2009年5月31日日曜日

身体、認知、感性インタフェース

先週の月曜日の「ヒューマンインタフェース論」は、三つのインタフェースと情報デザインの話。


ヒューマンインタフェースは身体インタフェース、認知インファース、感性インタフェースに分けることができる。身体インタフェースは人間工学、認知インタフェースは認知工学(または認知科学)、感性インタフェースは感性工学などそれぞれについて研究が進められているが、全体をとらえている場合はあまり多くない。

デザインする人は、個々のインタフェースという切り口とそれらの総合化した切り口の両方が重要なので、その両方の側面を理解してほしい。
情報デザインの例をインタフェースという見方で、解説してみる。例えば、マクドナルドのメニューがいかにインタフェースを工夫しているか解説。僕は、このメニューをデザインした人がどなただか知りませんが、本当に素晴らしいと思います。

マクドナルドのメニューを身体インタフェース、認知インファース、感性インタフェースという側面から分析してみると、大事なことが見えてくる。
最後はいつものように、ワークショップを二つ。今回は、電子体温計を身体インタフェース、認知インファース、感性インタフェースという側面から分析するという課題と、マクドナルドのメニューをスケッチで書いてみるという課題。

・これまでのヒューマンインタフェース論はこちら
マクドナルドのメニューはこちら(ゲゲゲの鬼太郎ハッピーセットをキャンペーン中=ちょっと興味ありです。)

2009年5月30日土曜日

NORIさんとつやこ

今週の月曜日は, 18:00からFlash集中講座の2回目でNORIさんが登場。

FlashもCS4になりだいぶ代わり、アクションスクリプトも3.0が出てきて、これも変わって、いよいよ混迷状態。Adobeは、どうして、こんなにややこしいことをするのだろうか。今度Adobeの山崎さんに聞いてみたい。

今回は、いきなりアクションスクリプトに行く前に、基本的なアニメーションをおさらい。嬉しかったのが、宿題をやってきた多くの学生が、とてもよいアニメーションを作ってきてくれたことだ。3日前に、Flashを初めて習ったとは思えない。
Flashの講座終わって、21:00ぐらいに研究室に戻ると。ちょうど、4年生のつや子の誕生パーティを開催。みんながいろいろな仕掛けを用意して、とても楽しい雰囲気。僕は、大学院生と英語の論文の添削で、あまりパーティは参加できなかったが、ちょっとビールをいただく。


Flashの集中講座についてはこちら
NORIさんについてはこちら

2009年5月29日金曜日

横浜と中川憲造さん

中川憲造さんの講演会が六本木で開催されました。

僕は、中川憲造さんといえば、まずインフォメーショングラフィックスをまず思い出しますが、今回は横浜の街づくりのようなお話。

いつものように忘れる前にメモ、

・ミュンヘンの街の都市に惹きつけるもの、1)治安よい、2)知的機関(大学)ある、3)文化を楽しむ、4)アルプスに繋がる自然、5)デザインを積極的 に生かしている
・デザインを都市の魅力をつくることに利用する(都市のブランディング)
・NDCグラフィックのオフィスを倉庫につくる
・横浜の人工推移のグラフを作る(グラフを作るのが大好き)
・横浜市は夜の人口が多い。東京のベッドタウン。
・国際会議は日本でもっとも国際会議の開催が多い
・横浜にふさわしい色は、78.7%は青
・都市を紹介する本がヨーロッパにある=横浜を紹介する四角い本を作った

8つのキーワード
1)横浜をマークする=Symbolmark& Logotype
・Creative City Yokohma のLogo
・芸術文化音楽想像で都市を活性化する
・横浜国際総合競技場のグラフィック
・ycatのlogo (バスに乗るようなかんじ)
・横浜市民ギャラリー のグラフィック
・みなとみらいギャラリーのグラフィック(電工ニュース)
・百貨店はローカルな良さを作っていく時代ではないか
・大桟橋のグラフィック
・山下講演のゴミ箱のピクト
・どんどん勝手につくる

2)横浜をガイドする=Map&Sign
・タワーマップ:お花見マップ
・タワーマップ:歴史的建造物マップ
・タワーマップ:七福神マップ
・Matic マップ
・岩波新書 横浜 文化と マップを入れる
・YOKOHAMA MAP 横浜競技場のためのマップ 各ホテルから競技場へ行くためのガイド
・hamaバス マップ、バスのグラフィック

3)横浜をニュースにする
・神奈川新聞のロゴ、フォーマット
・神奈川新聞のインフォグラフィック

4)横浜を考える community
・横浜まちづくりクラブの活動 会員証(煙突があがる)
・yokohama patchwork (横浜の紹介、広告料のようにグッズの写真の掲載)
・浜通になるための講座=横浜の通になる本

5)横浜をグッズにする Goods
・グッズはコミュニケーションの重要なメディア=記憶になるもの=モチーフがいる
・赤いくつ(テープ、チョコレート、靴下)
・永井さんのポスター、Tシャツ、ガム
・ランドマークの原稿用紙、日本一長い原稿用紙
・レンガサイズのかすてら、レンガサイズのチョコレート
・グッズエンターテイメント、チョコレートをパーティで、とんかちでわる
・パレットのようなパッケージのおまけがTシャツ
・捨てている海図でグッズをつくる

6)横浜を持ち帰る shop
・グッズをいかにプレゼンできるか
・Tower Shop, Museum Shop, Depot shop.
・maidenyokohama.jp

7)横浜がキャラクターになる Bluedai
・犬のキャラクターを育てる

質問「クライアントに受け入れてもらえるには」
・向上心と忍耐力が重要である。
・偉大なる普通の人になりたい。(有名になるよりも、普通のことをしながら、、)
・「これはおもしろい」という時に、上司を呼んでデザイン案が決まった。もしデザイン案をあずけて帰ったら、このようにはならないだろう。
・ネットでデザイン案を送ると、それに対して、あーしろ、こーしろとメールで来て下請けになってしまう。手間でも、デザイン案をクライアントに持っていく。
・一歩前進、半歩後退。10年たってはじめて地元に認めてもらえるようになった。

質問「インフォグラフィックで重要なことは」
・地図やグラフは、出発点は真実から
・ゆがめていることを、はっきり読者に認識される
・科学とアートが出会うのがインフォグラフィック



最後は、浅葉さんが登場して、まとめる。

感想として、中川さんの横浜への愛情をとても感じました。横浜に関することで、やれることがあるなら、なんでもやってよろうという感じで、精力的に活動をして、結果として横浜のブランディングの深く関わっている。それも、依頼されてやるのでなく、まずは、自分たちで作ってから提案する。とても勉強になりました。ぜひ、学生達に中川さんの話を聞いてもらいたい。

それから、中川さんお最後の言葉「やっていることは小さなことだが、それが人を心ゆたかにする。おもしろい仕事は、街のパン屋にもある」 もよかったです。デザイナーの原点があるようにい思えます。

中川憲造さんのNDCのWebサイトはこちら

2009年5月27日水曜日

仮設ギャラリー

先週は、内田洋行さんとのプロジェクトの打合せ。

仮説ギャラリーのようなものに関して、4年生からギャラリーの企画案、院生から具体的なデザイン案、内田洋行さんからは、ギャラリーのデザインの事例の紹介など、やはり企業の人はきちんと調査していることを学ぶ。この日は、いろいろな案をプレゼンテーションしてディスカッション。
6月はいよいよデザインを決めて、いかなくてはいけない。
はたして、どうなるか、こういうプロジェクトは先がみえているようで、どうなるのか分からないのが、おもしろい。

2009年5月25日月曜日

Gマーク募集

もう今年も、Gマークの季節。 応募の申込は6月10日までです。


僕は、今から25年以上前にクリナップで仕事をしていた頃に、浴槽や洗面化粧台ではじめてGマークを受賞してから、相当、いろいろな商品でお世話になっています。昨年からは、Gマークの審査委員として、お手伝いをさせていただいているのも因果のようなものを感じます

今年の審査委員は、副審査委員長が各領域ごとにいる編成。僕は、個人向けパソコン、 家庭向けパソコン、 業務用・公共用コンピュータ、および周辺機器を担当するということです。今年は、どんなものがでてくるのか、楽しみです。

・今年のGマークの応募はこちら
・今年のGマークの審査委員はこちら

2009年5月23日土曜日

左利きの人、又は、右利きだが左利きの子供を持つ人(親)

左利きの人、又は、右利きだが、左利きの子供を持つ人(親)で、
卒業研究に協力している人がいましたら、アンケートに答えてください。

当研究室の4年生の奥村さんが、今、卒業研究で左利きについて調べています。 テーマは「左利きの子供に、右利きの親が教える正しい包丁の使い方」です。
アンケートを身近な人達にお願いしているのですが、なかなか該当する方がいなくて苦戦しているところです。  

下記に該当する人で、アンケートに協力いただける人がいればアンケートに答えてください。
1)左利きの人
2)右利きだが、左利きの子供を持つ人(親)

1)左利きの人のアンケート
PC:
http://asp01.cubequery.jp/00055494
Mobile:
http://asp01.cubequery.jp/k00055494

2)右利きだが、左利きの子供を持つ人(親)のアンケート
PC:
http://asp01.cubequery.jp/00055594
Mobile:
http://asp01.cubequery.jp/k00055594
 
このアンケートを行うことによって、よりよい左利き社会を作りたいと考えております。
お忙しいとは思いますが、該当の方がいらっしゃったらご協力お願いいたします。

2009年5月22日金曜日

空間のインタフェース

18日の「ヒューマンインタフェース論」では、インターフェースの基本と空間のインタフェース。

インタフェースの基本は「InputとOutput」 という話と、インタフェースは「感性インタフェース、認知インタフェース、身体インタフェース」に分けることができるという話。例えば、水銀体温計と電子体温計のインタフェースを比較してみると、よくわかる。それから、空間のインタフェースでは、実空間でのインタフェースと仮想空間のインタフェースの事例を紹介。



実空間の事例では、韓国のSeoさんの作品を紹介。「Moon Garden」という作品では、暗い階段を降りて行くと、向こうがわの月のような中に、植物がはえてきてと自分たちが写っている、そしてさらに降りて行くと、おりる状況によって、植物がはえてきたり、蝶が舞ったりするというインタラクティブアートのような作品。

Seoさんは1年半くらい前に、津田沼に来てくれて講演と実演をやってくれたアーティスト。講演会では、僕と研究室のメンバーでバンドを組み、Seoさんのインタラクティブアートと共演。Seoさんはジャニーズ系が大好きで、日本でのコンサートに来ているそうだ。また、日本に来たら、寄ってほしい。
いつものように最後は2つのワークショップ。今回は、ノートブックパソコンのインタフェースのInputとOutput、Moon GardenのInputとOuputを描いてみる。

Moon Gardenはこちら

2009年5月21日木曜日

ヒューマンセンタード・システムインテグレーション

月曜日はイリノイ工科大学の佐藤先生の講演会を開催。

土曜日はマレーシア、日、月と日本にいて、火曜日は韓国という多忙なスケジュールの合間を縫って、津田沼に寄ってくれました。僕にはとても興味深い内容でしたが、学生にはちょっと難しかったかもしれません。参加者は40名弱ぐらいか、予想以上に学外から来てくれた人も多く、研究室の勉強会とは思えない盛況ぶりでした。佐藤先生、お疲れさまでした。

タイトル:特別講演会「人間中心志向のイノベーション」
日時:5月18日(月)18:30-20:00
場所:千葉工業大学 津田沼キャンパス 7号館一階(JR津田沼駅より3分)
主催:千葉工業大学デザイン科学科ユーザーエクスペリエンス研究室
18:30-20:00 招待講演「ヒューマンセンタードシステムインテグレーション」 佐藤啓一氏(イリノイ工科大学・教授)
いつものように忘れ前にメモ。

■Human-centered system integration
デザイン方法論、理論の研究開発、実務運用の課題
Good Service, Technology, Society and Human Enviroments
Service Systems

■Elements of Service Systems
-Service agent(hman, physical objects, artifacts, place,process)
-Deliverables(phsical bojects, information,experience)
-Value(utility,convinicence, security&comfrot, informational,serlf, excitment)

■Experience process sequence(プロセスのどの段階でどのサービスどのような役割をするのか検討する必要がある)
-human(人間が提供するサービス)
-physical objects(プロダクトが提供するサービス)
-place(場が提供するサービス)
-process(プロセスが提供するサービス)
劇場のシナリオのように考えてよい

■New framework of user-product interaction
車を設計する時には、車の周りから設計しなくてはいけない

■Humnan-Centered Prodcut Architecture

■Product architecturey(Ulrcih.K.T and Epplinger , Product design and development)
Function structure=Product architecturey=Physical structure=Product form-
-internatl definition   vs   external definition
-product architecture vs   product interface
Product platform (product variation =product platform+optional modules) example Volkswagen
Hierarch of phases system development
=1. breakthroguh R&D project,
=2. technologies for subsystems
=3. cutomer needs and option
Humnan-Centered Prodcut Architecture: success case: coffee maker
Understanding behavior model

■Design Information Framework
Understanding the domain of concern from multiple viewpoints
=Domain of concern (いろいろな視点で見ていかなければならない)
Video analysis to encoded transcripto, and to aspect models


講演終了後は、佐藤先生を囲んで、柴田さん、上平先生、八木先生、と僕の5名で、いつもの大学のそばの居酒屋へ。なんと、上平先生以外は京都工芸繊維大学の関連者という、同窓会状態でした。

・この講演会の案内はこちら
佐藤先生の情報はこちら

2009年5月19日火曜日

JAZZとディーター・ラムス@府中

30日に、府中でJAZZの音楽祭「けやき音楽祭 JAZZ in Fuchu 2009」が開催されます。

いつも指導してくれているクラリネットの谷口英治さんが、この音楽祭のプロデュースということで、僕たちのバンドも参加します。実は、府中では、大阪で開催してとても評判のよかった「ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考」の展覧会が府中美術館で開催しているので、演奏の前にそちらに行くのも楽しみしています。なんか、5月は府中の街は盛り上がっている感じです。府中市民は幸せだ!

純粋なる形象
ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考
 2009年5月23日(土曜日)から7月20日(月曜日・祝日)まで
開館時間:午前10時から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
府中美術館


2009.5.30(土) 観覧無料
Swing Bacchusの出演時間:午後3時10分~3時50分
場所:ルミエール府中コンベンションホール(STAGE2-2)
ゲスト:谷口 英治(クラリネット)

2009年5月18日月曜日

デザインの演習・講義とBlog

今年の春に、僕が担当している三つの演習と講義のBlogが出そろいました。

どの演習や講義も、常に試行錯誤していますが、まずは、何をやっているのか忘れないためにBlogを作っています。

「情報デザイン基礎演習」2年生を対象に原田先生と二人で担当(150人ぐらいか)
・TAの五代君が作っているBlogはこちら
僕のBlogはこちら

「ヒューマンインタフェース論」2年生を対象に僕が担当(150人ぐらいか)
僕のBlogはこちら

「情報デザイン論及び演習1」3年生を対象に僕と、吉橋先生、八木先生、小林さんが担当(80人ぐらいか)
・TAの深井君が作っているBlogはこちら
僕のBlogはこちら

2009年5月16日土曜日

観察、インタビューによりユーザ要求事項を抽出する方法

だいぶ時間がたってしまったが大阪でのセミナー講演のメモ。

メモではなく、きちんと文章化したものを「HCD-Net通信」でアップ。

教育セミナー講演会「観察、インタビューによりユーザ要求事項を抽出する方法」
日時    2009年2月27日(金)14時から17時半(13時45分受付開始)
会場    扇町インキュベーションプラザ メビック扇町2階 会議室2、3

■講演1.「行動観察の方法と実践例 」 松波晴人氏(大阪ガス株式会社)
「行動観察の方法と実践例」
行動観察調査の流れ
1. 企画設計
2.フィールド設定(対象者のリクルート)
3.観察実施
4.観察結果から問題点の仮説だし
5.ビデオ撮影結果の解析
6.問題点の整理とれポーティング
7.ソリューション開発
8.ソリューション評価

サービスデータの収集
①ビデオ撮影・IC
②観察メモ
③インタビュー(観察メモの補足)

行動観察の6つの視点
・人間工学(人間の特性)
・エスノグラフィー(個人の日常生活における文化、例:家によってバスタオルの使い方・洗いかたが違う、企業によって怒られること違う)
・環境心理学(物理環境による行動への影響、例:気温の熱い時に暴力性が高い、ノイズのある部屋では手伝ってくれない)
・社会心理学(人との交流の影響、例:あの人であれば買おう)
・しぐさ分析(しぐさと心理の関係
・表情分析(表情と心理の関係、例:入国審査で表情を確認)

サービスデータの分析 定量分析
・行動観察ソフトobserverによる行動分析

サービスサイエンスの方法論
CS(顧客満足)向上
ES(従業員満足)向上

行動観察の種類
・参加観察法
ー交流的観察(コミュニティにはいる)
ー非交流観察
・非参加観察法
ー直接観察(マジックミラー)
ー間接観察(ビデオ)

55世帯の顧客宅にいって、観察。
・映像データ
・朝から夕方まで一緒にいる(食事にとるとき、買い物にいるとき)
・調理行動から約200個のファインディングを抽出

家庭用ガスコンロ
・アンケート 120名
・グループインタビュー 12名
・観察法 12名
・リクアイメント分析 120名
 ユーザー価値3以上 アンケート80, グループインタビュー12, 観察25
 具体性レベル


暖炉
・暖炉ありなしの二人の距離
・暖炉ありなしの会話のなかった時間
・暖炉ありなしの自分に似ているかどうか

行動観察の有効性
・ニーズ探索
・ユーザビリティ評価
・製品の効用評価

イベントで重要なポスターをじっくり見ていただく
・レイアウトを変更して、展示回数がかわる

ガス導管工事の安全性の向上
・行動観察することで、新たに潜在的なリスク約100件を抽出
①工事現場のビデオ観察
②行動解析ソフトウエア(oberver)
③チャート分析図

ガス導管工事の生産性の向上
・すべての道具を収容できるボックスを開発、生産性27%向上

オフィスワークの生産性を向上をはかる
・ビデオ6台
・どういう作業に、どのくらい時間がかかるのか

行動観察をビジネス化
www.lnet.co.jp

死の谷+ダーウィンの海

エスノグラフィーは何人必要か?
8人で80%か?
エスノグラフィーは新しいアイデアをだすための手法

■講演2.「現場でユーザ要求事項を抽出してユーザインタフェースデザインに反映する」 前川正実氏(株式会社操作デザイン設計)
「現場でユーザ要求事項を抽出してユーザインタフェースデザインに反映する」
全体が分かっている人が少ない
ユーザが工夫して利用している
・仮に使いにくくても、ユーザーは努力している(マニュアル、作業手順書)
利用品質の向上がユーザの業務改善に直結
・利用品質と生産性が密接な関係
・利用品質の良否が、製品価値へ大きく影響する

開発プロセス
・調査(観察・インタビュー等)
・分析・操作と機能検討
・プロトタイピング
・仕様化(文書化)=機能仕様、操作仕様、外観仕様
・デザイン・設計

事例:医療用PET(陽電子断層撮影装置)
・検査の概略フロー(予約、FDG投与、待機、検査、画像診断)
・改善したい部分→ホワイトボード、観察ノート

今後に向けて
・調査(観察・インタビュー)をするのは当然
・いかにその情報を開発へ生かすか?
・観察よりクリエイション?(表層的な情報取得では不十分。潜在的なニーズが見えてくる)


■講演3.「実践的インタビュー方法」 矢島彩子氏(富士通株式会社)
「実践的インタビュー方法」 Ethno-Cognitive Interview
人→プロセス→IT 
・その現実から気づきを得て「可視化」
・人の意識と行動をそこから考え、変えていこう

ビジネスにおけるフィードバックとは
フィールドワークの技法を用いて「可視化」
エスノグラフィーの手法をビジネスへ

フィールドワークの実施パタン
・観察を中心としてフィールドワーク=エスノグラフィーをベースに生々しくありのまま表現
・インタビューと中心としてフィールドワーク=働く人の業務に対する意識や考え方を中心に
・業務・意識・空間を統合したフィールドワーク=業務・意識・レイアウトの課題を総合的に知りたい

フィールドワークを応用したインタビュー手法
背景:IT化の対象が現場業務に拡大・複雑化
背景:経営層(やるべきこと)、IT部門(できること)、現場部門(やりたいこと)にgapがある
背景:お客様が要件を書けない。要件定義の失敗によるコスト増大

現場を知ることの難しさ
・業務は日々変化
・複雑なグループワークで成り立っている
・複数の業務の並行処理、割り込みがある

・いきなり業務を観察しても理解できなし
・インタビューをどう聞けば良いかわからない
・専門家でなくても、現場を知るための体系的な手法

現場をしるための方法
・業務マニュアル
・現場参加(観察)
・インタビュー

エスノーコグニティブ インタビューのためのツールの整備して、インタビューを体系化
Cognitive interviewの技術を活用(組織・人間、時間、空間といった多視点から事実を聞き出す)
・聴く技術
・ワークシート
・ワーカチェック項目
・進行表

インタビューのレベル
・構造化、半構造化、非構造化、日常会話、語り
・開発したインタビューは半構造化を基本

インタビューによって得られる情報
・時間軸:過去完了、過去、現在、現在完了、将来
・頭の中
・行動
・視点の高さ

流れ
・事前準備(目的の明確化、対象、事前説明)
・フィールド調査(インタビュー戦略作成(シーと選定、進行表)、実施、追加インタビュー)
・データ分析(インタビュー音声の書き起こしと分析、気付きの抽出とカテゴリ化、課題のまとめ、課題への対策案)
・報告書完成
#分析例:ギャップ分析

聞き方の戦略
・エピソード・ベース(使いにくいといったら、そのエピソードを語ってもらう)
・多面的なきりくち(日頃の無意識的な行動を短時間で記憶想起するために時間軸・人間関係軸・空間軸)
・ワークシートの利用(質問ワークシート、シートを目前に共有・書きこみながら対話を進める)

インタビューで使用するツール類
・聴く技術(どうやって聞いたらよいか)
・質問ワークシート
・ワーカ行動チェック項目(聞きもれがないかチェック。タスク方法論のモデルから、独自のワークコンテキストモデル)例えば、エピソードなどがとれている か
・インタビュー進行表

インタビューの手順
・オープニング(3分)ラポールの形成
・組織・人間関係シート(worker relation, oranization)
・時系列・タスクシート(profile, descriptive)
・空間シート(task list, layout)
・クロージング

事例:病院
紙から電子に変更する課題を抽出する
1.エスノコグニティブインタビュー
2.行動再現インタビュー
3.立会い目線


2009年5月15日金曜日

5月の勉強会

5月の研究室の勉強会は「ユーザー調査」。

昨日は、第一回で「ユーザー調査の概要」と「観察法」。
「ユーザー調査の概要」については、僕の方から、ユーザー調査とは?、定量調査・定性調査、インタビュー調査、アンケート調査、フィールド調査、観察法、インタビュー調査などについての概要。

「観察法」については、大阪から来てくれた大阪ガスの松波さんが、観察法のアプローチに関連して、下記の内容を講義。
1.サービスサイエンスとは
2.サービスサイエンスの手法論
3.お客さま向けサービスサイエンス
4.従業員向けサービスサイエンス
5.新しいビジネスの創造
最後に学生たちのいろいろな質問に答えてくれました。松波さん、お忙しい中ありがとうございました。

■5月の研究室の勉強会の予定
5月14日(木)12:30-14:30 「ユーザー調査の概要」講師は僕
5月14日(木)16:00-18:00 「観察法」講師は松波さん(大阪ガス)
5月18日(月)18:30-20:00 「人間中心志向のイノベーション」講師は佐藤先生(イリノイ工科大学)
5月21日(木)11:30-13:00 「インタビュー法」講師は僕
6月03日(木)17:00-19:00 「分析法、プロトコル分析」講師は僕と為我井君(M2)

■Flashの勉強会の予定
それから、Flashの基礎を学ぶ、Flashの勉強会も開催
5月21日(木)18:00-21:00  講師は原田先生(千葉工大)
5月25日(月)18:00-21:00 講師は伊藤 紀之さん(トゴル・カンパニー
6月01日(月)18:00-21:00 講師は伊藤 紀之さん(トゴル・カンパニー


2009年5月14日木曜日

UNIQLO GRID

月曜日は2年生を対象に「ヒューマンインタフェース論」も4回目

今回は「Webにおけるインタフェース」について講義とワークショップ。Webサイトの事例では、「UNIQLO」も紹介。新しくなったUNIQLOのサイトは、UNIQLO GRIDと赤いUNIQLO COLORを生かしたデザイン。ショッピングサイトとしての「売る」ということと「ブランド」の両立をめざしているように見える。



HOMEというのが紛らわしい。ここでのHOMEは自宅用のタオルなどの商品のことだが、HOMEからはトップページのようなイメージや、住宅販売のようなイメージもある。

UNIQLO GRIDはいつ見ても楽しく、ブランドイメージを伝えるのに分かりやすいサイト。


ヒューマンインタフェース論に関してはこちら
UNIQLOのユニクロックに関してはこちら

2009年5月13日水曜日

INFO-GRAPHICS Night vol.1

インフォグラフィックスのイベントを専修大学で開催するそうです。

コミュニケーションデザイン研究会、専修大学上平研究室の主催で、来月6/10に、木村博之氏をお招きしてインフォグラフィックスのイベントを行いま す。木村氏は、今年の春にSND審査委員と中国でのワークショップに関わられましたが、その際に見たこと感じたことを含めて、その貴重な経験を一般向けに公開してくださいます。小さな集まりですが、インフォグラフィックスに関心を持たれている皆様、是非ご参加下さいますようお願い申し上げます。

INFO-GRAPHICS Night vol.1
■日時:2009年6月10日(水)19:00~21:30
■場所:専修大学サテライトキャンパス
        (小田急線向ヶ丘遊園北口前徒歩1分、アトラスタワー2F)
■主催:コミュニケーションデザイン研究会、専修大学上平研究室
■共催:情報デザインフォーラム
■定員:50名(どなたでもお気軽にお申し込み下さい)
■参加費:無料

お申し込み詳細はこちら

2009年5月12日火曜日

パントマイムとデザイン

本日は、2年生の演習「情報デザイン演習基礎」の4回目。

今日から、「コンテンツデザイン」をデジカメ・アニメをテーマに情報デザインの3つのステップを3週でやっていく。

この授業は原田先生と僕と二人で担当していますが、今日は原田先生が担当。
みんなで、立ってパントマイムの練習。まずは、コーヒーを飲む動作と重い荷物を押す動作を8段階でのステップで体で表現。デザインの授業で、まさかの演習。
今日の打合せで、大学院生の五代君がこの授業のBlogを作ることに。
デザインの3ステップ:3人ひと組のチームワーク。今日の授業のメモ、
1)観察
・食べるという活動
・コンテンツ表現の技法
・アニメーション表現の基本
・パントマイムの基本
2)企画・構成・表現
・取材、資料収集
・絵コンテ
・デジタルカメラによる写真(16カット)
・食べる行為をアニメーションで表現する(パントマイム、ジェスチャー、見立て)
3)発表
・上映会
・ポートフォリオ(プロセス、絵コンテ)

アニメーションのしくみ
・仮現運動(ものが動いてるわけではないが、動いているように見える)
アニメの歴史
・科学博物館が参考になる
・flip book
・写真の魔法
パントマイムによるイリュージョンの表現
・映像制作する場合は演技を指導する
・見る、準備する、コンタクトする、クリック、アクション、アンクリック、戻す
絵コンテ

ポイント
・メンバー全員が写真に写っていること
・どのようなテーマにするのか
・新しい食べ方などはなし
・普段の食べている様子の中から、おもしろさを発見する

情報デザイン基礎についてはこちら

2009年5月11日月曜日

5つのデザイン事例

昨年より、「User-Centered Design Stories」という本を翻訳するUCD勉強会をやっていました。



月に一度、有志が集まり、交代でこの本の各章を翻訳するという勉強会だ。この本で、紹介している人間中心設計の事例を紹介して、みんなでディスカッションするというイベントを開催します。

著者: Carol Righi/Janice James
出版社: MORGAN KAUFMANN PUBL INC


HCD-Netサロン「人間中心設計の5つの事例」の開催
趣旨:皆さんにどのようなイベントがよいかと聞くと、人間中心設計の事例を聞きたいという声が多い。しかし、事例を話してくれる企業はあまり多くない。そ こで、北米での活発な人間中心の事例が掲載されている「ユーザーセンタードデザイン・ストーリーズ」という本を、HCD勉強会というワーキンググループの メンバーで荒約してみました。この本で紹介されている事例をネタにみなさんと議論をしたいと思います。
また、今後、このようなHCD勉強会SIGというのも、参加者の人たちとスタートしたいと思っています。皆様のお越しをお待ちしております。

日時: 6月5日(金)18:10から20:40(受付は18:00より)
場所:キャンパスイノベーションセンター(JR田町より海側に出て徒歩1分)
主催:人間中心設計機構(HCD-Net)
概要:
・「
ユーザーセンタードデザイン・ストーリーズ」の紹介、山崎和彦氏(千葉工業大学、教授)
・UCDの事例-1 松原幸行氏(キヤノン、室長)
・UCDの事例-2 八木大彦氏(はこだて未来大学、名誉教授)
・UCDの事例-3 石野正剛氏(富士通デザイン)
・UCDの事例-4 村中直文氏(日本IBM)
・UCDの事例-5 山崎和彦氏(千葉工業大学、教授)
詳細及び申込:
http://www.hcdnet.org/

UCD勉強会はこちらを参照。

2009年5月10日日曜日

情報デザイン合宿@箱根

週末は、箱根で泊まりこみで「情報デザイン」の本の合宿。

いつもの情報デザインフォーラムのメンバーが小田原駅に集合。神戸や京都からも来てくれています。
残念ながら浅野先生は急用があり参加ができずに残念。
神戸の小林さんは、なんと箱根にはじめて来たということで、少し観光も。
小田原で待ち合わせて、ターンパイクで頂上まであがってみると、そこには絶景が待っていた。
富士さんもよく見えましたが、その左側に南アルプスまで見えたのは驚きです。

芦ノ湖湖畔の湖尻にある岩崎学園の施設をお借りして、一泊2日の合宿。
終日、各自で執筆作業。緑に囲まれた素晴らしい施設。これが一日1500円で使えるとは!
みんなが、もくもくと作業をして夜10:00になってはじめて、ビールを飲みながら、本格的な打合せ。そのまま打合せを続けると朝になったしまいそうなので、2時ごろで中止して、翌朝へ。

翌朝は、芦ノ湖まで散歩。美しい緑とすがすがしい風。部屋で、原稿を書いている場合じゃない。最後に丸善の小西さんから、厳しいスケジュールを説明してもらい、一同、困った状況。
「情報デザイン」の本の目次と執筆者、編集者

1 情報デザインとは(小池)
・情報デザインとは(小池)
・情報デザインの領域(小池)
・情報デザインの活用(浅野)
・社会と情報デザイン(浅野)
・企業と情報デザイン(棚橋)

2 情報デザインのプロセス(山崎)
・デザインプロセスの概要(山崎)
・計画と情報収集におけるプロセス(山崎)
・ユーザ調査と分析におけるプロセス(棚橋)
・コンセプトデザインにおけるプロセス(櫛、寺沢)
・実施デザインにおけるプロセス(山崎)
・ライフサイクルにおけるプロセス(山崎)

3 ユーザ調査のための手法(棚橋)
・ユーザ調査の概要(棚橋)
・会場調査(棚橋)
・フィールドワーク(小池、吉橋)
・ファンドビヘビアー(寺沢)
・ラピッド・エスノグラフィー(櫛)

4 コンセプトのための手法(櫛)
・コンセプトデザインの概要(櫛、寺沢)
・ペルソナ手法(棚橋)
・シナリオ手法(山崎)
・発想法(棚橋)
・フォトシナリオ・フォトエッセイ(山崎)

5 視覚化のための手法(小林)
・視覚化のための手法の概要(小林)
・情報の構造化(上平)
・情報構造の具現化(棚橋、寺沢)
・アイデアスケッチ(木村、小林)
・ペーパープロトタイピング(山崎)
・プロトタイピング(小池)
・アクティングアウト(浅野、寺沢)
・インフォグラフィックス(上平)
・インフォメーションプロダクト(山崎、小池)

6 デザイン評価のための手法(浅野)
・ユーザによる評価(浅野、島村)
・専門化による評価(浅野、島村)

7 情報デザインの事例(島村)
・情報デザインの教育事例(全員)
・情報デザインのワークショップ事例(全員)

・これまでの情報デザインの本の活動はこちら

2009年5月9日土曜日

プロダクトデザイン 商品開発に関わるすべての人へ

連休のまん中の水曜日に「プロダクトデザイン」の本の編集会議に参加。

いつものように渋谷のユーアイズデザインの事務所で終日、打合せ。昼はいつものように事務所のそばのインドカレーのお店。もっとも問題となっていた僕の原稿も終わり、表紙のデザインもだいたい固まり、「プロダクトデザイン -商品開発に関わるすべての人へ」の本が、ようやくめどが見えてきました。
7月1日にワークス社より発売できそうです。

表紙案について、みんなで検討。やはり、表紙案が立体になってできてくると、それらしい。「Product Design」の文字がヘルベチカでしっかり組まれ、その下に赤い帯があり、コピーが特徴的な文字構成で並んでいる。けっこう、書店でもインパクトがあるかもしれない。


あとは、はじめにの文章を検討中です。

商品開発に関連することを学んでいる学生がもっとプロダクトデザインの知識をもっていれば、もっと学ぶことがおもしろくなる。

商品開発に関わる人がもっと プロダクトデザインの知識をもっていれば、もっとビジネスがおもしろくなる。

もっと多くの日本人がプロダクトデザインの知識をもっていれば、もっと日本は おもしろくなる。

僕らは、そんな期待をもってこの本を書きました。


これまでの本の活動のはこちら

2009年5月7日木曜日

デザインのYES/NO

5月31日まで、六本木のデザインハブで「DesignのYES/NO」の展覧会がやっています。

会場は廣村正彰さんのディレクションです。
入り口には、こんな感じで、YESとNOのポストカードが貼ってあります。
中にはいると、Tシャツがずらーと吊ってあります。


こちらは、僕がデザインしたYESのポストカード。「Human & Environment Centered Deisgn」のデザインプロセスが書いてあります。

こちらはNOのポストカード。「Function & Industrial Centerd Design」のプロセスが書いてあります。

そのYESとNOを組み合わせたTシャツのデザインです。
ちょっと線が細かったかなという感じですが、、
僕らしくてよいということにしておきます。
よいデザインを生み出すためには、そのためのプロセスが大事です。
よいデザインためのデザインプロセスをデザインすることも必要です。

企画名: 「デザインのYES NO」
会 期: 4月15日(水)~5月31日(日) 11:00~19:00 会期中無休
会 場: 東京ミッドタウン・デザインハブ( ミッドタウン・タワー5階)
入場料: 無料
主催/企画・運営: 東京ミッドタウン・デザインハブ
展示内容: 約150名のクリエイターによる「YES」と「NO」をTシャツとポストカードにデザインして東京ミッドタウン・デザインハブ会場に展示。
アートディレクション: 廣村正彰
詳細:デザインハブのWebサイト
おもな出展予定クリエイター名:
青葉益輝、秋山 孝、芦原太郎、安積朋子、天野幾雄、五十嵐久枝、井上斌策、勝井三雄、加藤周三、川島蓉子、木下勝弘、近藤康夫、U.G.サトー、柴田文江、杉崎真之助、澄川伸一、高尾茂行、唐仁原教久、東京大学大学院建築学専攻 難波研究室、長友啓典、長濱雅彦、廣村正彰、福田哲夫、福田秀之、藤田 隆、村越 豊、山岡 茂、山崎和彦、ペドロ山下 ほか

2009年5月6日水曜日

SPATS


昼間は、天候にも恵まれ、のりのよい聴衆にも恵まれ、野外で演奏。
夜は、SPATSでの演奏が、のりのよい聴衆にも恵まれ、楽しいライブ。昼間来てくれて、夜も来てくれた人が何人かいました。なかには、小学生などの子供を3人連れてきてくれたママさんもあり、会場は満員。のりのよい聴衆が多いと、演奏者も単純にのりがよくなってしまう。
それにしても、この日は朝10:30ぐらいからの野外のリハーサル、14:30からの本番、16:30からのSPATSでのリハーサル、19:00からの本番と終了したのが21:00すぎで、本当に一日、音楽づけでした。
小田原(箱根湯元)には9月13日(日)のライブも決定して、だいぶ縁ができてきた。これもSPATSのマスターのおかげだ。

2009年5月4日月曜日

人間中心志向のイノベーション

5月18日に、イリノイ工科大学の佐藤先生をお招きして特別講演会を開催することになりました。

佐藤先生は、近年は人間中心志向のイノベーションを推進するためのアプローチ、システムや手法などを研究されています。その研究の成果の一部をお話いただけます。とても、楽しみです。

タイトル:特別講演会「人間中心志向のイノベーション」
日時:5月18日(月)18:30-20:00
場所:千葉工業大学 津田沼キャンパス 7号館一階(JR津田沼駅より3分)
主催:千葉工業大学デザイン科学科ユーザーエクスペリエンス研究室
参加費:無料(学外の方も参加可能ですが、事前申込が必要です)
内容:
18:30-20:00 招待講演「ヒューマンセンタードシステムインテグレーション」
  佐藤啓一氏(イリノイ工科大学・教授)


佐藤啓一氏のプロフィール
イ リノイ工科大学インスティテュート・オブ・デザイン教授、博士課程コーディネータ、ダルムシュタット工科大学、武蔵野美術大学客員教授。各大学院で設計理 論、方法論、インタラクティブシステムデザイン、製品デザイン/システムプラニング、デザイン研究方法などの課目を担当。現在の研究領域は設計開発知識、 コンテクストに適応できるデザイン、人間中心システム/製品アーキテクチャ、学習課程としてのインタラクション、シナリオを用いた分析評価設計手法、実体 空間とメディア空間を統合する製品/システム/インタフェース設計など。これらの分野で多くの企業との協同研究プロジェクトに従事。実務分野では、製品/ システム計画とデザイン、インタフェース研究開発などの分野で企業コンサルティングにも従事。ASME Design Theory and Methodology Conference, the ACM-IEEE Design Automation Conference, IEEE Robotics and Human Communications Conference 論文賞、the Essen Design Innovation Award, and Apple and Interval Research University Workshop Awardsなどを受賞。英国デザイン学会(DRS)フェロー、日本デザイン 学会、米国電気電子工学会(IEEE)、米国機械工学会(ASME)、ACM-SIGCHI 会員。大阪工業 大学工学部大学院修士課程(経営工学)修了後。同大学工学部助手、イリノイ工科大学修士課程(デザイン)修了後イリノイ工科大学修士課程(プロダクトデザ イン)修了後同大学助教授、京都工芸繊維大学助教授を経て現職。


新横浜で補習

昨日は、新横浜の横浜アーツ専門学校の教室を借りて補習を受けるような感じでした。

横浜アーツ専門学校の前の横浜アリーナでは、世界卓球が開催されていてお祭りムード。僕らは誰もいない教室にこもっていました。本の原稿を書くには、休みの日にみんなで集まって、集中して書くしかないということで、情報デザインフォーラムのメンバーの上平先生、小池先生、Tubeの木村さん、浅野先生と僕で教室で、一日、原稿を書きました。けっこうはかどりました。

昼食は、やはり中国ラーメン揚州商人 新横浜店へ直行。僕は、ここへは先週も行ってスーラタンメンをいただきましたが、やみつきになります。新横浜は、リコー、富士通、横浜アーツ専門学校、ホロンクリエイト、インターソフトなど知り合いがいるので、最近は来る機会が多いです。

これが噂の「激辛スーラタンメン」。浅野先生が勇敢に注文したものを撮影。タンメンの真ん中に黒くて丸いい唐辛子のかたまりのようなものが浮いて、もちろんおつゆの表面は赤くなっている。さすがの浅野先生も辛いといいながら、全部たべてしまいました。まだ、僕にはこれを注文、勇気がありません。

19:00ごろに昼の部の補習が終了。浅野先生たちは夜の部の補習に行ってしまいました。

ここからは僕のメモということで、タンメンを食べながら考えました(嘘)。
昨日の発見その1(上平先生と話をしていて、、)情報収集、人間という視点での情報の整理・構造化、もの(ハードとソフト)という視点での情報の整理・構造化。少し、分けて考えるとよいかもしれない。上平先生が図にしてくれるらしい。

昨日の発見その2(木村さんと話をしていて、、、)スケッチは、概念のスケッチ、ことのスケッチ、もののスケッチ(ソフトとハード)がある。そして、それをもう少し視覚化すると、ダイアグラム、アクティングアウト、プロトタイプなどになる。そして、最後に、プレゼンテーション、マニュアル、プロダクトになる。視覚化対象(概念、こと、もの)と視覚化のレベルがマトリックスになる。たぶん、木村さんが図にしてくれるだろう。

2009年5月3日日曜日

デザインプロセスと手法

デザインプロセスと手法を知る上で、役にたつWebサイトが二つあります。

Generic Work Processというデザインプロセスと手法を解説しているWebサイトがあります。

このWebサイトの下部の方にview complite listをクリックすると詳細の手法のリストが表示されます。
ここでは、基本プロセスをReserach&Analysis, Concept, Design, Develop, Implimentという五段階のプロセスとしてとらえて、各プロセスの中でAnalyze, Create, Testという三段階が繰り返されるということが表されています。






Usability.net では、Methods tableというページでデザインプロセスと手法を下記のように解説しています。
ここでは、デザインプロセスを、Planning&Feasibility, Requirements, Design, Implimentation, Test&Measure, Post Release という6段階としてしています。プロセスの各段階で活用される手法が下にあり、それぞれの手法をクリックをすると解説がでてきます。

このWebサイトの上部の方に○limited time/resources ○No directed access to user ○Limited skills/expertise という三つのラジオボタンがあり、ここをクリックするとそれぞれの条件に適した手法が選択されます。

2009年5月2日土曜日

ベリーニのヤマハHP-1

Mario Belliniがヤマハのデザインをてがけたのは、カセットデッキのTC800GL とヘッドフォンのHP-1の二つだ。両方とも歴史に残るデザインであることがすごい。

昨年、秋田さんがこられた時に、研究室にあるカセットデッキのTC800GL のご覧になられて、話題がはずんだ。このデザインが好きな人はすぐわかる。

最近、オークションで手に入れたのが、ヘッドフォンのHP-2(HP-1とまった同じ形)。1970年代に発売されたこのヘッドフォンも当時は僕も使っていたが、子供が使うように なったボロボロになって捨ててしまった。ヤマハのWebサイトに、下記のようにこのヘッドフォンのHP-1の解説が掲載している。
オルソダイナミック型ヘッドホン、「HP-1(エイチピーワン)」。イタリア人デザイナー、マリオ・ベリーニがデザインを手がけたHP-1は、高品質なナチュラルサウンドを再現する本格派としての役割を担っていた。
オルソダイナミック技術方式は、ヘッドホンの震動源であるボイス・コイルが発信源のダイアフラム(振動板)へスパイラル状に一体化している。HP-1は、ドライバーユニットの構造をそのまま形にした、ミニマムなデザインを実現した。
また、「ヘッドホンを頭で支える」「イヤーパッドを耳に当てる」──ヘッドホンが担うこれら2つの役割を、HP-1では2本のヘッドバンドへと分散することで、装着するユーザーの負荷を減らしている。


オークションで手に入れたものも、やはり少しボロボロだ。これは、このデザインにも原因がある。先進的なデザインで はあったが、素材の使い方や構造に無理があり、あまり長続きするデザインではなかった。このへんが、ベリーニのデザインの完成度の低さが目につく部分だ。

それでも、構造を分かりやすく見せていて、丸型に斜めの小さなくさびのようなディティールが、しっかりとした音と繊細さを表現しているこのデザインはすばらしい。残念なのは、ヤマハがこの2つの機種だけをベリーニに依頼して、その後は頼んでいないことだ。まるで、ベリーニのデザインを消費していくようなやり方に疑問を思える。ベリーニも、これらの機種の次の機種をデザインすることで、より完成度が高まったはずだ。

・Mario Belliniに関してはこちらも参照

2009年5月1日金曜日

5月といえば

5月はなんといってもゴールデンウィーク。

僕は、ゴールデンウィークといっても、本の出版のプロジェクトとバンド練習・ライブで、けっこう自由な時間は少ない。休みの後は、本年度の授業、プロジェクトなどが本格的に開始。月末は札幌に行く予定

今月のイラストのテーマは「Last theme I saw Paris」。日本語名は「雨の朝巴里に死す」という1954年の映画音楽。パリのカフェでの、鳥と人間のそれぞれの恋をイラストで表現。イラストはR-Plantが提供。今回のHCD-NetシンポジウムのポスターもR-Plantでデザインしてくれました。

BBQ

昨日は、大学からも近い香澄公園で研究室のバーベーキュー大会。

午前中は、4年生と院生による各自の研究テーマと研究状況の発表会。だんだん、各自のテーマの内容が深まっていく。それから、学部生を主体とした産学プロジェクトのメンバーが決定。今年は、下記の5つのプロジェクトが進行していく予定。これとは、別に大学院生と主体とした産学プロジェクトが2つあるので、研究室としては7つの産学プロジェクトが走っていく。

1)デジタルエンターテーメントプロジェクト(コナミ社)
2)スポーツクラブプロジェクト(コナミ社)
3)エコデザインプロジェクト(日本インダストリアルデザイナー協会)
4)ユニバーサルデザインプロジェクト(TOYOTA社)

5)ギャラリープロジェクト(内田洋行社) 


午後は、大学からバスで10分くらいのところにある香澄公園へ移動。天気もよく、緑も美しく、最高の環境だ。

大きな鉄板で、最初はなかなか熱くならなかったが、石田君と哲ちゃんの奮闘で、だんだん鉄板も熱くなり、肉も焼けてきた。いつもきちんとしている為我井君のラフな姿が評判となる。