自由であるために、西原理恵子

「自由であるために」というタイトルで、西原理恵子の話が11月7日の朝日新聞に掲載されていました。

この中で、とても参考になる文章があったので掲載します。
 仕事ってリアルな目的を持ったものです。自分を食べさせ、家族を養い、貧しさからくる苦しみや怒りに縛られないで自由に生きていくためのもの。でも、その中にきちんと「できるようになっていく」楽しさや喜びが詰まっている。働くこと、働きつづけることが、まるで自家発電みたいに明るく人生を照らすし、頑張るためのエンジンになる。だから、自分で稼げる仕事をまず始めることが大事なんです。

「自分探し」という、人を惑わせる言葉がありますね。そして「やりがい」を見つけようと論す。それって冗談じゃないと私は思います。みんなのために、地域のために、社会のためにというあやふやなモチベーションが、人間を本気で仕事に向かわせられると思いますか。大人やマスコミは、若い人をきれいな言葉でだましちゃいけないですよ。

 どうやったら理想の仕事に就けるかではなく、どうやったらそれでお金になるかを考えれば道は見えてくれるハズです。
西原理恵子は、「毎日かあさん」、「いけちゃんとぼく」、「上京ものがたり」などで有名な漫画家で、たまに整形外科のCMに出演しています。美大の学生時代からエロ漫画の挿絵で稼いだのは有名です。ぼくは、西原のファンで、とくに「上京ものがたり」はお薦めです。西原の絵はへたくそだと思っていましたが、最近の「西原理恵子の人生画力対決」などを見ていると、けっこう、まと得ていて、うまいなと思ってしまうのが不思議です。

学生たちには、「まず、仕事を始めてほしい」。仕事は稼ぐためにするので、楽しくないのが当たり前。それでも、仕事をしているうちに、楽しさを見つけることが、仕事を続ける秘訣だ。

そういえば、「情報デザインの教室」の本のサブタイトルに「仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法」というあやふやなことを書いてしまって、西原理恵子にみつかったら、怒らせそうだ。


コメント

人気の投稿