2010年11月23日火曜日

フライパンのデザイン

Richard Sapperのフライパンのデザインのよさが、だんだん分ってきた。このフライパンを買ってから1年ぐらいたつが、じわじわと「よさ」が分ってくるのは、まさに体験のデザインだ。


このフライパンは、ALESSI社の「La Cintura di Orione ラ・チントゥーラ・ディ・オリオーネ」というシリーズの一つ。このLa Cintura di Orioneというシリーズは、リチャード・サッパーと有名シェフとのコラボレーションによって生まれた、機能性とそのまま食卓にも出せる美しさを追求したシリーズだそうです。つまり、「キッチンでの機能性と食卓での美しさ」の追求がポイントになっているのです。

具体的には、このフライパンでは、

キッチンでの機能性として

・オムレツなどの卵料理を、簡単にひっくり返したり、形を崩さすにお皿に盛り付けることが出来るように、フライパンの周りの開口部が斜めになっている。

・料理の際に取っ手が熱くなりにくいように、取っ手は、厚い金属で鍋底の直径と同じ長さにしている。また、取っ手が熱くなりにくいように、本体と取っ手の2つのパーツにしている。また、取っの下部はアールがついた形状で、手に持った時にもちやすいようになっている。
食卓での美しさとして
・まずは、丸い本体のシンプルな形状と通常より斜めになったまわりの斜めの壁が美しい

・そして、サッパーが70%以上の時間をかけたと思われるこの取っては、クラフトデザインのような形状。本体に接合する部分は斜めに開き、見た目と機能的な安定感を与える。

・取ってはアールの断面形状で、見た目に美しさとしっかりとした感じを与える。

・そして、フライパンの取っての最後部分が、このフライパンの魅力のポイント。土器をおもわせるような、この形状が、美しさとあたたみを与える。
・裏側は、二つのパーツの合体を明確にしている。
・取ってのこの角度が興味を与える。いわゆるサッパーらしいフォルムの一つ。
リチャードサッパーの話題に関してはこちら

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