2009年7月31日金曜日

医療福祉機器のアドバンスデザイン公開(2)


日本メディックス社との産学連携プロジェクトの結果の一部が具体的な形になって、見ることができます。

日本メディックス社の総合カタログの最初に、このプロジェクトの成果の一部が掲載されています。
「CONCEPT」というページの右側にAdvance Designというタイトル、新しい医療福祉機器の置かれた空間の全容が掲載されています。
次のページには、アドバンスデザインの3つのシステムが掲載されています。ここでは、具体的な提案としての、使い方、プロダクト、設置された環境などが掲載されています。

1.Personal Treatment System
疲れたときに治療を行うゆったりした船型の治療装置。患者さんの治療プログラムを記憶し、オーダーメイドの治療を行う。


2.Medical Assistant Robot
ロボットと医師が一緒に患者さんのケアや看病ができるシステム。ロボットが患者情報の管理・閲覧も行う。
3.Wearbale Care System.
首に巻き暖めて治療するマフラー型や、脚に巻くサポーター型など簡易な治療システム。待合室などで待ち時間を有効活用できる――など。

2009年7月30日木曜日

医療福祉機器のアドバンスデザイン公開(1)

医療福祉機器のアドバンスデザインプロジェクトが、本学のCITニュースに公開されました。

 患者さんが安心・安全・便利に使え、治療がスムーズに進む医療福祉機器――こんなコンセプトで本学デザイン科学科の学生たち(山崎和彦教授指導)と、医療機 器の研究開発・製造販売を行っている「日本メディックス」(本社・松戸市)が産学連携プロジェクトを組み、近未来医療福祉機器のデザインを完成させた。

 千葉デザイン塾への参加がきっかけとなり、教授と日本メディックス社とが、将来の医療機器を考えてみようということで一致、昨年9月、産学協同プロジェ クトを始めた。参加した学生はデザイン科学専攻の修士2年、此川祐樹さん(グラフィックデザイン代表)、松尾毅さん、修士1年、木村友昭さん(製品デザイ ン代表)、五代真規さんの4人。同社のプロジェクトチームメンバーとユーザー調査、アイデアや技術面の打ち合わせを行い、模型も作ってデザインを描いた。
完成した作品は同社が1年に1回発行するカタログに掲載された。学生がCGを使って記載したのは、

疲れたときに治療を行うゆったりした船型のPersonal Treatment System。患者さんの治療プログラムを記憶し、オーダーメイドの治療を行う。

ロボットと医師が一緒に患者さんのケアや看病ができるMedical Assistant Robot。ロボットが患者情報の管理・閲覧も行う。

首に巻き暖めて治療するマフラー型や、脚に巻くサポーター型などWearable Care System。待合室などで待ち時間を有効活用できる――など。

 実際の技術的な検討などはこれからの課題で、現在は患者さんや医師にとって将来像の一つ。
 日本メディックスの企画開発本部企画開発部主幹・虎井安さんは「学生さんたちはメーカーの固定観念を超えてくれた。かなり刺激を受けるものもあり、吸収できるものが多かった」と評価している。

 また学生側の此川君は「プロジェクトに参加し、クライアントに納得させることの重要さを学んだ。いかに要望、現状、問題点を把握し、納得、喜んでいただ ける提案を行えるかを必死に検討した。クライアントのために提案を行うことは、学生のうちではなかなか経験できないことで、いい経験になりました」と話し ている。


2009年7月29日水曜日

8月10日の刊行記念セミナー


8月10日の、六本木でのプロダクトデザインの本の刊行記念セミナーへ多数の申込をいただいています。

定員は60名だが、すでに70名以上の申込をいただいている。会場の構成を変えて、もっと大勢の方が参加できるようにする予定なので、あと若干名は参加可能。お早めに申し込んでください。

このイベントのちらしもダウンロードできるようになっています。


また、プロダクトデザイン関連の情報を伝える、pdwebでもこの本の情報が掲載。


日本では、プロダクトデザインと言うと、いわゆるデザイナーと呼ばれる人がやっている仕事のようだが、米国などでは少し異なる。いわゆる工学部の学生がプロダクトデザインを学んで、商品開発に関わるエンジニアがプロダクトデザインのノウハウを積極的に活用している例も多い。

実は、その代表的な例が、IDEOなどの事例に掲載されている。例えば、IDEOで、アフリカ向けにデザインしたポンプは、いわゆるスタイリングは色をブルーに塗装したぐらいで、あとはスタイリングとは程遠い。しかし、アフリカの人にとって、とっても価値あるプロダクトをデザインしている。そして、これをデザイン(設計)した人は、工学的な知識とプロダクトデザイン知識を持った人である。


名称:「プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ」(学生無料)
「売れる商品はデザインで決まる事例」
日時:2009年8月10日(月)18:00~20:40 (開場 17:30)
場所:デザインハブ(六本木ミッドタウン・タワー5F)
内容:
・「プロダクトデザインの本の紹介」、山崎和彦、千葉工業大学・教授
・「売れる商品はデザインで決まる事例」
・懇親会、コラム執筆者紹介、著者紹介、編集協力者紹介
詳細及び申込

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2009年7月28日火曜日

HCD and Innovation day6

この日は、HCI International 2009で僕らの発表の日。セッションのタイトルは「HCD and Innovation」

僕が担当しているセッションは、30人ぐらいか、けっこう多くの参加者が来てくれた。セッションによっては、発表者ぐらいしか いないセッションもあるので、その意味では人気があったセッションかもしれない。内容的にも、それぞれ充実した内容でけっこうよかった思う。

1.HCD Case Study for the Information Security Training System (日立インターメディックスの近藤さんが発表)

2.Approach to Human Centered Design Innovation by Utilized Paper Prototyping (僕が発表)

3.Engaging and Adaptive: Going Beyond Ease of Use (Kevin Clarkが発表)

4.Organized Reframing Process with Vide Ethnography: A Case Study of Students’ Design Project for New Interface Concept from Research to Visualization (京都工芸繊維大の櫛先生が発表)

5.Social Robot Design (東京都市大学の小池先生が発表)

6.Common Understanding of Graphic Image Enhance "Emotional Design"(Lenovoの嶋さんが発表)

7.Cognitive Engineering for Direct Human-Robot Cooperation in Self-Optimizing Assembly Cells (これはドタキャン)


昼食は、会場でハンバーガーを食べる。すると、午後は、あまりにも眠いので部屋に戻って昼寝。

夕食は、みんなで向かいのショッピングセンターのはずれにあるP F Chang's China Bistro という高級中華店に行こうということで、10人ぐらいで向かう。ショッピングセンターの警備員は、なぜかSegwayに乗っている。
この店はとても人気のある店で、店の前で1時間ぐらい待たされる。この日は嶋さんは、メキシコに行って、昨日のテキーラを買ってきたということで盛 り上がる。
せっかくなので、みんなで記念撮影。なぜか真ん中にジャマイカ風の男がいる。彼は、とても変わっていて、僕らの知り合いというわけではないのだ が、日本にいたことがあり日本語が堪能で、しらないうちに僕らの仲間にはいっていた。

最初はHot & Sour Soup とChang's chicken lettuce wrapsでスタート。
料理はおいしく、けっこうもりあがった。ただ、ちょっと料理を頼み過ぎたのと、みんなも安心したのか、けっこう飲んだので、値段は$51と、けっこう高かった。
ホテルに戻って、嶋さんのもってきたテキーラで2次会を開催。

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2009年7月27日月曜日

HCI International 2009 day5

この日は、朝からHCI internation 2009の会議へ参加。

実は、今年の会議から、日本のHCD-Netが主体となって、1st HCD internationalという国際会議を開始した。1st HCD internationalは、別の会議のようだが、実態は、HCI internationの会議の一つの分化会のようなものだ。それでも、どのくらいの人が参加してくれるのか心配だったが、けっこう多くの人が世界中から 参加してくれて、よかった。

HCI internationにはそれぞれの分化会のような会議にProgram Boardというのがあり、このProgram Boardのメンバーが主体となって、会議を運営をしていく。
1st HCD internationalは、黒須先生がProgram Board の隊長で、僕もこのProgram Boardのメンバーになっている。

昼食は、日本人の何人かとショッピングセンターのフードコートへ行って、Panda Expressの中華料理を食べる。アメリカに行くとよくある、plateとか呼ばれて、プラスチックの容器にいくつかの中華料理をいれてもらう。郷先生は、Panda bowl というのを食べていた。いわゆる中華どんぶりのようなもの。

夕方は、HCD-Net Partyを開催。全部で27人が参加してくれて、Big Partyとなった。参加者の中には、Nigel BevanやAaron Markusなどとともに、わざわざこのPartyのためにSan Franciscoから来てくれた土岐さんとMorollaの人も参加してくれた。


場所は、Trolly Trainという電車に乗って二つ目のOld Townという街に行く。ここは、ふるい街を再現しているテーマパークのような所。そこのZocalo Grillというメキシカンレストラン。僕は、Zocal Fajitasという料理を食べる。いわゆるここで、お勧めのテキーラを飲んだのだが、それがとてもおいしかった。残念ながら、銘柄を忘れてしまったのがくやしい。
ホテルに戻って、まだ飲み足りない仲間と、ホテルの庭で2次会を開催。長谷川さんが今日、メキシコで買ったきたボトルで$2という、とても安いテキーラを みんなで飲むと、あっという間になくなってしまう。さらに飲みたいということで、ショッピングセンターまで、いろいろなレストランに行ったが残念ながらど のお店も閉店。それでもあきらめきれずに、安藤先生がボトルを売ってくれるように交渉したが、これも断られる。
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San Diego day4

水曜日は朝からKevinとビジネスミーティングへ参加。

会場へ早目についたので、近くのカフェで、コーヒーとベーグルを食べる。ベーグルもトーストして もらうとけっこうおいしい。

昼食は、イタリア料理屋で、僕はスモークサーモンのサンドイッチを注文。このスモークサーモンが、あまりにもスモークが強いのと、サーモンのなまっぽさ で、とても食べられない。付け合わせにポテトフライがあったので、それを食べたら、それだけお腹が一杯になった。

午後は、昼寝とHCI internationalの会議へ参加。

夕方は、San Diegoの港のそばのFish marketというレストランへ。このレストランの横には、空母ミッドウェイが展示してある。目の前見ると、すごい迫力。中も見学できるらしいが、時間がないので、今回はあきらめる。


目の前は港で、とてもよい場所にある。アメリカンズカップがちか じか開催されるということで、目の前に50隻以上のヨットが通り過ぎていく。

このレストランでは、ソフトシェルクラブ(蟹の甲までたべられる柔らかい蟹)とフライドカラマリ(イカのフライ)を前菜に、魚料理を食べる。魚の名前は忘 れてしまったが、新鮮な感じでおいしかった。


帰りに、San Diegoの街中を通ると、大勢の人が袋をかかえて歩いている。どうやら、Comic.comという漫画やアニメーションに関するイベントのようで、とて も大勢の人が参加しているようだ。最近では、アメリカ人も、けっこう漫画が好きな人が多いようだ。

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2009年7月26日日曜日

San Diegoへ移動 day3

火曜日はSan FranciscoからSan Diegoへ移動。

朝は時間があったので、ホテルで朝食を食べながら、Kevinとプロジェクトの打合せ。Kevinとは、いろいろなプロジェクトを一緒にやっていて、話をしていてもつきない。

San FranciscoからSan Diegoへの飛行機は、遅れて出発。San Diegoのエアポートで, Kevinとの待ち合わせをしていたので、どうなるかと思ったが、ここでiPhoneが役だった。iPhoneは、なにもしなくてもUSで使えるのが便 利。

Kevinがレンタカーで迎えに来てくれて、ホテルまで向かう。
ホテルは、HCI internationalの会議が開催される場所で、とても広くて、一つの町のようだ。

まずは、コンベンションセンターへ行って、HCI internationalの会議の参加手続きをする。この日は、参加者が全員参加できるディナーがあるので、会場ではディナーの準備をしていた。

夕方は、San Diegoの北の海岸ぞいのリゾート地にあるLa Jolla という場所まで、レンタカーで30分ぐらい走る。火曜日の18:00ごろなのに、La Jollaの海岸沿いのレストラン街はごったがえしている。その中で、Azulというステーキハウスで待ち合わせ。
Kevinが、San Diego近辺の友人と集めて、ひさしぶりにみんなでディナーという会。集まったメンバーは、一人を除いて全員、元IBM社員。その一人は、IBMでアド バイザーボードというのをやっていた時のアドバイザーということで、IBM繋がり。おもしろいのは、ほとんどの人がIBMを辞めて、自分の会社や独立した コンサルタントになっている。また、このようなメンバーがお互いに連絡をとって、いろいろなビジネスを一緒にやっていく。
窓からは、海岸沿いの夕焼けが見え る。とても豪華な場所だ。僕らが話していると、隣の席の女性が、なんだかおもしろそうな話をしているねということで、僕らの会話に加わっててくる。
この店で食べたレタスがおいしかった。このようなサラダをWedge saladaというらしい。この店では、「Wedge BLT buttermilk-bleu cheese」とメニューに書いてある。丸ごとのレタスをケーキのように三角形(Wedge)に切ってドレッシングがかけてあるというシンプルなものだが、レタスも日本の レタスとはことなり密集していて、冷たく冷やしてある。ドレッシングのソースはブルーチーズとバターミルクを主体としたソース。
部屋に戻って、ワイヤレスでインターネットへ接続するのだが、このワイヤレスが最悪だ。High Speed Wirelessと書いてあるが、実態は昔の電話回線のような感じだ。すぐに切れるし、本当に遅い。これで毎日$10というの許せない。参加者はみんな、 怒っている。

2009年7月25日土曜日

Stanford d-school day2


IDEOから、車にのってそばにStanford大学のd-schoolがある。

Stanfordは今は夏休みで、行くのが難しかったが、小池先生の知り合いの留学生に案内をしてもらう。

建物の外観は他の建物とかわらないので、思わず通り過ぎてしまう。
Stanford大学のキャンパスの環境は素晴らしい。

入り口にWelcome to d-shcoolの文字とイラストが受付に書いてある。
入り口にはいってすぐの右側は、extreme studio という場所で、フレキシブルにプロジェクトに応じて場所を活用する。現在は夏休みなので、がらんとしている。なぜか赤いTシャツの郷先生が目立っている。


d-schoolでのデザイン事例について話してくれる。これは乳幼児用のベッドのようなものか。


c-spaceは、プロジェクトごとに材料や道具を置く場所。
club ITはコンピューター機材や映像機材が置いてある場所。
prototyping roomはモックアップを作る場所。
the greenhouseプロジェクトの情報がポストイットを張ってある。

ホワイトボードには、show me your soul という張り紙が貼ってある。
一番奥の部屋はプレゼンテーションの部屋。左側にLong White Tablesは展示に活用。 Foam Cube Storageは、黒い軽いブロックのようなもので、インテリアなど大きなものをシュミュレーションする時に活用。
小さな部屋で、ホワイトボードを活用して、みんなでアイデアをだすための部屋。
IDEOに書いてあるのと同じような標語が書いてある。
Defer Judgement
Go for Volume
One Conversation at a time
Be Visual
Headline
Build on theidea of Others
Stay on TOPIC
Encourage Wild Ideas
いろいろな色がポストイットがたくさん。
2階から見ると、フレキシブルな部屋の家具の様子がわかる。
Stanford d-shool での話は、聞いたいた内容とあまり変わらなかったが、実際の場所を見学するの大事。

Stanfordの後は、CaltrainでSan Franciscoに戻る。
駅をおりると、あまりの寒さに震えて、半袖状態では、絶対に夜まで耐えられないということで、半袖組の3人で駅のそばで上着を買いに行く。

それから、China TownのはずれのHunan Homes Restrantへ行く。この店は四川風の中華料理の店で、みんなで丸テーブルで宴会。参加者は15人ぐらいか。けっこう、安くておいしかった。けっこう食べて、飲んで、一人$26とは、安い。

最後にホテルの向かいのBarで最後の一杯。
21時半ごろになると、昔の同僚で、今はHPのデザイン担当の副社長をやっている、Sumが登場。会うのは5年ぶりになるかと思いますが、相変わらずかわらないSumだった。

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