2009年12月30日水曜日

デザインマーケティング特論

品川の産業技術大学院大学で、今年も、いつもお世話になっている福田先生の依頼で講師を担当。


今回は「デザインマーケティング特論」というタイトルの授業のひとこまを担当しました。社会人も多いので、授業は20:00-21:30。出席者は40名ぐらいかなと思います。

僕の話は「Human Centered Design Innovation」と「To Go」という二つの内容を、無理やり押し込んで、90分の授業をだいぶオーバーしてお話させていただきした。講義が終り、学生と話いてると22時近くになってしまいました。

「Human Centered Design Innovation」では、僕自身の体験を中心に、事例をお話しました。これまで、僕がデザインにかかわった中で、どのような時にイノベーションが必要となり、どのような方法でイノベーションを生み出していったのか実践的な話をした。具体的には、まずはデザイン戦略が必要で、ユーザーよりヒントを得て、デザインや技術により革新的な解決案を提案し、ユーザーと対話しながら、イノベーションを生み出すことである。

「To Go」では、学生たちに、ぜひ持ち帰って欲しいこと、「つくり続ける、学び続ける」を、事例を交えてお話しました。デザインを学びに来ている人には、各個人が大切にしている「デザインのきっかけ」がある。それを大切にして、しつこくつくり続けて、学び続けて欲しいということだ。特に、社会人の人たちに、僕の思いを伝えることができたらと思いました。

授業のあとは、いつものように一杯。

今回は、たまたま産技大に打ち合わせに来ていた、浅野先生や三澤さんも加わり、福田先生、安藤先生、渡辺さん、野秋さんと品川駅のそばの芋蔵品川店に行きました。このお店は、品川駅の迷路の道の奥の、ビルの7階という、とても分かりにくい場所にあるが、焼酎がとても充実して、人気の店だ。さすがに、22時すぎだったので、運良く席があいていてよかった。


浅野先生のBlogも参照。
芋蔵 品川店はこちら

西荻の鳥安

先週の土曜日はバンドの最後の練習と忘年会。

忘年会の場所は、おなじみの、西荻窪の「鳥安」。この店は、とにかく、やすい、うまい、少し汚いというおやじの店だ。これまでは忘年会は荻窪周辺でやっていたが、バンマスが今年は鳥安でやろうということで、お店に頼んで17時ごろから開けてもらって、貸切状態。20時すぎには、常連の人が覗きにきたが、あきれて帰っていった。

焼酎のボトルはいいちこの一升瓶。基本はセルフサービス。店全体がぼろい、汚い、乱雑です。

今年は、バンドのライブが多く。バンドができてから10数年になるが、もっともライブが多い年だった。なんと、年間で13回のライブがあった。このライブの忙しさで、バンドのメンバーには、家庭内争議に発展した人もあった。

メンバーには、神戸、浜松、筑波など遠くから参加しているメンバーも多く、またライブの場所も都内だけではなく、埼玉、神奈川、長野、茨城など遠い場所も多かった。それでも、来年は、アメリカ、京都、博多など、もっと遠い場所でライブをやる話もあり、いったいどうなるのやら。

■今年のライブ日程(たしかに13回のライブがありました)
8回目:8月29日高原音楽祭(蓼科
11回目:9月26日Spats(小田原)
12&13回目:10月11日、12日筑波でのイベント(筑波)

バンドのライブに見に来てくれたみなさん、ありがとうございました。
来年もSwing Bacchusをよろしくお願いします。

バンドWebサイトはこちら

色鮮やかに

11月末に、本当にタイミングがよく、京都の東福寺の紅葉がとても美しい時に行くことができた。

少し雨がふっていて、より紅葉の色をあざやかに見せてくれる。
ここの紅葉が美しいのは、意図して色鮮やかな木々が植えられているのと、お寺の建物の黒とのコントラストが美しい、また、遠くの紅葉と近くの紅葉の遠近感が美しい、緑との対比が美しいなど、美しい理由がたくさんあるからだと思う。

自然の偶然の美しさだけはなく、デザインされた自然の美しさだ。

せっかくなので、写真をクリックしてみてください。







京都での活動はこちら

情報デザインフォーラムの集い

日曜日は、ひさしぶりに「情報デザインフォーラム」の集まり。

この日は、「情報デザインの教科書」、「来年度の情報デザインフォーラムの活動」と「忘年会」という三本立ての映画のようで、13:00から23:00まで、みっちりと充実した時間だった。

今回はTube Graphicsの木村さんが新橋駅前の部屋を予約してくれて、忘年会準備モード。

まずは、情報デザインの教科書。当初の予定から、だいぶ遅れて、再度、執筆分担などをして、来春発売を目指すことになりました。

来年の情報デザインフォーラムの活動は、
■方針
・コニュニケーションデザイン研究会と情報デザイン教育研究会の活動をどんどん推進する
・フォーラムは年に2回程度実施
・情報デザイン教科書はなんとしても春に発売して、後期の授業に採用できるようにする

■コミュニケーションデザイン研究会(木村さん、上平先生)
・6月上旬 イベント
・秋:ワークショップ
■情報デザイン教育研究会(浅野先生)
・1月23日(土)ペルソナ/シナリオ法ワークショップ@名古屋
・2月11日(木)東京・横浜・名古屋3校合同発表会
・4月下旬(土曜日午後) 勉強会(テーマ:インフォメーショングラフィックス)
・5月中旬(金曜日3週連続)プロトコル分析ワークショップ@横浜
・7月上旬(土曜日終日)オブザベーションワークショップ
■フォーラム
・出版記念のイベントを開催 日程は出版予定により決定する

打ち合わせの終了後は、楽しみの忘年会。今回は、浅野先生の行きつけの、青山の「兄夫(ヒョウンプ)食堂」へ、直行。

忘年会には、途中からみらい大出身の若者3名も加わる。話をしていると、うちの大学院生の深井君のこともご存知で、狭いですな。
ナッコップ鍋(たこの鍋)ブデチゲ鍋(いろいろはいっている鍋)など鍋がおいしい。そういえば、今年の10月は、ソウルでおいしい韓国料理を食べた話題になる。
まだ、時間も早いし、二次会はということで、「立飲み なかや 赤坂店」へ立ち寄る。赤坂界隈は、どの店も空いているようだが、この店だけは繁盛している。
焼酎が好きな上平先生もご満悦。みんな、けっこう酔っ払っている。


情報デザインフォーラムの活動はこちら

2009年12月29日火曜日

すごいアクセス

昨日の12:00-20:00の間に、このBlogに、とても多くのアクセスがあったようだ。
どうやら「デザイン系就活のアドバイス」のコンテンツを興味を持った人が多かったようだ。

さっそく、Google Analytics で調べてみると、普段は500ページ程度のアクセスだが、この日は普段の3倍以上の1500ページ以上のアクセスがあった。


もう一つは、「なかのひと」で調べてみると、下記のように、本当にいろいろな会社や大学からアクセスがあったのわかった。学生は、大学からよりも自宅からアクセスしていると思うので、ここには表れない。ここに出てきてる大学名は、先生または学生が大学からアクセスした結果だ。

公立はこだて未来大学  富士通コミュニケーションサービス  技術評論社  ユビキタスエンターテインメント  公立名古屋市立大学  東京工業大学  ライブドア[livedoor.com]  名古屋大学  エヌ・ティ・ティ・データ・キュビット  キノトロープ  フォートラベル  新潟大学  ナカヨ電子サービス  バッファロー  東京学芸大学  ビットアイル  日本IBM  インテリジェントネット  カカクコム  SRA  専修大学  和歌山大学  大阪ドメイン  博報堂  大伸社  日本ビクター  大和証券投資信託委託  ヤフー  リコー  角川マーケティング  あとらす二十一  東京大学  日本技芸  サン・マイクロシステムズ  創英  ソフトバンク・テクノロジー  サイボウズ  秀和システム  ネットワンシステムズ  立命館大学  アイレップ  ピクセラ  エイチ・エス・フューチャーズ  日本放送協会  佐賀ドメイン  ソニー  京都大学  学習院大学  日本電気  松下電工  熊本ソフトウェア  富士通  博報堂アイ・スタジオ  岡山ドメイン  千葉大学  電通イーマーケティングワン  エスシーシー  KDDI  ティーオーエー  テックファーム  The Boston Consulting Group  はてな  ネットイヤーグループ  法政大学  毎日コミュニケーションズ  シンプレクス・テクノロジー  エクサ  応用電機  電通  ベンチャーリパブリック  ナビタイムジャパン  オロ  フラクタリスト  外為どっとコム  デジタルスケープ  国立 北陸先端科学技術大学院大学  海上技術安全研究所  アトム  電力中央研究所  アイ・エム・ジェイ  セシール  富士通ゼネラル  Panasonic  ぐるなび  京セラ  岩崎学園 


最後の岩崎学生は浅野先生からのアクセスだ。それにしても、いろいろな所からアクセスがある。とてもデザイン系の就活に関係ないような会社もあるが。なにか、興味をもってくれたのだろう。

年末の合同研究室会

研究室では、いつもは、毎週、4年生の研究室会と院生の研究室会を別々に開催していますが、月に一度ぐらいは、4年生と院生が一緒に研究室会を開催する。

先週の木曜日は、院生9名(ただし二人はフランスと大阪にいるためにデータ)と4年生16名が発表。そして、新しく配属された3年生も参加して、今年最後の合同研究室会は30名以上の参加者。

院生が司会をして、各自がこれまでの研究成果を発表していく。

奥村さんは包丁の使い方の映像を紹介。
いつものように、参加者はアドバイスを書いて貼っていく。
班長は、作曲支援システムのプロトタイプを発表。
松尾君は、グラフィックを修正中。
午後は、4年生は部屋の片付けをして、買出しをして忘年会の準備。
今回は、鍋パーティだった。いろいろな種類の鍋が並ぶ。
来年から院生の神奈川大の堀江君も、けっこう酔っ払っている。
研究室から、はみ出して、哲ちゃんたちは、廊下で一杯。椅子がテーブルがわりで、なんか、おやじの居酒屋のような感じ。青木君は、途中から宴会場所から抜けて、研究室で、赤いを顔をしてエントリーシートを作成中。
亀ちゃんが、酔っ払ってきている。
なんか、二人が楽しそう。
部屋のテーブルも、だんだんぐちゃぐちゃな感じになってくる。

2009年12月28日月曜日

デザイン系の就活へのアドバイス

僕は、20年以上、デザイン系の採用活動には多く関わってきました。たぶん、ポートフォリオは2000冊以上は見させてもらいましたし、面接も500人以上はしていると思います。僕が採用にかかわったのは、プロダクトデザイナー、インタフェースデザイナー、Webデザイナー、グラフィックデザイナーなど多様な分野の人たちです。

企業から大学に移ってきて、デザイン系の学生たちに、就職のアドバイスをさせてもらっていますが、日ごろ、話していることをまとめてみました。ポートフォリオについてはこちらにまとめてあります。がんばってください。

1「企業は「優秀な人を採用」するのではなく、「必要な人」を採用する。」

これは当たり前のことですが、企業ではビジネスの目標があり、その目標を達成するのに適した人を採用します。必ずしも優秀な人が欲しいのではなく、その時に欠けている人が欲しいのです。

例えば、優秀すぎるので辞めてしまうかもしれないのでやめておこう、職場のバランスを考慮すると面接した学生と似たような人がいるので今年は違うタイプを 採用しよう、今年の採用は少しのんびりしている人がよい、まずは力仕事のような仕事が主 なのでスマートすぎる人は無理かも、などの考えで採用を決定する場合もある。まずは、自分が働きたい企業にチャンレジすることも大事だが、そのよう な事情もあるので、落ちてもがっかりしないこと。

2「いくつかの企業に内定をもらえる人と、どの企業にも内定をもらえない人の差は何か?」

なかなか本人がその差を気がつかない場合が多い。客観的にアドバイス してくれる人に正直に聞いてみることをお薦めします。やはり自分の長所と短所を、客観的に把握して、それを考慮して対処することが重要。正直に人から聞く素直な態度と、正直にアドバイスしてくれる人がいるかどうかが、ある意味でその人のスキルということになると思います。

例えば、基本的なビジネスマナーが出来ていない人、就活の本に書いてあるようなことを暗記してきて話す人、その会社のことを真剣に調べてきていない人、前向きな印象を受けない人、など、難しい場合があると思います。

3「デザインの採用であっても、作品以上に「企業でみんなと一緒に働ける人物」が重要である場合が多い。」

作品やポートフォリオは重要だが、それはあくまでも採用の一つの要素にすぎない。採用では、総合的に人材として判断する。

例えば、あまり自分の作品をしつこく強調すぎる人は、企業で一緒にやれる人と思われない場合もある。

4「デザイン部門の担当者は「一緒に働いて、楽しい人」を採用したい。」

例えば、あるレベルであれば、そんなにスキルの差がない。スキルよりも、その人が同僚として会社に来てくれたら、モチベーションがあがる人を採用したい。 その人が会社に来たら、部門の士気が下がるかもしれない人は、いくらスキルが優秀でも採用されない場合も多い。

5「人事の担当者は「デザイン部門の採用であっても、将来は別の部署に行くことも考慮して、別の部署に行ってもやれる人」を採用したい。」

人事という視点で考 えれば、目先のデザインスキルよりも、将来、リーダーや事業部長となれるような人材を採用したい。実際に多くの企業では、デザイン部門に配属されても、他の部門に異動になる場合も多くある。

6「学生が、どの企業がよいか、見分けることは難しい」。

一番よいのは、OBや知人をたどって、その企業で働いている人の声を聞くこと。また、今よくても後で、企業の状況が悪くなることもある。長期的な視野でアドバイスしてくれる人の話しを聞くことが大事。また、先のことはあまり分からないので、就職する企業は永久就職と考えず、一つのステップであると考えることも必要。

例えば、実態はあまりよくない会社は、給与、待遇などをよく見せたがる場合もある。また、10年前によくて、今は大変な状況にある企業も多い。僕のお薦めは、今が旬の会社ではなく、これからのびる可能性のある会社の方がおもしろい。例えば、デザイン部門がある企業より、これからデザイン部門を作る可能性のある企業。

7「新卒採用で、自分のやりたい仕事につけないことは多いが、社内での部門異動や転職によって自分のやりたい仕事を見つけることができる可能性が高い。」

まずは、就職して社会での経験を積んで、社内異動や転職にそなえる方がよい場合がある。就職をせずに卒業して社会にでると、「新卒」でも「中途採用(経験者をさ す)」でも、なくなってしまうので、正社員の仕事を探すのが難しくなる。

例えば、営業の仕事しながら、営業の仕事の中でデザインを生かしたり、勤務時間外 に自分の作品を作ったり、コンペにだしたりして、知り合いの仕事を手伝だったりして、デザイン関連の仕事を目指す方法もある。

例えば、佐藤雅彦さんは電通の営業にいて、31才に試験受かってクリエイティブ局に異動することができた。

8「採用活動だけきちんとしたことやっていても難しい。日頃の活動や行動が採用活動にあらわれる。」

採用担当者は、ちょっとした文章表現や面接での対応よ り、日ごろはどのような行動をしているか読み取ることができる。

例えば、普段は時間にルーズな学生が、面接の時に早くいっても、ちょっとした言動から、時 間にルーズであることは見破られてしまう。まずは、日常の行動の中で、社会での常識的な行動を実践することが大事。

例えば、遅れそうな場合は連絡する、部屋へ入る前にコートを脱ぐ、ポートフォリオや作品を相手に見やすいような位置に置く、何か言われたらメモをとるな ど。社会での常識的な行動がとれない人や、とれそうにない人は、企業ではもっとも避けたい人材となります。

9「自分で考えて、自分から提案していく人材を求める企業は多い。」

企業はどんどん変化していく。その変化を感じて、みずから提案して、行動していく人材を求める企業は多い。これを面接の時だけ対応するのは難しく、日頃の活動や行動が採用活動にあらわれる。採用担 当者は、ちょっとした文章表現や面接での対応よ り、日ごろはどのような行動をしているか読み取ることができる。

例えば、学生時代に、イベントのリーダーシップをとったり、プロジェクトを提案したり、積極的な活動をしている人は、面接時に、にじみでてくるものである。

10「就職活動は一生続いていくもの。よい時もわるい時もある、デザインに関するこころざしを大切にして長い目でみた活動をしよう。」

自分のやりたいことをやるためには時間がかかる場合が多い、「デザインに関するこころざし」を大切に、長期的な視点で活動をしていこう。海外では、本当にすぐれたデザインができるのは50才を越してからと言われる場合もある。社会への入り口が、必ずしも自分の望んだことと違う場合もあるかもしれないが、「デザインに関するこころざし」が、ぶれなければ、きっと道は開けると思う。

就職活動はたぶん、仕事をやめるまで続くものなので、デザインを目指す学生は、ぜひ「めげずに」、「しつこく」、「したたかに」、就職活動を続けて欲しい。


会社説明会はこちら

2009年12月25日金曜日

情報インタフェースの中間発表

2年生の「情報デザイン演習1」の情報インタフェースの中間発表。

今回はノキアのインタフェースデザイナーの脇阪さんも参加してくれた。いつもの横溝先生と僕の3人体制。全部の12チームx5人=70人がプレゼンテーションをする。プレゼン内容は、パワーポイントによるデザインコンセプトと、アクティングアウト。

グループによっては、アクティングアウトの原稿をつくり、台本を暗記して完璧な演技をするグループもある。

最初に、パワーポイントでフォトダイアリーやフォトエッセイからの気づき、シナリオ、デザインコンセプトなどを発表。
最後に、もっとも重要なシナリオをプロトタイプを使ってアクティングで発表。演技にけっこう、気合がはいっているグループも多い。
先週までは、けっこう危ぶまれたグループもあったが、すべてのグループがまとめることができた。あとは、プロダクトとインタフェースの完成度を上げることだ。

2年生の情報デザイン1については、こちらを参照


2009年12月24日木曜日

ニコンのデザインセンター

先週はニコンのデザイン部の説明会を開催。

ニコンからは、人事部の高橋さん、デザイン部グラフィックデザイン課の岸上とデザイン部フ゜ロタ゛クトデザイン課の小野さんの3名が来ていただけました。

最後は、小野さんが実際のモデルなどを見せてくれて、学生たちもデジタルカメラという身近な商品に関連するデザインということで興味を持ったと思います。


説明会の終了の後は、研究室にて打ち合わせ。大学の紹介や、就職状況、産学プロジェクト状況など、、お話をさせていただきました。そういえば、昨年は京都工芸繊維大学より入社した人がいたそうです。

2009年12月23日水曜日

デザインパターンのワークショップ

人間中心設計特論も先週の水曜日は、中間発表で、各自のデザインアプローチを発表した。

その日は、デザインコンサルティングをしている大木誠さんも参加してもらい、実践的なアドバイスをもらった。大木さんは、日産ディーゼル、ヤマハ発動機、能率協会、富士通など多くの会社で企画デザインやデザインマネジメントを仕事をして、数年前より独立して活躍している。院生の発表では、多様なデザインアプローチを発表してくれて、これからが楽しみな内容だった。

先週の木曜日は、人間中心設計特論の最後の見学・ワークショップは、長谷川さんを頼って代々木にあるコンセント社に訪問。

今回は、事前に長谷川さんと相談をしていて「デザイン・パターン」をテーマにワークショップをやることにした。意図としては、建築家のアレグサンダーから生まれたデザインパターンが、今はソフトウェアの世界で活用されている。このデザインパターンを、もっと広く活用できないかという思いがある。まずは、長谷川さんがコンセント社の紹介。次に「アレグザンダーのデザインパターン」の基礎的な概要の話をしてくれる。
コンセントのオフィスの後ろにはカウンターがあって、レストランみたいだ。今日のワークショップの課題は、チームの分かれて、「デザインパターンのテーマを決め」、「そのテーマのデザインパターンを発表する」という、なんだかよく分からない課題。

今日のワークショップは、千葉工大の院生2名+コンセントの社員1名=3名のチームが全部で6チーム。それぞれ、いろいろな場所へ別れてワークショップを開始。千葉工大の院生も、最近ではこのような無理難題のワークショプにも、積極的に立ち向かっていくので、とても好感がもてる。コンセントの人は、このようなワークショップも、とても慣れている感じだ。

各チームとも、テーマ選定に時間がかかり、肝心なデザインパターンの検討にあまり時間がない。それでも、プレゼンまでには、なんとかまとめるのは、さすがだ。
まずはチームの3の「おもわずコンビニを利用する人のパターン」の発表。

次は「ざわつかせる自己紹介のパターン」を姫野君が発表

次は、押田君と深井君が、自分自身の経験に基づく「恋におちるパターン」を発表。
この発表にはリアリティがあるので、みんな真剣につっこみを入れる。
1「恋に落ちる前」、「恋におちる時」と「アプローチ期間」という、各ステップに分けてそれぞれの行動のパターンを、押田君の苦い経験より、まとめている。


次は、「好きな女の子と初デートするパターン」の発表。

そして、青木君がまさに今、困っている「企業課題パターン」の発表。


最後は、柳井君が「日帰り温泉の入り方パターン」の発表。温泉に行ったら、まずは、軽くごはんを食べるのが重要だそうだ。
ワークショップと発表で約3時間があっというまに時間がすぎた。参加した院生は、けっこう楽しかったようだが、役にたったかどうかは、もう少し時間をおかないと分からないかもしれない。コンセント社の皆さん、お忙しい中、3時間も時間をとっていただき、ありがとうございました。

この授業もあと1月で最終プレゼンとなる。

最終課題:
自分なりのデザインアプローチを提案して、
SONY社において、そのデザインアプローチを役立てることを探し、
自分なりのデザインアプローチを活用して、みらいのSONYためのデザイン提案する

発表内容:
1.これまでのいろいろなデザインアプローチと課題をまとめる
2.その課題を解決した、自分なりのデザインアプローチを提案する
3.自分なりのデザインアプローチを活用して、SONY社の「ある部分」に対してデザイン提案をする
4.できあがったデザイン提案を通して、自分なりのデザインアプローチを評価する

#「ある部分」のデザイン提案の対象は、プロダクト、インタフェース、ブランド、グラフィック、デザイン戦略、Webなど、どのようなものでもよい

今後の予定:
1月13日(水)
・ソニーの何に対して、自分のオリジナル手法を提案するか発表
・アドバンスデザインの講義

1月20日(水)
・最終プレゼンの前のプリプレゼン(提案するデザインイメージを発表)
・アドバンスデザインの講義

1月27日(水)
・最終プレゼン
・ソニーデザインセンターより4名のアドバイザーが参加

3月16日(火)ソニーデザインセンター(品川)
・企業向けプレゼン(最終プレゼンをブラッシュアップして企業に提案できるプレゼンにする)
・ソニーデザインセンターの人たちに提案する
・同様の授業(情報デザイン特論)を受講している京都工芸繊維大学の大学院生も参加予定


・脇田さんの「デザイン言語基礎論」も参照
人間中心設計特論(来年度よりデザインイノベーション特論に変更)はこちら
青木君のBlogも参照

2009年12月22日火曜日

HCD研究発表会

12月11日に第一回HCD研究発表会が秋葉原で開催されました。

今回は、院生の為我井君松尾君も発表。僕は用事があり、遅れて参加。
僕の発表は「人間中心のイノベーションに向けて -発想アプローチの提案」というタイトル。今回は特に「発想の起点」ということに着目した発表。研究としては、まだはじまったばかりの内容だ。
発表の最後に、優秀発表が表彰された。優秀発表はいつもお世話になっている浅野先生。浅野先生が、アクティングアウトについてまとめた内容が評価された。写真では、人間中心設計機構の黒須理事長が浅野先生に表彰をしている。浅野先生、本当におめでとうございます。
今回の発表会では、知り合いが大勢参加してくれた。前の会社の同僚の千葉さん、中澤さんや江間さんも参加。こうして、人間中心設計機構の輪が広がるのは、よいことだと思う。せっかくなので、三人で記念撮影。

HCD発表会の後は、HCD-Net臨時総会とHCD-Net理事会と続いた。

松尾君のBlogも参照
UXのココロも参照

2009年12月19日土曜日

富士通デザインの紹介

富士通デザインの会社説明会を開催。

先日も特別講師できてくれた上田さんが、また来てくれた。上田さんには、ビジョン提案型デザイン手法のワーキンググループでもお世話になっている。

学生も30人ぐらい集まって、盛況。富士通デザインでは、プロダクトデザイナー、インタフェースデザイナー、ユーザーエクスペリエンス(ユーザビリティ)の分野の学生を採用する予定。まずは、インターシップの募集。


富士通デザインはこちら
これまでの会社説明会はこちらを参照

2009年12月17日木曜日

ビジョン提案型デザイン手法の展開と実践

ビジョン提案型デザイン手法のシンポジウム」を、三鷹の武蔵大学の日本人間工学会関東支部大会で開催。

日曜日の朝にも関わらず、40名弱の参加者が着ていただきました。

前半は、ビジョン提案型デザイン手法の展開と実践というタイトルで、手法で改良及び追加したことと、事例を発表。今回は、プロジェクト目標設定、発想、評価などの手法が追加された。事例では、安藤先生が産業技術大学大学院での事例を、上田さんが千葉大での事例を、早川さんがワークショップの事例を発表してくれた。

1.ビジョン提案型デザイン手法の概要
山崎和彦(千葉工業大学)
2.ビジョン提案型デザイン手法における発想と目標設定
郷健太郎(山梨大学)
3.ビジョン提案型デザイン手法における評価
柳田宏治(倉敷芸術科学大学)
4.ビジョン提案型デザイン手法の事例
安藤昌也(産業技術大学院大学)
5.ビジョン提案型デザイン手法の事例実践による改善
上田義弘(富士通デザイン株式会社)
6.ビジョン提案型デザイン手法のワークショップ事例
早川誠二(株式会社リコー)
7.ビジョン提案型デザイン手法の今後の展開
高橋克実(株式会社ホロンクリエイト)


今回は、午後から第2回ビジョン提案型デザイン手法SIGミーティング を開催。
30名ぐらいのメンバーが集まり、手法に関する質問や議論を重ねた。

2009年12月16日水曜日

SONYのデザインセンター

ソニーデザインセンターの奥村さんが、デザインセンターの紹介に来てくれた。

奥村さんは、ソニーデザインセンターで中でも紳士の人だと思う。
ソニーのこれからの戦略も紹介。
奥村さんとの打ち合わせで、大学院「人間中心設計特論」に関して、ソニーのデザインセンターが協力してくれることになった。

ソニーデザインに関してはこちら