2010年4月27日火曜日

Canon, 喜多さん、 Day2 night

14日の2日目の夜は、オープニングパーティへ。

この夜、ミラノの街中は、いろいろな場所でオープニングパーティが開催されている。ほとんどのパーティは誰でも無料で参加できますが、一部の企業は招待者しか入れない場合もあります。

まずは、キヤノンの松原さんのお薦めの、トリエンナーレデザインミュージアムのキヤノンのブース。ミュージアムの入ってすぐ右側の特等席だ。展示物は、映像を生かしたテクノロジーアートのような作品。建築家の平田晃久氏とアーティストの高橋匡太氏のコラボレーション。展示内容の詳細はキヤノンのWebサイトを参照してください。



会場が映像により刻刻と変化する。
感想としては、デザインの展示ではなくアートの展示。昨年は、デザイン部門で出展していたらしいが、今年はデザイン部門からの出展ではなくなっているのが、残念。できれば、キヤノンの未来のデザインを見せてくれたらよかったのにと思いました。

僕らはここで、おいしいシャンパンをいただいたのでよかったです。シャンパンを飲んでいると、depro designの高尾さんとばったりと出会う。高尾さんも忙しいそうだ。


次は、2階の喜多俊之の展示コーナー。時間が遅かったせいか、すでにパーティは終了しているようだったが、喜多さんを囲んで、人の輪ができていた。僕も、喜多さんをお会いするのは、ひさしぶりで少しお話することができてよかったです。
三点の新作の家具が出展。それぞれ、異なる素材を活用したデザイン。
このベンチの足が、アクオスの足を思い出させるようで、喜多さんらしいデザイン。
黄色で統一した、これまでの作品も展示。
まずは、座ってみなければということで。
これまでのミラノでの活動はこちら。

2010年4月26日月曜日

DesignersBlockの作品 Day2 pm

ミラノのフューリサローネの僕たちの会場のDesignersBlockの作品を紹介。


僕らの隣のブースの、セントマーチン大の大学院によるLinkscope. インタラクティブな作品で、潜望鏡のような装置を回転させると、ネットワークでつながれたロンドンの情報が横スクロールする。

インタラクティブという視点で見るとシンプルだが、実際にネットワークで繋がっていたり、大物の展示が迫力がある。

韓国のJi-Hyun Chungの陶器性の照明やアクセサリー。
Aliceの照明器具。
Studio Mangoの照明。
ちょっと、コーヒータイム。近くのバールのコーヒー(エスプレッソ)をいただく。
亀ちゃんが座っているのは、名古屋の塚本さんのデザイン。
なんとか、英語で説明するつやこ。

韓国のSang-Min Leeの石鹸。為我井君に似ている人。日本に留学したいと言っていた。
五代君のソファで休憩。
田口さんの紙でできた花のような指輪。10ユーロで売っていた。

韓国のJoon-Bin Im の椅子。僕に、この椅子のストーリーを語ってくれた。自分で試作したそうで、とても完成度の高いプロトタイプだ。

Vanessa Hardenの、どこでも種を植えるシリーズ。このデザインはなんと、iF賞を受賞。大真面目に、あぶないことを真面目に取り組んでいる。
スーツケースの下からも、種が出ている。
かばんに植木を持ち歩き、種をかばんの下から落としていく。
歩きながら、靴から種を落として行く。
この会場を、見渡してみると、やはりプロの作品は完成度が高く、学生の作品は完成度が低い。僕らには、ちょうーどよいバランスの会場であったことが、あとで分かった。

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2010年4月25日日曜日

作品展示開始! Day2 am

ミラノサローネとは、ミラノで開催される世界最大規模のデザイン・インテリア見本市のことですが、「郊外の見本市会場(メイン会場)で開催されるミラノサローネ」と「街中で開催されるフォーリサローネ」に分けることができます。

郊外の見本市会場(メイン会場)で開催されるミラノサローネ
東京で言えば幕張メッセのように、郊外の見本市会場のような場所で、「サローネ国際家具見本市」「サローネ国際インテリア小物見本市」「サローネ国際照明機器見本市」「サローネ国際キッチン見本市」「サローネ・サテリテ」のイベントが開催されます。

この中でサテリテ以外は、ビジネス目的で有料で、一般の人が見ることができるのは日曜日だけです。サテリテは、35歳以下の人や学生が出展しているイベントで、無料で見ることができます。

街中で開催されるフォーリサローネ
街中のいろいろな地区で、既存の施設などを活用して、いろいろな団体や個人がデザインを展示しています。例えば、トリエンナーレデザインミュージアム、Tortona地域、Isora地域など、本当に町中がお祭りのようで、400以上の場所でイベントが開催されています。

日本でもDesigners Weekとかありますが、その100倍ぐらいのイベントがあると思います。ここには、SONY, サムソン、Nissanなど企業の出展からフリーランスデザイナーの小さな出展まで多彩です。最近では、見本市会場(メイン会場)よりも、こちらの方がおもしろいと言われています。
http://www.fuorisalone.it/2010/

このフォーリサローネを楽しむためには、INTERNI が出版しているフォーリサローネのガイドブックを手に入れるが重要です。このガイドブックには、会場の紹介、会場の地図、イベントの予定などが書いてあります。このガイドブックを見て、毎夜に開催される無料のパーティに行くのがこつだそうです。


この中で、僕らは「街中で開催されるフォーリサローネ」の中のIsora地域のDesignersBlock というイベントに出展しました。このDesignersBlockはイギリス人が企画・管理をしているイベントで、セントマーチン大やグラスゴースクールなどの大学や、イギリス人のプロを中心として、韓国人、日本人なども出展しています。このイベントは今年で10周年ということもあり、イギリス人を中心に、ミラノの人達にも知られているようです。

前書きが長くなりましたが、14日のオープニングの日には、僕らの会場の外にも「INTERNI」ののぼりが立ち、ここで、フォリサローネのイベントが開催されていることを街の人たちに伝えます

垂れ幕もはられ、会場もだいたい準備ができてきたようだ。
壁にもタイトルが貼られている。
僕らは、早めに会場に来て、PCや電源などの最終のセットアップ。あとは、つや子のタッチパネルの調整だ。
会場のセットアップが完成。

日本で計画していたように、キューブシステムを活用した、ひなだんと五代のこたつのような家具が赤で統一されている。そして、ひなだんの両側に説明者が、縦型の作品カタログをもつと、こんな感じに。
日本でのデザイン検討も参考に

せっかくなので、今回出展したすべての作品を紹介します。

まだまだ未完成な作品も多いのですが、えーいと出展することにしました。本来は12名が12個の作品を出展してミラノに来る予定でしたが、3名は事情があり参加できず、9名がすべての作品を持ってミラノに来ました。僕らの作品カタログには説明もありますので、カタログも参照してみてください。

それから、DesignersBlockのWebサイトに作品が掲載されています。

五代君の「Island」 カーペットからテーブルが起き上がる家具
これが、ひなだん。1段目に照明、2段目にすこし多いものが、3段目に平たいものが並ぶ。
つや子の「Communication-Window」タッチパネルを使って、インタラクティブに操作ができる。このシステムを手でもってきたつや子が偉い。
横溝先生の、「MISUHIKI Table wares」水引を生かした、今回の展示の中でも完成度が高い作品。
亀ちゃんの「Cheer Writer」 自分のペンにこれを取り付けるだけ、ハッピーになるデザイン。外国人にもとても受けていた。
青木君の、「P-Pot」 試験管のような中に、花や自然物を入れてアクセサリーとして楽しむ。
かほりの「releaf」 病院で待っている人たちをハッピーにする端末。ついにプロトタイプができてきた。
僕の「G-Clock」 ひっくり返して充電する電池のいらいない目覚まし時計。寝る前に動きを楽しむ。
三丸君の「eco planter」 水を多目的に活用して、エコと水の楽しさを楽しむプランター。
キムニーの「rainy.tone」雨の日に音を楽しむためのデザイン。商品化のための最初のプロトタイプを展示。
新井君の照明。最後までどうなるか分からなかった、ついにミラノで公開。
堀江君の照明。既存の皿やおはじきを活用したデザイン。
稲葉君の照明。ファスナーを活用して、変化する照明器具をデザイン。このデザインも、ミラノで評判がよかった。
三丸君の照明。上部のあかりをダイレクトな照明と間接照明の両方に活用できるデザイン。

2010年4月24日土曜日

夜はパーティ Day1 night

振り返ってみると、初日の13日はとにかく忙しい一日だった。

ミラノに来て、場所もよく分からない状態で、よく回ったものだ。ミラノの地下鉄に一日乗車券があるが、それをフル活用した。そして、今回のミラノの主目的の半分ぐらい終わった感じだった。

20:00 スワロフスキーのパーティへ参加
21:00 バーでハッピーアワー

玉井さんとの友人のミラノ在住の男性が、僕らに合流して総勢11名で、パーティに行くことに。まずは、トリエンナーレデザイン・ミュージアムへ行って、スワロフスキーのパーティへ参加。会場は、スワロフスキーのキラめく素材を活かして、キラめくアートを展示。僕らは、おいしいシャンパンをいただいた。

いろいろなところがキラメいているアート。
その後に、みんなで、公園を抜けて、スフォルツェスコ城へ。ライトアップされていて幻想的な雰囲気に。
最後に、玉井さんのミラノの友人が知っているバーに行く。21:00すぎていたと思うが、ハッピーアワーということで5EUROぐらいで、ビール一杯と食べ物が食べ放題ということ。

ただ、もう最後で、食べ物は一皿しか食べられなかった。お店の人が気をきかせてくれて赤い紙に大盛りのパンを持ってきてくれた。学生たちもビールとパンにありついて、思わず笑顔。
ながい、ながい1日目が終了。

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カステリオーニとサッパー Day1 am

13日は朝7時半には起きて、9時にはホテルを出発。

僕は、アキーレ・カステリオーニのスタジオ見学のチケットを購入に、トリエンナーレ・デザイン・ミュージアムに向かう。会場周辺には、ポスターが貼ってある。このポスターはよく見ると波打っているが、そんなことには負けない、力強いデザインのポスターだ。
お城のそばの公園の中に、トリエンナーレ・デザイン・ミュージアムがある。
本番は、明日からで、この日はプレスディ。中は、がらーんとしている。チケットを購入して、ついでに2階に上がってみる。
2階の正面は、ヤング・クリエイティブ・ポーランドということで、ポーランドの若者の優秀作品が展示されている。
作品はどのように選定されているのか分からないが、完成度の高い作品がおかれている。
チケットを持って、いざアキーレ・カステリオーニのスタジオへ。僕の今回のミラノへの旅行の三分の一ぐらいは、このスタジオをゆっくり見ることだった。スタジオは事前予約制で、僕らは横溝先生に依頼して、日本から予約をとってもらっていた。12時からのツアーだが、30分前に到着。
スタジオはお城のすぐ目の前で、300年ぐらい前の建物だ。
この窓の向こうが、スタジオ。入る前からどきどきする。残念ながらなかでは写真撮影は禁止。詳細の内容は別途Blogに掲載します。デザインとは何か、デザインするためには何をすべきか?などのヒントとなる素材が山のようにありました。
続いて、スタジオからリチャード・サッパーの家まで歩いてすぐそばだ。サッパーと待ち合わせて、みんなでランチへ行く。サッパーと会うのは、彼が日本に来た2年前以来のことで、懐かしい。

この店は、いつもサッパーが愛用しているピザ屋。僕も5回目ぐらいになる。ピザを注文して、その間に、僕らの作品カタログを見てもらう。忙しいはずのサッパーが、こうやって学生たちにも付き合ってくれるのがありがたい。

けっこう僕の作品も気に入ってくれた。みんなの作品にも興味をもってもらえた。サッパーに会うと、いつも、本質は何かについて、思い起こさせてくれます。

食後に、みんなで記念撮影。サッパーがいつまでも、元気でいて欲しい。
この後は、僕らの作品の展示会場に移動。つづきはこちら

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