2009年6月29日月曜日

夜の北鎌倉

また、夜の北鎌倉駅まで来てしまった。

夜の北鎌倉駅は、本当に静かで、周囲は暗い。
北鎌倉というのが、実は、すごく近いというのが実感するが、、

2009年6月28日日曜日

第2回ビジョン提案型デザイン手法シンポジウム

さっそく、第2回ビジョン提案型デザイン手法シンポジウム開催します。



日本人間工学会アーゴデザイン部会では、これまでにユニバーサルデザインの方法論やユビキタス時代におけるユニバーサルデザイン方法論の調査研究に取り組 んできました。また、合宿研究会では、2007年には「ペルソナ法」、2008年には「構造化シナリオ手法」、2009年度には、「ビジョン提案型デザイ ン手法」のワークショッ プを開催しました。この手法は、これから時代における便利で使いやすい商品やサービスの創出に役立つ手法と確信しております。

6月19日にHCD-Netと共催で第1回ビジョン提案型デザイン手法シンポジウムを開催いたしましたが、60名の定員に対して、多くの方が参加できませんでした。
そこで、第2回のシンポジウムを開催します。また、シンポジウムに引き続いて、ビジョン提案 型デザイン手法SIGの打合せもあわせて開催する予定です。この機会に、下記要領で開催される第2回シンポジウムに是非ご参加ください。

■タイトル:第2回ビジョン提案型デザイン手法シンポジウム
■開催日時:8月20日(木)15:00-17:00
■場所:キャンパスイノベーションセンター(JR田町駅徒歩1分)
■主催:日本人間工学会アーゴデザイン部会
■共催:人間中心設計機構(HCD-Net)
■定員:40名(先着順)
■参加費: 会員2000円(アーゴデザイン部会、日本人間工学会、HCD-Net)、非会員4000円
■資料: ビジョン提案型デザイン手法Vol.2の資料配布(別途販売しません)
■内容
15:00-15:05 ご挨拶、上田義弘(富士通デザイン(株))
15:05-15:25 ビジョン提案型デザイン手法の概要、山崎和彦(千葉工業大学)
15:25-15:40  本質的価値の抽出手法の概要、山崎和彦(千葉工業大学)
15:40-16:10 ペルソナと構造シナリオ手法の概要と活用、郷健太郎(山梨大学)、柳田宏治(倉敷芸術科学大学)
16:10-16:40 ビジョン提案型デザイン手法の事例、早川誠二((株)リコー)
16:40-17:00 ビジョン提案型デザイン手法の今後の展開、高橋克実((株)ホロンクリエイト)

■参加申し込み
氏名、所属、所属学会(アーゴデザイン部会、日本人間工学会、HCD-Net)、連絡先メールアドレスを記入して
下記メールアドレスまでお申し込みください。symposium0820@hol-on.com
先着順ですので、お早めにお申し込みください。
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■タイトル:ビジョン提案型デザイン手法SIG
■開催日時:8月20日(木)17:10-18:50
■場所:キャンパスイノベーションセンター(JR田町駅徒歩1分)
■主催:日本人間工学会アーゴデザイン部会
■参加者:ビジョン提案型デザイン手法SIGのメンバーだけの参加となります
      SIGへの入会は、どなたでも下記から入会することできます
      http://www.ergo-design.org/mailform_3/mailform.html
■参加費:1000円(ただし15:00からの第2回ビジョン提案型デザイン手法シンポジウム参加者は無料)
■内容
・ビジョン提案型デザイン手法SIGの活動について
・ビジョン提案型デザイン手法に関する質疑
・ビジョン提案型手法のワークショップ

■参加申し込み
氏名、所属、所属学会(アーゴデザイン部会、日本人間工学会、HCD-Net)、連絡先メールアドレスを記入して
下記メールアドレスまでお申し込みください。symposium0820@hol-on.com
先着順ですので、お早めにお申し込みください。

2009年6月27日土曜日

グッドデザイン賞の審査委員会

22日は六本木ミッドタウンで、グッドデザイン賞の審査委員会に参加。

今年、はじめての委員会で、60人以上の審査委員が会場に集まった。今年の審査委員会の特徴の一つは内藤委員長の下に、下記の5名の副委員長がいることです。
・柴田 文江(身体領域担当)
・深澤 直人(生活領域担当)
・安次富 隆(仕事領域担当)
・益田 文和(社会領域担当)
・山中 俊治(ネットワーク領域)

僕は、Unit13というのを担当。パソコンおよび周辺機器、業務用・公共用コンピュータおよび周辺機器を対象。このUnitの審査委員は、インプレスの戸島さん、東海大の戸谷先生、デザイン事務所の渡辺弘明さんという4人のメンバーで、200点以上の応募作品を審査する。戸島さんもこの分野に詳しく、渡辺さんも僕もパソコン関連のデザイン経験があり、この分野を知っている人が集まった感じだ。この日は、初回の打合せ。


最後にグッドデザインの審査に関して、川崎和男さんのお話。
僕のメモには、こんな感じで書いてありました。
1)主観性と客観性(一次審査は主観性、二次審査は客観性がポイント)
2)何がグッドデザインか(一般解、特殊解)
3)評価基準(3つの評価がある:良いデザイン、すぐれたデザイン、未来をひらくデザイン)
4)審査理念
・人間(HUMANITY) もの・ことづくりへの創発力
・本質(HONESTY)現代社会への洞察力
・創造(INNOVATION)未来を切り開く構想力
・魅力(ESTHETICS)豊かな生活文化への想像力
・倫理(ETHICS)社会・環境への思考力
5)日本のデザイン界の活性化が必要

その後は、デザインハブの会場で懇親会。一年ぶりにお会いする方など、同窓会のような雰囲気。
2次会では、福田先生、國澤先生、村田智明さん、佐合さんの5名で、六本木ミッドタウンのすぐそばの國澤先生のお勧めの和食のお店へ、途中からデザイン振興会の酒井さんと鈴木さんも二人加わり、盛り上がる。

最後は慶応大のそばの福田先生のいきつけのスペインバール「Case de Mache」で仕上げ。赤ワインとマッシュルームにんにくオイル煮をいただく。ここは、ぜひまたゆっくり来たいお店。田町駅から近いので、便利そうだ。

・これまでのグッドデザイン賞に関する活動はこちら

2009年6月26日金曜日

TOYOTA UD学生ワークショップ

18日は、お台場でTOYOTA UD(ユニバーサルデザイン)学生ワークショップに参加。

このプロジェクトも今年で2回目。千葉工大からも2チーム、6名が参加。今年のテーマは「五感にはたらきかけるユニバーサルデザイン」ということで、まずは各グループではテーマの検討。山崎研究室では、企業などの学外とのプロジェクトに一つは参加して、スキルを磨くとともに、視点を広げる体験をしてもらう。このプロジェクトの講師となっている、トライポッドの中川さんやTOYOTAのデザイナー、そしていろいろな大学の学生たちから学んでほしい。

今年は、全体でコメントするのでなく、テーブルに分かれて、それぞれでコメントする方式に変更。


2009年6月25日木曜日

ビジョン提案型デザイン手法のシンポジウム

先週、ビジョン提案型デザイン手法のシンポジウムを開催。

この活動も3年目の迎えて、すこしづつ成果がまとまってきた。会場も満員で、参加者の熱気を感じる。

・ビジョン提案型手法の概要、山崎和彦(千葉工業大学)
・本質的価値の抽出手法の概要、山崎和彦(千葉工業大学)
・ペルソナと構造シナリオ手法の概要と活用、郷健太郎(山梨大学)、柳田宏治(倉敷芸術科学大学)

ビジョン提案型デザイン手法の事例
・事例の概要、早川誠二((株)リコー)
・イヤスクの事例、伊藤潤(ソニー)
・おもてなしコーヒーメーカーの事例、吉井誠 (株式会社アイ・エス・ティ)
・カートリッジコーヒーの事例、森田善和(株式会社富士通エフサス)

ビジョン提案型デザイン手法の今後の展開、高橋克実((株)ホロンクリエイト)


吉井さんのプレゼンがうまい。とても、説得力のある話でした。

今回のシンポジウムの成果はこの冊子。柳田先生がいなくては、絶対できなかったと言われた冊子だ。今回は、富士通デザインによる表紙のデザインが、それらしい。

冊子の中には、具体的な事例を詳細に掲載されている。やはり、この事例がおもしろい。

最後には、これまでの活動のまとめと、SIGのご案内。現在、SIGメンバーの募集中だ。

これまでの活動はこちら

2009年6月24日水曜日

売れる商品はデザインで決まる事例

ほぼ初めてといっていいプロダクトデザインの標準知識を網羅的に解説した「プロダクトデザイ ン 商品開発に関わるすべての人へ」という書籍が7月に発売されます。 この本の刊行を記念したイベントが、下記のように開催されます。著者も多数参加するようです。


名称:「プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ」刊行記念イベント
    「売れる商品はデザインで決まる事例」
日時:2009年8月10日(月)18:00~20:40 (開場 17:30)
場所:デザインハブ(六本木ミッドタウン・タワー5F)
http://www.designhub.jp/
定員:60名(申込順)
内容:
18:00-18:10 「プロダクトデザインの本の紹介」、山崎和彦、千葉工業大学・教授
18:10-19:20 「売れる商品はデザインで決まる事例」
・「日常雑貨の事例」、金井宏水、(株)TDC・代表
・「医療機器の事例」、塚原肇、実践女子大学・教授
(元(株)GE横河メディカルシステム・デザイン室・室長)
・「住宅設備機器の事例」、山内勉、福井工業大学・教授
(元パナソニック電工(株)・デザイン部長)
・「パソコンの事例」、山崎和彦、千葉工業大学・教授
(元日本IBM(株)・デザイン部長)
・「公共機器の事例」、横田英夫、(株)ノーバス・代表
19:30-20:40 懇親会、コラム執筆者紹介、著者紹介、編集協力者紹介

主催:社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会
参加費:2000円(懇親会込み)、5000円(書籍、懇親会込み) 
     学生は、参加費無料(懇親会込み)、3000円(書籍、懇親会込み)

申込:メールのタイトルを「8月10日のイベント」と記入して、本文に お名前、所属、ご連絡先E-mail、を記入の上JIDA事務局までE-mailでお申し込みください。 
送付先メールアドレス  jidasec@jida.or.jp

2009年6月23日火曜日

ユーザビリティと専門家制度

ユーザビリティと専門家制度に関するのセミナーとディスカッションを開催することになりました。


これに参加する前に、ぜひ、電子政府ユーザビリティーガイドラインの解説を見ておいてください。今、ユーザビリティに関して政府も本格的に取り組み、ユーザビリティの専門家が求められる時代になってきています。


地方自治体Webサイトと電子政府Webサイトのユーザビリティとユーザビリティの専門家制度などに関して、情報を交換してディス カッションするためのイベントを下記のように企画しました。Webサイトに関わる方やユーザビリティに興味のある方の皆様のお越しを、お待ちしております。

タイトル:「人間中心設計による行政サイトの改善 ~電子政府ユーザビリティ・ガイドラインの動向を踏まえて」セミナーとディスカッション
日時: 7月30日(木)18:00から20:50(受付は17:30より)
場所:キャンパスイノベーションセンター(JR田町)
主催:人間中心設計機構(HCD-Net)
会費:HCD-Net会員1000円,非会員4000円

概要(詳細は下部をご覧ください)
18:00-19:00 地方自治体Webサイトのユーザビリティ
講師:篠原稔和(ソシオメディア、代表)・近藤 朗(日立インターメディックス)
1.地方自治体Web(引越)サイトのユーザビリティ評価
2.引越サイトで考慮すべき点(ガイドライン)

19:10-20:20 電子政府Webサイトのユーザビリティ
講師:黒須正明(放送大学、教授) ・山崎和彦(千葉工業大学、教授)
1. 電子政府ユーザビリティ
2. 電子政府のユーザビリティ・ガイドライン(案)の解説
3. ユーザビリティ専門家の支援体制構築に向けて

20:20-20:50 ディスカッション、講師:全員

参加申込及び詳細:HCD-NetのWebサイトをご覧ください。

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詳細の講演内容について

18:00-19:00 地方自治体Webサイトのユーザビリティ
講師:篠原稔和(ソシオメディア、代表)・近藤 朗(日立インターメディックス)
内容:
1.地方自治体Web(引越)サイトのユーザビリティ評価
・なぜ今、自治体のWeb評価(引越サイト)なのか
・HCD-NetのWebサイト評価の概要と結果
・優秀サイトに見るHCDプロセスの有効性
2.引越サイトで考慮すべき点(ガイドライン)
・ユーザビリティからのポイント
・コンテンツからのポイント
・「ユニバーサルメニューの」ご紹介
・引越サイトのベストプラクティス

19:10-20:20 電子政府Webサイトのユーザビリティ
講師:黒須正明(放送大学、教授) ・山崎和彦(千葉工業大学、教授)
内容:
1. 電子政府ユーザビリティ
・ガイドライン制定の背景
・内閣官房としての取り組み
・制定の経緯
2. 電子政府のユーザビリティ・ガイドライン(案)の解説
・ユーザビリティガイドラインの目的、使い方、基本
・ユーザビリティガイドラインにおけるプロセス
・各プロセスでやるべきことと、サンプル
3. ユーザビリティ専門家の支援体制構築に向けて
・ユーザビリティ専門家とは(種別と領域)
・コンピタンスとその評価の考え方
・HCD-Netとしての取り組み
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2009年6月22日月曜日

使いやすいインタフェース


6月8日のヒューマンインタフェース論では、使いやすいインタフェースというテーマ。

ユーザビリティの基本的な要素と、リチャード・ソール・ワーマンとLATCHの話。使いやすいインタフェースをユーザビリティの3要素から、プロダクト、Web、空間などを見てみる。「ユーザビリティ=使いやすさ」というのも、ひっかかる部分も多いのだが、まずはこう言った方が2年生には分かりやすい。
リリャード・ソール・ワーマンとLATCHの話。ワーマンの紹介では、Nathan Sedroffの図も紹介して、これまでの作品を見ながら、情報アーキテクチャーやインフォメーショングラフィックスにも触れる。

定番のLATCHの解説。
Understanding USAはインフォメーショングラフィックスのお手本。

最後は、いつものように2つのワークショップ。一つ目は、自分のMP3プレイヤーのスケッチ描いて、MP3プイレイヤーにおける、有効さ、効率、満足度とは何か書いてみる。もう一つは、LATCHの事例を書いてみる。

(学生へ)
リチャード・ソール・ワーマンは情報建築家。「それは情報ではない」と「情報選択の時代」が代表的な本。Understanding USAという本はインフォメーショングラフィックのお手本のような本だが、翻訳されていない。


・これまでのヒューマンインタフェース論はこちら

2009年6月21日日曜日

DESIGN IT! 3号

DESIGN IT! 3号が、6月末に発売されることになりました。

DESIGN IT!は、ソシオメディア社の篠原さんたちがリックテレコム社と協力して、昨年より発売したユニークな雑誌。デザインからITを考えるというコンセプトに、ストラテジー(S)、デザインマネジメント(DM)、ユーザビリティ(U)、インタラクション(Ix)、情報アーキテクチャ(IA)、コンテンツマネジメント(CM)をカバーしている。昨年の6月に1号、12月に2号と、そのあとどうなるのかなと思っていた人も多いのではないかと思います。
3号では、クラウド時代のインタラクションと、UIから考える業務システムを特集しています。今回は、僕も「ビジョン提案型デザイン手法 人間中心設計(HCD)とイノベーションの背景を知る」という話題で6ページを書かせてもらっています。こんな感じです。

人間中心設計(HCD)とイノベーションの背景を知る意味で、人間中心設計推進機構(HCD-Net)では、HCDに関連する専門的なテーマのイベントを 開催してきたので、その中より「HCDと感性」、「HCDと先進的なUI」と「HCDとユーザー調査」の三つをとりあげて、HCDの動向の解説をします。 後半ではHCDとイノベーションをテーマに、現在アーゴデザイン部会のワーキンググループで検討している「ビジョン提案型デザイン手法」について解説します。
DESIGN IT! 3号の詳細はこちら

2009年6月20日土曜日

父の日におっぱいを

先週の土曜日は、ひさしぶりに広尾にある黒川雅之さんの事務所へ。

まずは、7月17日(金)にアップル銀座でお願いしている講演の打合せ。黒川先生には、今年の秋の大学での特別講師もお願いしていて、お願いつづき。まずは、プロダクトデザインの本の趣旨と原稿を見ていただく。黒川先生には、一般の人に購入してもらうためには、もっと魅力がなければ、、。そこで、黒川先生が推進しているオンラインショップの「父の日におっぱいを」という話題に。やはり、メールやWebサイトで興味を持ってもらうためには、普通の言葉ではなく、サプライズする言葉が重要という話。

そこへ京都工芸繊維大学の院生の川島君たちが登場。川島君たちはStudio point zero zeroというのを起業したそうで、黒川先生に相談に来ていたようだ。川島君は山本ゼミで、2年前に僕が京都で教えている授業に参加していた学生。とても、狭い世界だ。

それから、うちの研究室の学生も2人参加して、K塾を開始。K塾というのは、黒川先生が無料で開始した勉強塾だ。金沢からも夜行バスで学生が聞きに来ているらしい。この日は、西洋の建築と日本建築の違い、つまり、壁の建築と家具の建築。

7月17日の黒川先生の講演「プロダクトデザインを学ぶには」はこちら

2009年6月19日金曜日

名古屋で発表

来週の週末は、名古屋で日本デザイン学会春季研究発表大会へ参加の予定。

会場は名古屋私立大学。僕は、土曜日の夜遅くに名古屋に行って、日曜日の朝から会場に行く予定だ。

実は、この会場で「プロダクトデザイン」の本ができあがって展示されているはずである。ノーバスの横田さんが、金曜日の朝より、会場で、できたての「プロダクトデザイン」の本の展示と特別販売をする予定。

この発表大会では、うちの研究室からは、僕も含めて下記のように6件の発表があります。こうやって見ると、それぞれ個性ある内容だ。大学の発表とは、異なり、厳しい質問が来る場合もありますので、発表の準備は重要。院生たちは、発表の準備で最後の追い込み中。

27日(土)9:00-11:00 c06 わかりやすい地図の作成手法の研究 松尾毅
28日(日)9:00-11:00 c15 ユーザセンタード・デザインの展開(5)ペーパープロトタイピングの活用 山崎和彦
28日(日)9:00-11:00 c18 親子で学ぶ幼児教材の研究 此川祐樹
28日(日)13:10-14:10 c19 ダンス支援を目的としたツールの研究 柳井謙一
28日(日)13:10-14:10 c20 バンド演奏のための作曲支援システムの提案 増田英之
28日(日)13:10-14:10 G18 初心者に適したユーザビリティ評価手法の研究 為我井敦史

2009年6月18日木曜日

プロダクトデザインの本のWeb

7月に発売されるプロダクトデザインの本のWebサイトがオープンしました。

なんと、この本は47人の著者と12人のコラム執筆者で書かれています。
このWebサイトには、この著者とコラム執筆者のお名前が掲載されています。


本の概要(予定):
書名:プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ
出版・発売:
(株)ワークスコーポレーション
編さん:
(社)日本インダストリアルデザイナー協会
価格:3360円(税込)
発売予定:2009年7月

2009年6月16日火曜日

こうちゃんがニュースに

大学院生のこうちゃんの活動が大学のニュースに掲載されました。

先日のデザインコンペの話題だ。なんせ、プロに交じって125点の応募の中から選ばれた6点の一つだからすごい。

本学大学院工学研究科デザイン科学専攻(山和彦研究室)の青木孝太朗さんが、このほど「NEXT COOL JAPANコンペティション」で審査委員賞を獲得した。
 今、デジタル機器や家電製品がネットワーク化され、どこでもいつでもさまざまな情報を入手、発信できる。その中で、自在に持ち運びできるモバイル・プ レーヤーが注目されている。今回のコンペは、使い方や使うシーンを応募者が設定し、次世代のモバイル・プレーヤーをデザインするという狙いで行われた。
 青木さんの作品は「patch」と名付けられた「人にやさしい医療機器」。「ふれあい」をコンセプトに、子供が怖がらずに診察に応じられるモバイル機器を作り上げた。
 端末は、指輪型と、カルテの役割をするロケット型の2つ。診察のときナースが指輪をはめて手のひらを肌にあてる。体温を測るときはオデコ、心拍数を計るときは胸に手をあてる。データはロケットに送られ、他のナースや医師と情報交換する。
 青木さんは「設定したシーンは病院の中。patchは子供との肌のふれあいを通して、楽しく診察できる機器。人と機械との関わりで新しい価値を創造できたとすればうれしい」と語っている。
 審査委員は「高度な技術を使う診断も大事だが、身近な予備医療も重要だ。青木さんのアイデアは、子供だけでなくお年寄りや言葉の通じない人などへの広がりも持つ。人に優しい医療の世界につながるものだ」と評価している。
 なお、今回のコンペでは、プロのデザイナーを含めた多数の応募の中から入賞は金賞を含め5点だけだった。




さっそく、船橋よみうりの記者がこうちゃんを取材。こうやって写真を見ると、二人とも学生のようだ。こうちゃんは、にやけながら取材に対応。



2009年6月14日日曜日

エコデザインはバックキャスティングから

今年エコデザイン展の第一回のワークショップが先週の日曜日に、渋谷で開催しました。

今年のテーマは「未来への贈り物」。みんなで、さんざ議論した後に、やっと決まったテーマです。詳細は、エコデザイン展のWebサイトに掲載してあります。うちの大学からも8名という最多の参加。3年生、4年生と院性、それからOBとして五代君も参加。

ワークショップ 本展に向けて、参加学生46名を対象にエコデザインワークショップを開催しています。(社)日本インダストリアルデザイナー協会会員のプロのデザイナー が、デザインを学ぶ学生に対してエコデザインの基本を助言し、参加した学生は理解を深めながら作品制作に取り組んでいます。

参加者プロ:青木重光、浅井治彦、石黒猛、石田純之助、石田聖次、石渡文一、黒田秀雄、佐藤徹、角南健夫、馬場咲絵、福田哲夫、堀越敏晴、本田圭吾、武者廣平、武藤恕始、山崎和彦

参加学生:関東地区デザイン学生46名

在学校:桑沢デザイン研究所、サレジオ高専、産業技術大学院大学、首都大学東京、東洋美術学校、多摩美術大学、千葉工業大学、千葉大学、日本大学、武蔵野美術大学、明星大学


今回はバックキャスティングというアプローチで、まず、期待する未来をえがく。
豊かさ、心地よさ、幸せ、新しい豊かさについて、それぞれポストイットに書いていく。それを全部のグループをまとめると、全体がみえてくる。

会場でみかけた、サスティナブルデザインの国際会議で作られた冊子がとても素晴らしい。バックキャスティングのお手本のように2025年に、どのような世界でありたいか、分りやすいイラストでまとめてある。これは、これからのデザインの一つの指針を示しているものだと思います。







最後には、エコしぐさ、エコことば というのがあって、分かりやすく楽しいです。


エコデザイン展のWebサイトはこちら

2009年6月13日土曜日

しつこくデザイン


火曜日は、潮見で内田洋行とのプロジェクトの打合せ

6月となり、いよいよ具体的なデザイン検討がはじまった。学生たちも模型やCGを使って、提案を持っていった。結論としては、6月末までにデザインをまとめるために、毎週、潮見に通って打合せをすることと、家具チームとインタフェースチームに、それぞれの分担をした。



その後は、東京駅のすぐそばのガード下へ。内田洋行の人が行きつけの台湾料理の「新台北」は、僕が前から行ってみたかったお店。餃子、トマトと卵のいためもの、焼き飯がおいしく、何をたのんでもおいしい。そこにはSFCの先生のグループが盛り上がっていて、打合せには出ないが宴会だけ参加する内田洋行の人など、盛り上がりました。

紹興酒でいい気分になった、僕と内田洋行の若杉さんは、学生達にからんでいた。

まずは、「しつこくデザインを続けること」。これは、若杉さんも僕も、同じような経験を続けていて、気がついたら、周りの人たちはデザインを辞めていたので、とにかくいろいろ状況があっても、しつこくデザインを続けること。

それから、「デザイナーは恥をさらして、批判されることがある仕事」。提案したデザイン提案は、誰でも、好きなことがいえる。自分のデザインが恥ずかしいとか、批判されるのを恐れていては、何もできない。まずは、批判されて当たり前という気持ちが持てるどうかが重要だ。若杉さんはパンツをおろすような仕事だと言っていました。

学生(青木君)のBlogも参考までに

2009年6月12日金曜日

カードソーティングの事例

先週の金曜日は、田町でHCD-Netサロンの「人間中心設計の5つの事例」に参加。
このイベントは「User-Centered Design Stories: Real-World UCD Case Studies」という本を訳して、興味深い事例の概要を発表するというイベント。僕は、「カードソーティング手法の事例」を担当。

LANDAU’S社は28年前の1975年に開始した。マリーンスポーツに情熱を燃やす主人が南フロリダの生まれた町に、小さなボート店を開始した。 Timは熱烈な趣味人で商売人として誇りをもっていた。お店の信念は「自分たちが使わないようなものは、売ってはならない。」である。2年でLANDAU’S社は急成長して、多くのお客様が遠くから、お店の人 と話したり、アドバイスをえたり、高品質で大量の商品から選んで購入するようになった。

数年後、LANDAU’S.社は成長を続けた。「LANDAU’Sのお客様のライフスタイルを補足する」という広告のもとに衣料関連の商品へ拡張していった。子供向けの衣料やアクセサリーなども含んでいた。LANDAU’S.COMのWebサイトも同様に成長を続けた。しかし、コールセンターへ、Webサイトの使いにくさに対するメールが増大していった。

そこで、AndyはWebサイトデザインと使いやすさに関してインターネットで検索した。すると、アプリケーションやWebサイトのユーザー体験の中でつきやすさをデザインする専門家を再発見して驚いた。Andyはすばやく、この分野の専門家が必要であることを認識して、Barry Hoodを見つけた。Barry Hoodは、ユーザーセンタードデザインとユーザビリティの専門家として何年か経験のある人物だ。

Barryに依頼すると、すぐに調査を開始して、BarryはAndyの所に戻って彼の調査結果と分析を伝えた。「重大な問題は、Webサイトの情報アーキテクチャーができていないことだ。どのように構造化されているか、商品とコンテンツの両方の面からのカテゴリーは?カードソート法を使うことで、ユーザーがどのような情報アーキテクチャーを望んでいるか分かるのだ。」

Barryはまずはじめに、Webサイトのコンテンツインベントリーから開始した。

カードソーティングの結果をクラスター分析ツリーで検討。
websortのようなリモートカードソートのWebサイトを活用する。



この事例のキーポイント

・UCDの専門家の参加
・社内の関連者へのインタビュー
・カードソートの検討
・コンテンツインベントリー
・コンテンツを100以下に減らす
・リモートカードソートの選定、リクルーティング、実施
・リモートカードソート結果の分析
・信頼できないデータの削除
・クラスター分析を実行
・大きくすぎるグループを、小さく分ける
・ユーザーに分かりやすい名前の検討

事例発表会の後は、みんなで田町の駅前で打上げ。


2009年6月10日水曜日

黒川雅之氏講演「プロダクトデザインを学ぶには」

「プロダクトデザイン」の教科書のような本が、ようやく刊行のめどがたちました。7月に出版を記念して、下記のようなイベントを開催します。


ワークスコーポレーションが刊行予定の7月の書籍に、「プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ」という書籍があります。社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会の編さんによる、ほぼ初めてといっていいプロダクトデザインの標準知識を網羅的に解説したものです。こちらの書籍の刊 行を記念したイベントを、建築家・ プロダクトデザイナーの黒川雅之氏をゲストにお招きして行います。


書籍「プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ
黒川雅之氏は、「プロダクトデザインを学ぶためには、先ず “生活者=人間” にとっての “物の意味” を極める必要がある」とのお考えです。

商品開発に関連することを学んでいる学生がもっとプロダクトデザインの知識をもっていれば、学ぶことがもっとおもしろくなる。商品開発に関わる人がもっと プロダクトデザインの知識をもっていれば、もっとビジネスがおもしろくなる。もっと多くの日本人がプロダクトデザインの知識をもっていれば、もっと日本はおもしろくなる。

……そんなおもしろいプロダクトデザインを、どのようにして学んでいくのか。プロダクトデザインの世界で数々の実績をつくられている黒川雅之氏のお話を通 じて「学び方のヒントを得る」、そんなイベントとなる予定です。

黒川雅之氏プロフィール
名古屋市生まれ。黒川雅之建築設計事務所主宰。建築からプロダクトのデザインまで数多くの作品を手掛けている。毎日 デザイン賞、グッドデザイン金賞、独IF賞など受賞多数。MoMAをはじめ、美術館に永久保存されている作品も多数。
http://www.k-system.net/


開催概要
名称 「プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ」刊行記念イベント(無料)
黒川雅之氏講演「プロダクトデザインを学ぶには」
日時 2009年7月17日(金)19:00~20:00 (開場 18:30)
内容
19:00~19:50 「プロダクトデザインを学ぶには」
        黒川雅之氏(黒川雅之建築設計事務所 代表)
19:50~20:00「プロダクトデザインの本で学ぶには」
        山崎和彦氏(千葉工業大学 教授)
料金:無料
主催:株式会社ワークスコーポレーション
共催:社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会
開催場所:Apple Store, Ginza
      東京都中央区銀座3-5-12 サヱグサビル本館
詳細及び申込:http://withd.jp/news/event/000201/4270.html


やっとこの本のための活動がほぼ終了。次はもう一つの本をなんとかしなくては。。。
本を一冊、仕上げるというのは大変ですね。毎月と雑誌をだしている出版社の編集とか、とても忙しい仕事だと思います。


この本の詳細はこちら

2009年6月7日日曜日

電子政府ユーザビリティ・ガイドラインの説明セミナー

6月16日(火)に電子政府ユーザビリティ・ガイドラインの説明セミナーの講師をやることになりました。

先日、札幌のHCD-Netシンポジウムでは、電子政府ユーザビリティ・ガイドライン(案)の解説をやらせていただきましたが、今回はユーアイズデザインのセミナーのお手伝いで、同様の解説をやることになりました。

【セミナー趣旨】
平成21年5月20日に、内閣官房IT担当室より「電子政府ユーザビリティ・ガイドライン」が公開され、パブリックコメントの募集が開始されまし た。電子政府は平成13年に導入されましたが、利用者にとって手続きがわかりにくく使いづらいものでした。公開されたガイドラインの中に「利用者、生活者 重視の視点が不十分であった」との記述があり、中央行政がユーザ中心設計(UCD)の重要性を認識したと言えます。
そこで、これまでUCDによるデザイン開発に取り組んできた弊社が、電子政府ユーザビリティ・ガイドラインの説明セミナーを無料で開催いたします。ガイド ラインの解説だけではなく、Webユーザビリティに関する内容も交えたセミナーとなっておりますので、Webサイトの企画、設計・開発に関わる方のご参加 をお待ちしております。

【説明セミナー概要】
開講日時:6月16日(火)16時~18時
受講料:無料
会場:U'eyes Design 渋谷セミナールーム
受講対象:
・Webサイトの企画、設計・開発に関わる方
・各種機器・サービスの企画、設計・開発に関わる方
詳細及び申込: http://www.ueyesdesign.co.jp/news/090526_guideline.html

僕が講演するのはこの日だけですが、17日(水)、18日(木)も同様のセミナーが開催されます。

2009年6月6日土曜日

人間中心のインタフェース

7回目のヒューマンインタフェース論は「人間中心のインタフェース」。

人間中心設計の基礎の話とペルソナ・シナリオの基礎の話。

最後にいつものように、2つのワークショップ。一つは「最近行った飲食店のスケッチと当たり前の満足と魅力的な満足の要素を書いてみる。」、もう一つは「自分の持っている携帯電話のスケッチと、ペルソナ、目標とシナリオを書いている。」

この授業ではインタフェースを学ぶことと、手を動かしてスケッチと文章を書くことに慣れて欲しい。


それから、この日の情報デザイン基礎は「時を感じる」をテーマに新しい課題へ挑戦。五代君の作っている「情報デザイン基礎」のBlogを参照してみてください。

2009年6月4日木曜日

ERGO DESIGN SYMPOSIUM

もう、間際になってしまいましたが、6月19日のビジョン提案型デザイン手法シンポジウムのポスターできました。

富士通デザインのメンバーによるポスターは、なせがERGO DESIGN SYMPOSIUMと書いてあるが、これまでのアーゴデザイン部会にはない、新しいイメージ。ただ、このシンポジウムも残席がわずかだそうです。このシンポジウムでは「ビジョン提案型デザイン手法」の資料を配布する予定です。
このプロジェクトの活動についてはこちら

2009年6月3日水曜日

プロトコル分析ワークショップ

本日の研究室の勉強会はプロトコル分析ワークショップ。

はじめに、僕がプロトコル分析の概要のお話。その後に院生の為我井君が、実際のプロトコル分析のワークショップを指導。

素材は、昨年に情報デザインフォーラムの講習会でやった資料を活用させてもらった。(浅野先生に感謝)まずは、デジカメの設定の様子を撮影したビデオを見ながら、テンプレートに手描きでプロトコルを書きだしてみる。その後に、静岡静岡県工業技術研究所 で開発されたロギングツール(OBSERVANT EYE)の演習(易さんに感謝)。ツールを活用して、プロトコルを入力してみる。


(学生へひとこと)
1.OBSERVANT EYEとは
OBSERVANT EYEは、静岡県工業技術センターで開発された、ユーザビリティテストを行う際に、ユーザの行動や発生した状況、観察者が思ったことを記録するためのソフトウェア。
  
2.プロトコル分析とは
ユーザビリティ評価の手法の一つで、被験者に発話をしてもらい、その発話内容(発話プロトコル)を詳細に観察・分析して問題点や要求事項を見出す手法。


5月の勉強会はユーザ調査の手法を身につけるということで、いろいろな手法のワークショップをやってきたが、来週の勉強会はユーザ調査の最後のワークショップ。エスノグラフィカルインタビュー法を4時間かけて徹底的に学ぶ予定。その後の6月の勉強会は、とても大事なデザインコンセプトの作り方を学ぶ予定。

2009年6月2日火曜日

府中で

先週の土曜日は府中でライブ。

けやき音楽祭2009Jazz In Fuchuに出演いたしました。
予想以上に多くの方が、聞きに来てくれて会場も大入り。
今回は、後半の曲にはクラリネットの谷口英治さんも参加してもらい、けっこう盛り上がりました。特に、アンコールのSing, Sing, Singでは、谷口さんのソロが圧巻でした。

演奏曲目
・American Patrol
・St. Louis Blues March
・Satin Doll
・Basie Straight Ahead
・Manteca
・Let’s Dance
・鈴懸の径
・Moonlight Serenade
・Sing, Sing, Sing

今年は、2月から毎月のようにライブがありましたが、
これで一段落です。次は8月のライブになります。

Bandのページはこちら

2009年6月1日月曜日

6月もいろいろあり

6月は雨ですが、僕は、デザイン演習のアイデア展開、書籍の最終のつめ、下記のように毎週末の発表などです。他にもいろいろあります。

12日(金)KDDI総研セミナー@飯田橋


今月のイラストのテーマは「Dear Old Stockholm」。この曲はMiles Davidの演奏でも有名で、曲名を知らない人でも一度は聞いたことがあると思う。僕は、youtubeに上がっているStang Getz & Chet Bakerの演奏や、Donald Byrdの演奏が、好きです。夜に聞いていると涙がでてくる。

僕は、ストックホルムは20代の時に3月の寒い時に、一度行っただけ。それでも、その時の印象は今でも覚えている。最近、院生の木村君がストックホルムに行ってきて、先日の研究室会は写真の鑑賞会だった。木村君のBlogには美しいストックホルムの写真特集。

イラストは古いストックホルムの街なみ。右側の人物がちょっとあやしい。(イラストはR-Plantです)

電子政府のユーザビリティガイドライン

29日は、札幌でHCD-Netシンポジウムを開催。僕は「電子政府のユーザビリティガイドライン(案)」について解説。

まずは黒須先生が、電子政府ガイドライン作成委員会とユーザビリティ分化会の活動などこれまでのいきさつと現状、そしてHCD-Netとしての専門家認定制度の取り組みを紹介。次に、ぼくは、4月にまとまった電子政府のためのユーザビリティガイドライン(案)を紹介。

このガイドライン(案)ここに掲載されていますので、まずは、ダウンロードしてみることをお勧めします。まだ最終決定ではなく、現在は(案)の段階で、パブリックコメントを受け付けています。

ガイドラインは基本的にやるべきことをまとめた「ユーザビリティガイドライン」と、どのようにしたやるのか手法、事例、テンプレートなどをまとめた「ユーザビリティガイドライン付属文書」の二つの構成になっています。

このガイドラインは、具体的な記述やサンプルも多く、とても役に立つ内容です。それにしても、政府でユーザビリティに関して、このように具体的に、まとめたのは画期的なことだと思います。

このガイドラインの特徴は、いわゆるインタフェースや画面デザインの仕様を定めた「画面デザインガイドライン」のようなものではなく、どのように開発やデザイン進めたらよいか記述してある「プロセスガイドライン」です。

下記のようにユーザビリティ向上の4つの局面を設定して、ガイドラインでは、①、②、③を主な対象としています。④については、今後のガイドラインの追加や改定などで加えることになるでしょう。
① ユーザビリティ向上の基本方針と目標の設定
② 利用者特性と業務の把握・検討
③ユーザビリティ向上を実現するための技術検討
④ユーザインタフェースの検討

プロセスは「企画」、「実施(設計・開発)」、「運用(メンテナンス)」、「評価」の4段階になっています。その中で、企画段階での活動を重要と考えて、この段階のやり方について詳しく記載されています。
企画段階では、「実施体制の構築」から開始するが、ガイドラインでは、電子政府の開発活動の中で、ユーザビリティの専門家を含めると定義している。そして、ガイドラインではユーザビリティ専門家を下記のように定義して、ガイドラインの付属文書にその選定方の例も示してある。

ユーザビリティ専門家:オンライン申請システム等のユーザビリティ向上の企画段階において、ユーザビリティ向上の基本方針の検討や、現状システムの課題分析、要件の検討・提案依頼書作成等で各府省の支援を行う専門家を指す。

企画段階では、アンケート、インタビュー、ユーザビリティテスト等を通じて、利用者の要求を明確化し、BPR、技術検討を行った上で、ユーザビリティ向上計画の作成・公表を行う


実施段階では、仕様書のユーザビリティ要件に則った開発が行われているか、各府省は、要件定義の確定、設計、結合、総合テスト等及び受入テストの各工程で、確認・管理する。

運用段階では、ヘルプデスクなどの利用者支援体制の構築や利用者教育等を行う。
  また、ユーザビリティ向上に資するデータの収集に努める。

評価段階では、定期的に実施状況、達成状況を評価し、必要に応じて
 ユーザビリティ向上計画の改定や新しいユーザビリティ向上計画の策定を行う。

牟田学さんのWebもとても参考になります。
・これまでの電子政府のユーザビリティの活動に関してはこちら。
HCD-Netシンポジウムはこちら。



僕は、前の日の金曜日の午後に教授会があったので、その後に、羽田空港に直行して、札幌駅についたは10時近くになっていました。その後、まずは田附さんが予約してくれた2次会会場へ直行。すでに、田附さんを筆頭に、浅野先生、長谷川さん、安藤先生、岡本先生、福田先生などみなさん、いい調子。

土曜日は朝8:00からHCD-Netライブラリーの打合せがあり、10:00からこのシンポジウムが開催。午後は、札幌市立大学の原田学長とひさしぶりにお会いすることができました。シンポジウム終了後はそのまま飛行場に向かってたら、飛行場でNECの福住さんと平松さんとお会いする。飛行機に乗るまで少し時間あったので、福住さんとビールと定食で一杯。


長谷川さんのBlogも参考に
浅野先生のBlogも参考に
樽本のBlogも参考に