インフィールドの佐々木千穂さんが大学院特別講義に来てくれました。
佐々木さんとは、今週はGマークの審査会でもお会いしたばかり。佐々木さんはGKグラフィックから、イリノイ工科大学へ、そしてIDEOから、独立されて、今は、オブザベーションを中心に、引っ張りだこです。
今回は、「「共感」から発想するデザインコンセプト」というタイトルで、共感のための手法としての、オブザベーション(観察)と、そこからコンセプトを導くことをお話ししてくれました。特に、多様なオブザベーション(観察)の事例が圧巻でした。
いつものようにメモを。。
・パット・ムーアの試み:26才の女性が85才に変装して、三年間活動した。
・データなどからの「傾向」ではなく、何がもとめられているか「共感」が重要
・傾向=チャート図、天気図
・共感のための手法→オブザベーション(観察)
・オブザベーションで探すもの
・例:意図通りでない使い方、創造的な行為、
・例:手順や順応(ざぶとんのうらに、壁にあなをあけて、プロジェクターを仕込んでいる)
・例:その人にとって何が大切かを、示すもの
・例:その人にとって何が大切かを、示すもの(うつ病を克服するために歩く。足をやけどしたときのための、靴をかった=あることがとても重要)
・例:興味深い矛盾(成人ようおむつ、アルツハイマーのおとうさん、羞恥心がないようだが、実際に会うと
・例:正しい使い方をしない理由、調光ができないので、電球をはずす
・例:いつもの行為、痕跡
・オブザベーションの基本とは、見る、試す、頼む
・見る(言わせるのでなく、観察する)、見る(ビデオによる早回し)、見る(fly on the wall、じっと邪魔しないように観察する)、見る(シャドウイング、ついて回る)
・試す(視点を理解するために、自分も経験する)、試す(ロールプレイング、疑似入院する)、試す(行動サンプリング、写真とメモを記録する)
・頼む(インタビュー、極端な人々は、気がつかなかった重要な点をきがつかせてくれる)、頼む(写真日記、はいりこめない空間や時間をのぞく)、頼む(ドローイング、頭のなかのものを書いてもらう)、頼む(ガイドツアー、実際の空間を案内してもらう)、頼む(show&tell )、頼む(ワイン&ダイン、気心がしれた仲間からぐちを聞く)
・集めた素材をどう調理するか!
・データを集めるのは誰でもできる
・人の行為や記憶からの直接的発想:USBハブ、 直接的発想の限界、事実からひらめき、発想。
・気づきから発想への近道は危険、漏れないように重ねたおむつのアイデア、事実から発想に結ぶつけた悪い例
・事実→洞察→望ましい経験→発想=エクスペリエンスデザインの山
事例:病院のリデザイン DePaul Health Center
・患者が減っている、職員のモラルが下がる
・理解:ワークショップによって病院の問題を探す、問題点がたくさんある
・問題点の中より、手がつけれそうな部分から始めた
・観察:さまざまな手法、状況の観察とシャドウイング、ツアー、患者体験、写真による日記
・統合:病院のスタッフに患者の視点のスイッチ
・統合:患者と病院のゴール
・統合:患者のみちのり
・統合:ガイドライン(なじみのあるものをもとに、プロセスをあきらかに、期待値をうまく管理する)
・発想と視覚化
・プロトタイプ、具現化:手早く、アイデアを検証する
・評価:患者のロイヤリティの変化
・スタッフがみずから改善するとりくみをする
聞いたことは、忘れてしまう
言ったことは、覚えてる
やったことは、理解ができる
観察は8人から10人程度、観察する。
・大学院特別講義はこちら
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