文化は静的ではなく動的である。

・ローカリゼーションマップの軸は、たて:グローバルvsローカル よこ:コンテクスト強いvs弱い。例えば、洗濯機はローカルでコンテクスト強いので、その地域でしか売れない。

・地域文化を3つのレイヤーに分ける。1ライフスタイル(現代のものとこと)、2民俗(言葉/伝統行事)、3風土(気候/地形). 製品文化の理解、地域文化の理解=異なるロジックの発見 それによってコンテクスト創造によってイノベーション





最後のディスカッションでは、このローカリゼーションマップについての具体的な議論なども話題にのぼり、活発な会になりました。

懇親会は、Hummingbirds’hill というとてもアメリカンなお店で、アメリカ文化のローカリゼーションを体験しながら、みんなでさらにディスカッションが進みました。

僕的には、文化を考慮するというのは、対象ユーザーを理解する視点の一つとしてとらえていますが、その文化を理解するために視覚化するというのは、とても意味がある活動だと考えています。

安西さんと中林さんは文化を理解するために、既存の商品から理解するということを開始していますが、人間から理解するというのもありだと思います。これは、調査をする時に「ユーザーを調査する」というのと「モノを調査する」という二つの側面があることと同様だと考えています。


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