2009年1月31日土曜日

京都で講義(最終回)

先週金曜日は、大学院「情報デザイン特論」の最終発表会が京都工芸繊維大学で開催。

会場へ、まず見学のシスメックス社の水本さんを筆頭に数人、京セラの渡辺さん、オムロンの小林さんが来てくれて、そのあとに専修大学の上平先生、関西大学の堀先生などが到着。
最後に学生が来て、発表会を開始。

発表の中で、特に興味を惹いたのが、福井さんの「ユーザーアラウンドデザイン」というアプローチの提案。「ユーザーの周りからユーザーの情報を引き出す、ユーザーを中心に据えながらも、ユーザーの環境や関わりの深い人からインタビューを通じて情報を引き出し、ユーザーを理解しデザインする。」というアイデア。これは、自分自身のことは分かりにくいということからも、可能性がある。また、お年寄りや子供など、あまりインタビューで意見を引き出しにくい人などにも適応できそうだ。

また、近藤君の、「context of use & context of touch」とうデザインアプローチは、人間の触角を大事にした提案だ。そして、「言の葉包み」という携帯電話のコンセプトも興味深い。特に、本当に質感を感じられるモデルも素晴らしい。このアプローチをさらに探求することを進めて欲しい。

最後に、学生達へ覚えて欲しい「to go、つくり続ける 学び続ける」とい話を僕から、かけあしで話をして終了。この後にHCD-Netのイベントもあったが、ある先生からは、イベントよりもこの学生達の発表会の方がおもしろかったというメールももらった。僕も、すでにまとまった話もよいが、学生達の考えた発想に未来を感じる。

学生たちは、ぜひ、今日の発表を機会に、学び続けてほしい。
なぜならば未来を作るのは、学生達だからだ。

・これまでの情報デザイン特論はこちら。
・千葉工大でやっている人間中心設計特論はこちら。

2009年1月30日金曜日

お客様の満足を高める人間中心設計とペルソナ手法の導入

人間中心設計とペルソナ手法のセミナーをやることになりました。
丸一日かけて、みっちりを手法を覚えようというワークショップ付きのセミナーです。
この機会にスキルを身につけたい方は、ぜひご参加ください。



■日時:3月16日(月) 10:00~17:00
■場所:日本テクノセンター研修室(東京・西新宿)
■講師:山崎和彦(千葉工業大学・教授)

■概要:
仮想的なユーザを想定して製品開発を進める手法を修得し、新商品開発へ活かそう!

近年、企業の役割が、商品提供からサービス提供へ、そして統合的なユーザ体験の提供へと変化していく中で、企業におけるシステム開発や商品開発の戦略や手法も大きく変化しています。
 本講演では、ユーザーの総合的な満足度を実現してビジネスとして成功するための「人間中心設計のアプローチの導入」と「戦略的なペルソナの活用」につい て解説します。今後ペルソナの活用を検討している企業は必須の内容です。また、人間中心設計手法をどのように企業に導入していったらよいのか迷われている 企業の方々にも最適です。
 本セミナーでは、基礎から学べるように、講義とワークショップを取り混ぜて、初心者の方でも、確実に身につくことを目的としています。 


■プログラム
Ⅰ.人間中心設計手法の導入
  1.なぜ人間中心設計が始まったか、
  2.人間中心設計とその事例は?
  3.人間中心設計手法の効果とは?

Ⅱ.人間中心設計を企業へ導入するには
  1.人間中心設計の6つの要素
  2.企業へ人間中心設計を導入する具体的な方法
  3.どこから人間中心設計を始めたらよいのか?

Ⅲ.人間中心設計導入を検討するワークショップ
  1.現状の課題を把握する
  2.課題を解決する方法の検討
  3.まとめ

Ⅳ.ペルソナ手法とは
  1.対象ユーザーの理解
  2.ペルソナ手法とは、ペルソナ手法の事例は?
  3.ペルソナ手法の効果とは、ゴールダイレクトデザインとは?

Ⅴ.ペルソナ手法を企業へ導入するには
  1.ペルソナの企業への導入方法
  2.ペルソナの構築方法、文脈的調査法とは
  3.ペルソナとシナリオの具体的な活用方法

Ⅵ.ペルソナ手法のワークショップ
  1.ペルソナを作ってみる
  2.ペルソナの活用を考える
  3.まとめ

■詳細及び申込

2009年1月29日木曜日

東福寺方丈庭園(1)

先週の金曜日の朝に、前から行きたかった東福寺方丈庭園に行ってきた。

昨年、重森三玲庭園へ行って、とてもよかったので、ここも楽しみにしていた。
京都駅について、そのままタクシーで方丈庭園へ直行。
朝10:30には、誰も見学者もいないので、ゆっくりとこの空間をあじあうことができた。

東福寺方丈庭園は、重森三玲が作庭して1939年(昭和14年)に完成した。重森三玲が40歳より全国の庭園を独自に調査をして本として発行していった。42歳の時に約250個所の庭の調査を終えた時に、江戸末期より現代までに「創作」の名に値する庭がないことに痛感した、「この昭和という時代に、後世に恥じない庭園を残すことが己の使命」と確信したそうです。そして、その後すぐに東福寺方丈庭園を作り「庭園は芸術である」と宣言したそうです。
今回、ここに行って、ゆっくり眺めて、僕の印象は、この庭に4っつの楽しみがあるように思える。

1)目の前の楽しみ
・見の前に目にする、自然と人工物の肌理、そしてそれに変化与える季節や時間の変化。
・いわゆるディティールが美しい。
・素材の使い方が美しい。
・柔らかい素材と硬い素材の組み合わせ
・幾何的な素材と有機的な素材の組み合わせ

・四周に庭園を回遊して、その変化を楽しむ。それぞれの庭と庭と庭の繋がりの変化を楽しむ。
・方丈南庭は荒々しい巨石、砂紋による海、緑の神仙境というダイナミックな庭。
・方丈西庭はやわらかな緑から、四角い緑の大柄な井田市松。
・方丈南庭は緑と石の小さな市松。
・方丈東庭は北斗七星をかんじさせる石の小空間。

・庭だけでなく、その後ろに見えてくる景色との組み合わせによる世界を楽しむ。
・方丈南庭では、背景に東福寺の本堂や塔が見える。
・方丈西庭では、背景に渓谷の緑が見える。
・方丈南庭では、背景に渓谷の緑が見える。
・方丈東庭では、背景に垣根が見える。

・この庭のコンセプトは釈迦成道を表現し、「八相の庭」と言われる。八相とは人生のそのものであり、それをこの庭で体験して楽しむ。
(一)「入胎」胎内にやどること
(二)「誕生」生まれること。
(三)「処宮」社会生活をすること。
(四)「出家」社会の中で満足できない問題を、解くことに努力すること。
(五)「降魔」いのちを殺す者と闘って勝利すること。
(六)「成正寛」覚りを開くこと。
(七)「転法輪」覚りを伝えること。
(八)「入涅槃」涅槃に入ること。



いっぺんに全部は説明できないので、まず「1)目の前の楽しみ」について、

方丈南庭は、勅使門にあった敷石で不用になったものを生かして、石と苔の美しさが魅力的。そして、その石と苔だけでなく、手前の瓦、土、そして周りのつつじなどの葉。さらに季節によって、それらの上に落ちてくる葉、雪、雨などが彩と変化を加える。

方丈西庭は大柄な緑の井田市松が田園風景を抽象化しているが、おおらかな緑の一部にシャープな石が見える。まるで、緑を切り裂こうとしているかのような、コントラストがすごい。

方丈東庭は北斗七星をかんじさせる石の小空間だが、その周辺には緑、砂、石、瓦、砂など、目をたのしませる素材が配置されている。どんなものにも、美しさはあるという印象を与えてくれる。




2009年1月28日水曜日

デザインの博士の公聴会

先週の土曜日は朝から、千葉工大でデザインの博士の公聴会に参加。

土曜日の朝だというのに、大勢の方が参加していた。千葉工大の先生や学生はもちろん、酒井さんは三菱電機のデザイン部出身で、その同僚や友人、そしてデザインの博士に興味をもっている人など。
一時間の発表も、内容の多様さからみるとあっという間の発表でした。
忘れる前に、いつものように本日のメモ;

タイトル:視覚的認知要素と操作用語に着目した繰り返しデザイン開発プロセスにおけるインタフェースデザイン評価手法の研究

発表者:酒井正幸

1)はじめに(研究の背景と目的)
・ユーザビリティワークショップの経験
・本研究の目的=インタフェースデザインの問題を解決する
・本研究の構成=デザイン、プロトタイピング、評価のプロセスに対応

2)視覚的な使いやすさ研究
・記号論でとらえる、意味表現(signifant)、意味内容(signifie)
・インタフェースは記号のデザイン
・ノーマン7段階モデル
・アフォーダンスの定義
・状況的行為

3)視覚的認知要素の評価構造分析手法
・区間AHP法→ユーザー
 視覚的な使いやすさの五段階順位評価
 ユーザビリティ評価の前と後のちがい
・ラフ集合理論→ユーザーの最終的判断

4)操作用語の分かりやすさの評価構造分析
・認知言語学(Rosch プロトタイプ的カテゴリー)
・手続き型インタフェース、目的型インタフェース(土屋)
・比喩の分類(シネクドキ、メトニミー、メタファー)
・三種の比喩携帯と主観的距離感(清水)
・操作用語の調査結果

5)power pointとexcelを用いたラピッドプロトタイプ
・プロトタイプは忠実度によるレベル
・プロトタイプの忠実度の構成要素(Synder)
・プロトタイプの視覚的な使いやすさ評価=区間AHP法
・プロトタイプの実際の使いやすさ評価=タスク達成時間、エラー率

6)おわりに
・追加課題:アブダクションを考慮したインタフェース開発
・追加課題:高齢者を考慮したインタフェース開発

質問で、この研究の売りはなんですかというのがあり、酒井さんはデザインが総合的であるように、この研究の総合性にあると言われていました。たしかに、これだけ幅広い分野にまたがり研究されていることに、敬服します。そして、お疲れさまでした。

2009年1月27日火曜日

母子健康手帳を携帯電話で・・・

当研究室の4年生の深井君の活動がCITニュースに掲載されました。

掲載された作品は「母子健康手帳の電子化・携帯端末用アプリケーションの提案」で、デザイン学会より受賞した作品。CITニュースには下記の文章が掲載されている。
母子健康手帳を携帯電話で・・・
深井君がプロポジション優秀賞
 母子手帳を携帯電話のアプリとして電子化しては――という深井将史君(工学部デザイン科学科4年・情報デザインコース)のアイデアが「学生プロポジショ ン優秀賞」を受賞した。11月1日、東京芸大上野キャンパスで日本デザイン学会秋季企画大会実行委員会(尾登誠一委員長)から表彰された。
 深井君の作品は「母子健康手帳の電子化・携帯端末用アプリケーションの提案」。3年生を対象に開講している「情報デザイン論及び演習1」の中で「患者にうれしい情報デザイン」というテーマで取り組んだ。
 携帯電話の特性を生かし、育児に
追われる母親を対象に、簡単な操作で育児日記や乳幼児に欠かせない健康管理記録をつけられるという機能だ。
 ほかに、妊婦生活や育児に特有のスケジューラー、撮影した写真とリンクする発育記録、マタニティ講座や新生児の定期健康診断などの情報を自動取得する機 能なども備える。子供の成長をどんどん記録し、子供をより愛してもらい、より「親ばか」になってもらおうというアプリとなった。
 深井君は「課題として半年間取り組んできたことが評価され、うれしい。励みになります」と喜んでいる。
深井君のこの作品は、先日のWCMFエクスペリエンスセミナーのプレゼンでも、完成度が高いと評判がよかったもの。その時、ユーディットの関根さんは厚生省に提案したらどうかと言っていた。これからは、企業のためのデザインだけではなく、政府や行政などのためのデザインも重要になってくる、そのよい例だと思う。

・デザイン学会での受賞に関してはこちら
・これまでの当研究室のCITニュースの掲載はこちら

2009年1月25日日曜日

魅力的なUIに向けて@京都

先週金曜日の夕方は、京都工芸繊維大学でHCD-Netサロンを開催。


テーマは「魅力的なUIに向けて – iPhoneに超えるには」で、会場は40人の定員一杯で大入り。みなさんの関心の高さに驚きます。まずは、3人の方のお話。それぞれアプローチが異なっていておもしろい。
忘れる前にメモを。

■原田養正氏、(U'eyes Design
・初見ユーザの反応
・ユーザビリティテストと日記調査
・特徴的なUIって?(タッチパネル、マルチタッチ、フリック、ピンチイン、加速度センサー)
・自分の思ったとおりに動く
・ものごとの順番どおりに操作できる、考えられてる(例:写真と撮ったら、見れる)
・使う人の気持ちになってる。見透かされてる。(こうしたいと思う時に使える人間的、従来の携帯は機械)
・もはやケータイではない。便利メカ。究極の特化商品。
・目で見て分かるUIだけをまねてもしょうがない。その裏の深い洞察が必要。
・iPhone、ほんとに才能に基づくデザイン、なのか?
・ユーザーの言うことを聞いてもiPhoneは作れない。
・見透かして、先回りしてあげないと
・日本のユーザて、ある意味、宝の山

■篠原稔和氏(ソシオメディア)
・システムにとっての2つのUI
・エンドユーザーのニーズからUIを設計する。(ニーズから機能要件を定義する、技術的な実現方法にあわせてUIを設計する)
・デザインプロセスの課題を解決するためのデザインパターン
・(要求分析から画面設計)の間のギャップあり、(抽象、具象)、(デザイナー、プログラマー)
・分析>設計のギャップをデザインパターンで埋める
・iPhoneアプリUI設計、サービス設計、デザイン原則を適用したUI,デザインパターンを適応した効率的なデザイン
1)サービス設計=機能の要件の大胆な再定義
2)デザイン原則を適用したUI=基礎的なデザイン原則(ユーザビリティ、インタラクション)、iPhone Human Interface Guideline
3)デザインパターンを適応した効率的なデザイン=小さなスクリーン、モバイル利用に再提起な機能制限、タッチ操作に最適なデザイン

■八田晃氏、(ソフトデバイス
・アプリへのコメントで、iPhoneらしくないと書かれることがある
・guideline 触っている間はフィードバックしつづけろ!(まずは動きだす、動きだしながら、まっすぐか斜めかを判断する)
・予測+リアルタイム=「ハズレ」がある
・設計の決めごとUIによってユーザを理解する→ ユーザの行動をUIが察知、理解する
・何が必要か? ユーザの行動をUIが察知、理解する
 そのために一次情報(行動の読みとり、センサ、)+高次元化
・Floating Touch Display NICT
・認知行動をどのように理論化するか?
・ダイナミックUI設計。動くがもっているアフォンダンス
・アクティング/ペーパープロト=ユーザーやクライアントと一緒にやる
・ハードウェアスケッチ(gainer)
・超えるには=もっと深く人を知る=以心伝心、あうんの呼吸、空気を読む


今回はディスカッションの時間は90分とふんだんに時間があるので、いろいろな人が話すことができた。僕はまだiPhoneを使いはじめて一月ぐらいなので、よく分かっていないことが多いのですが、今日の感想としては、AppleがMacとiPodで苦労をしてやってきたこと、学んだことを基盤としてiPhoneの存在があるのだなと思います。とりあえず、思いついたことをメモを、

・将来へのビジョンとサービス・インフラ・インタラクションの戦略的デザイン
・対象ユーザーの明確な設定(PCをもっている、使える、ネットワーク環境等)
・ユーザーにとって気持ちのよさを考慮した体験をデザイン(インタラクション、UIだけでなくユーザーが体験することすべて)
・上記を支えるためのデザインツールの整備(デザインガイド、デザインパターン、開発キット等)やデザイン手法(デザインプロセス、予測手法、評価手法等)

これで、HCD-Netサロンの京都での開催も2回目。八田さんには昨年も話をしてもらった、本当に感謝です。ぜひ、来年も八田さんの話を聞きたいと思います。


・昨年の京都でのHCD-Netサロンはこちら

2009年1月24日土曜日

プロダクトデザインと商品開発

日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)のメンバーで、「プロダクトデザイン」の教科書ような本をつくるために、いろいろな資料に目を通している。

産業技術大学院大学の安藤さんより興味深い本を紹介してもらったので、さっそく購入した。本の名前は「Product Design and Development」で、大学の授業などにも使われているようだ。ただ、本の値段は6000円以上でとても高い。

この本に関するWebサイトもあり、本の概要も見ることができる。筆者は。Karl T. Ulrich (ペンシルバニア大の教授)とSteven D. Eppinger(マサチューセツ工科大(MIT)の教授)。そして、MITで授業にこの本が教科書として使われている。

このWebサイトには「たいていのインダストリアルデザイナーはいろいろな部門と商品設計進めるチームのメンバーになるための知識を学んでいない。この本によってインダストリアルデザイナーにいろいろな部門と商品設計進めるための知識を得ることができる」と書いてある。

内容は下記の16章になっている。興味深いのが、10章にインダストリアルデザインというのがある。つまりこの本を、日本語化すると「商品設計と開発」となる。この本では、お客様の総合的な満足とスタイリングを受け持つのがインダストリアルデザインの役割のようだ。

また、この本では、ユーザーニーズを明確にする方法、商品仕様の作り方、コンセプトの作り方、絞り方、評価の仕方、プロトタイピング手法など書いてあり、エンジニアの人たちにデザインを学ぶ入門書的な役割もしている。

1. Introduction
2. Development Processes and Organizations
3. Product Planning
4. Indentifying Customer Needs
5. Product Specifications
6. Concept Generation
7. Concept Selection
8. Concept Testing
9. Product Architecture
10. Industrial Design
11. Design for Manufacturing
12. Prototyping
13. Robust Design
14. Patents and Intellectual Property
15. Product Development Economics
16. Managing Projects

この本の内容を日本の工学部などで教育をすると、エンジニアがプロダクトデザイン、工業デザイン的な知識や創造的に問題解決を取り組む知識を得ることができる。また、デザイン系の大学でこの本の内容を教えれば商品設計の知識を得ることできる。誰か、この本の翻訳をして、日本で発売して欲しい!


2009年1月23日金曜日

脱コモディティの鍵! "楽しい"をデザインする!!

小林さんと、こんなセミナーをやることになりました。

プログラムにはワークショップを付け加えました。この分野に興味がある方はご参加ください。

脱コモディティの鍵! "楽しい"をデザインする!!
"使える"から"使って楽しい"へ魅力的なインタフェースデザイン手法と事例
■日時:3月17日(火)11:00~17:00
■会場:乳業会館 C会議室 (東京・九段下)
■趣旨
 近年、携帯、カーナビや情報家電を中心とした組み込み型ソフトウェア、魅力的要素を必要とするWebサイトやアプリケーションの分野において、より魅力 的なインタフェースが求められるようになりました。これには、単に使えるというインタフェースだけでは、企業として差別化ができない、或いは真のユーザ満 足を得ることができないという背景があります。 本セミナーでは、ユーザ中心デザインや情報デザインの分野の専門家で、元日本IBM・ユーザーエクスペリ エンスデザインセンター長である山崎氏と、音楽ゲームのインタフェースデザインの専門家である小林氏に講師となっていただき、どのように魅力あるインタ フェースデザインをつくっていくのかについて、アプローチと事例の解説します。
■講師:
山崎 和彦氏 千葉工業大学工学部デザイン科学科 教授 、
人間中心設計機構 副理事長、博士(芸術工学)
《経歴》日本IBM(株)に在籍中ThinkPadシリーズのデザイン全般やソフトやWeb インタフェースのデザイン担当をするデザイン・マネージャーとして活躍。日本IBMデザインセンター長を経て、2007年より現職。

小林 拓也氏 インタフェースデザイン専門家
《経歴》デザイン会社、109のハウスエージェンシ(グラフィック)を経て、ゲーム制作会社に入社。アーケードゲームのロゴや装飾からゲームの中身に関わ るようになる。叩く・弾くを体感できる音楽シュミレーションゲーム制作を通してインタフェースデザインを専門とするようになる。

■プログラム(各項目とも質疑応答含む)
Ⅰ.魅力あるインタフェースデザイン[担当:山崎氏、2時間]
・インタフェースデザインとは?魅力あるインタフェースデザインとは
・魅力あるインタフェースデザインのためのアプローチ、プロセス、手法
・魅力あるインタフェースデザインの事例
Ⅱ.ゲームにおけるインタフェースデザイン[担当:小林氏、2時間]
・アーケードゲームのインタフェースに求められること
・ゲーム制作のプロセス
・音楽とデザインのかかわり
・ゲームにおけるインタフェースデザインの事例
Ⅲ.演習:インタフェースをプロトタイピング[担当:小林氏、山崎氏、1時間]
・ペーパープロトタイピングとは
・インタフェースをプロトタイピングする

2009年1月22日木曜日

TENORI-ON

先日、西新宿にある「NTT ICC museum」にひさしぶりに行った。相変わらず、閑散としているのがこの美術館のいいところだ。


ここでは、「ライト・[イン]サイト―拡張する光、変容する知覚」という展覧会も開催中。「思考プロジェクター」という作品では眼科のように網膜を撮影して素材としている。写真の「space-speech-speed」という作品ではミラーボールを活用して、目まいを感じる。

常設展示で、岩井俊夫さんがデザインしたTENORI-ONが展示してあった。前から、使ってみたかったので、さっそくマニュアルのような紙をみながら、使ってみる。TENORI-ONを使ってみての感想は、けっこう簡単に音を作ることができることだ。15分ぐらいで、なんか曲風のものができた。ただ、それにしても値段が高い。

でも、これと同じようなものはiPhoneのアプリや任天堂DSとして作れば、専用のハードは入らないと思って、研究室の学生に言ったら。iPhoneのアプリにすでに、似ているものがあるとのこと。「PaklSound」というアプリは名前も、あやしいネーミング。


さっそく購入して、使ってみると、けっこう使いやすい。保存機能や音色の変更の機能などはなく、まだまだ完成度は低いが、とても楽しい。使いかたも、TENORI-ONとほとんど同じで、異なるのはあらかじめリード、ドラム、ベースの3トラックが準備されていて、そのトラックの移動も上のアイコンで簡単にできることと、機能が少ないことだ。このアプリのページでも、TENORI-ONに刺激された作ったと正直に書いている。現在、Ver1.0なので、次のバージョンに期待したい。

2009年1月21日水曜日

IA(インフォメーションアーキテクト)の分科会

先週の土曜日の午後は秋葉原のデジタルハリウッドで、WebSigのIA(インフォメーションアーキテクト)分科会へ、院生二人と一緒に参加。

会場のすぐ向かいは、いろいろな電子パーツがそろっている「秋月電子」そして、そのすぐ横は「メイド喫茶」と秋葉原マニアが集まる場所。僕も、時間があったので、秋月電子で電子パーツを鑑賞、それにしても混んでいる。この日は、僕は、なぜか朝から体がだるく、食欲がない。

デジタルハリウッドの教室を使って、下記のIA分科会の「明日から実践できるIA Vol.3 ユーザー目的からユーザーフローを導き出す」が開催。参加者は30名ぐらいか。会場には、マイミクのチビラーシカさんの姿も。

■開催概要
情報設計を完了するために必要なプロセスとアウトプット(ナビゲーション、ハイレベルサイトマップ、画面構成、コンテンツプラン)について、日本初(世界 初かも?)情報設計のプロフェッショナルによるライブIAにより体験してもらいます。その後、グループワークを通じて、様々な人の考えを見ながらこのプロ セスの体得を試みたいと思います。

■スピーカー:坂本貴史
ネットイヤーグループ株式会社 UXDチーム ディレクター/インフォメーションアーキテクト

■第一部 本邦初公開 リアルタイムにIAの思考を追うライブIA
IA界のキーパーソンであり、この分科会の第一回からそのノウハウを共有してくれているネットイヤーグループのIAである坂本貴史さんが、情報設計のプロセスについて、頭の中で考えたことを口にしながらリアルタイムに構築していくことで、その構築プロセスを見ていきます。

■第二部 グループワーク
特定のサイトを題材に、目的と狙い、与件を設定して情報アーキテクチャの設計を行ってみよう


まずは、第一部の坂本さんのお話のメモを。

・東京都のwebサイトを対象に、どのようにしてこのWebサイトの情報設計をするのか、プロセスを見せてくれる。

①チームの価値基準を作る(教科書)
・まずは調査する
・ランキングを調べてみる、検索してみる
・自治体webサイトのランキングを調べてみる
・浜松市のWebが優秀だな=特徴を把握する
・歴史をさかのぼってみる・新潟県、名古屋市のWebをみてみる=浜松市のWebには生活インデックスが特徴

調査の中から、目標(自分の教科書)となるWebサイトを探す
・自分の中で、感覚に近いものを探す=自分には柏崎市(自分の教科書)
・柏崎市のWebよくみて、ルールを発見して、モチベーションをあげる
・東京都のWebをくまなく見ると、ルールを覚えてしまうので、最初はみない
②リアル(ニーズ)を明らかにする
・実体験としてみる
・時間がなければ画像検索
・自分の体験を思い起こす
・例えば、玄関にはいってフロアマップ(画像検索してみる)
・施設での体験とWebでの体験のover lap

ターゲットを考える=提供者、関係者、利用者
・どんな人が、どういう時にいくのか考えてみる
・仮説をねる上では、自分が利用者の視点にたってみる
・利用者のニーズを探す方法の一つとしてSNS(例mixi、Asukoe)であがっている話題をみる
・自分が想像していないニーズをひろう(例 区役所でアルバイト募集)
・kizasi.jp でキーワードを拾ってみる
・youtube で検索(例:区役所、荻窪)
・例えば、自分に関連するキーワード:ハンコ登録、引越し、戸籍情報

③AIDMAで分析してみる=サイト 要件整理してみる
・例えば、引越しをAIDMAを使って分析してみる。「プロセス(AIDMA)、行動、要件」を書きだす
・A:行動:場所を知る、要件:アクセスマップ
・I:行動:手続きを見る、要件:手続きの掲載
・D:行動:簡単だとわかる、要件:簡単工夫
・M:行動:場所と方法を覚える、要件:
・引越しを、浜松市、柏崎市、名古屋市で見てみる

④画面と画面フロー(ナビゲーション)の設計
・IAに重要なこと「フロー」と「情報構造」の二つが重要となってくる
・情報構造でフローを達成できないといけない
・サイトマップを見てみる、浜松市、柏崎市、名古屋市、それぞれの情報構造を書きだしてみる
・東京都をみると、「お知らせ・行事・地域、くらし、政治・施設、その他」に分類できる(柏崎が参考になっている)・ホーム>マップ
   ホーム>手続き(引越し)=引越しの詳細のページ
            >印刷
・都庁のWeb=石原さんはいらいない、手続き情報がない、部署情報いらない、新着情報は重要でない
・まず仮説することが重要。まず利用者になってみて、自分が使えるように作ってみる
・ワイヤーフレームを作ってみる

■第二部 グループワーク
6名づつ分かれて、グループワークで、坂本さんがやったことをグループでディスカッションして最終的な画面と情報構造をつくる。

課題:とみん銀行のサイトを題材に、目的と狙い、与件を設定して情報アーキテクチャの設計する
・ 誰が、なにを、どのように
・情報アーキテクチャの設計
・ナビゲーションとフローを考える
・ サイト構造(ハイレベルサイトマップ)を考えよう
・ 画面(トップと基本フレーム)を考えよう
・発表フォーマット:成果物について、ナビゲーション(どういう点について着目、気づき、プロセスなど結果に至る流れ



・まず最小はアイスブレーク
(1)むかいあわせの人、自己紹介、1分x2
(2)知った人について5人に教えてあげる 30秒x6
(3)リーダーを決める

その後は、グループを開始。僕のグループは、みなさんWeb関連に関わっている人で、だいたい分かっているので、だいたい順調に進んだようだ。
・前提をつくる=教科書をひとつきめる
・リアルを想像する、振込をしたい、
・仮説としてのシナリオを考える、AIDMA
・プロセスに必要なサイトの要件
・サイト構造

僕は、寒気がしてきて、あきらかに熱がある感じ。夕方に用事もあるので、途中で早退。そして、近くの電気屋で、オムロンの電子体温計を買って、熱を計ってみると八度五分。その後は、家に帰り3日間、寝ていました。

この分科会の内容は、基本は普段やっていることとあまり変わらないが、検索の活用、AIDMAの活用、チームのモチベーションの上げ方、ワークショップの進め方など、勉強になりました。大学でもこんなワークショップをやってみたいと思います。


(おまけ)
AIDMA(アイドマ)とは、消費者心理のプロセスを下記の5段階としたモデル。
Attention (注意)例:Webのバナー広告にふりむく
Interest (関心)例:バナー広告を見て、商品に興味をもつ
Desire (欲求)例:例:商品を欲しいと思う
Memory (記憶):例:欲しいという思いが記憶に残る
Action (行動):例:商品の購入のためにお店に行く

2009年1月20日火曜日

広島のイサム・ノグチ

昨年、広島でどうしてもこの橋を見たくて見に行った。
広島には何度も行っているが、見過ごしてきた。



イサム・ノグチが丹下健三に依頼され設計したのが、平和大橋と西平和大橋だ。この二つの橋は丹下健三が計画した平和記念公園の東西を結ぶ二つの橋でもある。

平和大橋は、イサム・ノグチによる命名は「Ikiru(To Live)」で、昇る太陽をイメージしている。生きる人。

西平和大橋は、イサム・ノグチによる命名は「Shinu(To Die)」で、和舟の舳先をイメージしている。船に乗って逝く人。

実際の橋を見てみると、周りの風景が大きく、この彫刻がとても小さく感じる。それでも、大地に足をふんばり、生きていく生命を感じさせる。

調べてみると、昨年12月に広島市立美術館でこの橋の資料を展示した展示会もあったそうです。そして、その資料の中には、この橋を作る前に作られた、ベニヤ板で作った原寸大の模型の写真があった。周囲は荒廃した場所で、その中にこの橋の模型をつくり、未来を見つめたいた人々の気配を感じる。とてもラフなベニヤ板の模型だが、とても迫力がある。


2009年1月19日月曜日

デザイナーはgood job

The Wall Street Journalに「Doing the Math to Find the Good Jobs」 (よい仕事を探すには数学をしよう!)という記事が掲載されている。

200の仕事のカテゴリーを調査して、「Best job」と「Worst job」のランキングを発表している。この調査では「数学の専門家」が一位だ。
ただ、数学の専門家とは大学の数学の先生のことではなく、数学のスキルを生かした専門家のことのようだ。例えば、matrixの映画に使われる画像のようなものを、数学の専門家は数式的プログラミングを設計することを仕事としている。

「Best job」のトップ20を、僕が翻訳してみました。




1 。数学の専門家
2 。数理の専門家
3 。統計の専門家
4 。生物学者
5 。ソフトウェアエンジニア
6 。コンピュータシステムアナリスト
7 。歴史家
8 。社会学者
9 。インダストリアルデザイナー
10 。会計士
11 。経済の専門家
12 。哲学の専門家
13 。物理学者
14 。仮釈放役員
15 。気象予報士
16 。医療検査技師
17 。弁護士秘書
18 。コンピュータプログラマ
19 。モーションピクチャーエディタ
20 。天文学者

この中で、インダストリアルデザイナーが上位9位に位置づけられているのがすごい。僕はアメリカで
インダストリアルデザイナーがとてもよい仕事ととらえられているという話は、そんなに聞いたことはなかったが、どうやら上位にランクされているのはこの調査方法にあるようだ。

調査方法は「仕事環境、収入、継続的な雇用の見通し、肉体的な要求度、ストレス」の5つの視点より調査をして、総合的にランキングしているようだ。

この調査では、インダストリアルデザイナーは、銀行員、医者、弁護士、会社の経営者などよりもよい仕事と位置付けている。確かに、給料や社会的な地位が高くても、肉体的な要求やストレスなどが多ければよい仕事とはいえないということからこの結果が でているのだと思う。

これは僕の想像だが、医者は仕事が忙しくストレスも高い上に責任も重い。それに対して医療検査技師は、ある程度時間に余裕があり責任が重くないので、医者よりも医療検査技師がよい仕事であると位置づけられているのだと思う。

こういうデータが好評されると、若い人達の職業意識も変わるだろう。

2009年1月16日金曜日

電車で一杯(生姜チャイ編)

今日の電車で一杯は、「生姜チャイ」。チャイは、いわゆるインドの甘いミルクティー。それに生姜がはいっている。

味は、僕には甘すぎるが、ターゲットとなる女性が、お菓子などを食べる感覚で、寒い時に甘いものが欲しいときにはよいかもしれない。けっこう、チャイと生 姜があっていて、不思議な感覚を味わうことができる。僕の感覚では、キリンのドライフルーツ&ダージリンのように、もう少し日常的に飲むドリンクとして甘 みをおさえてもよかったのではないかと思う。

「冷え知らず」さんの生姜チャイのWebサイトには下記の解説が書いてある。
「冷え」に悩む女性のために開発した、カラダをぽかぽか温める「生姜」を使ったホットドリンクです。
生姜のほかにシナモン、クローブ、カルダモンなどのスパイスが入っていて、豊かな香りとともに甘すぎないすっきりした味わいが楽しめます。
飲んだときにスパイスの香りをより感じていただけるよう、飲み口を広くしました。

ネーミングは、「生姜チャイ」が商品名で「「冷え知らず」さんの」というサブコピーがついている。このサブコピーは対象ユーザーに訴えてコンセプトを明確する役割をしている。ただ、ユーザーが生姜=冷え知らずへ繋がらるのだろうか?僕には「生姜」と「冷え知らず」の関係がすぐには分からない。

パッケージは、普通の紅茶ではないので、伝えたい(説明したい)ことが多く複雑な印象。初めて、これを見た人が、パァと手を出すのか疑問。ただ、このドリ ンクでなく、これまでにこのシリーズのフードを食べている人であれば分かるだろう。僕のお勧めは、ミルクティであることをもっと見せて(なんであるか安心感をもたせて)、「生姜とチャイ」のタイトルはチャイが小さいが、チャイもう少し大きくすることで、普通の人には手にとりやすくなる。

驚くのは、パッケージに企業名の表示がないことだ。本当に小さな字で裏の仕様の中に永谷園を見つけることができるだけである。これは僕の想像だが、永谷園 は「お茶漬け」のイメージが強すぎて、このような新しい分野に対して、積極的に永谷園のブランドをつけることに抵抗があるのではないかと思う。ただ、ユー ザー視点で見ると「食の安全」という観点では、企業名がないと安心感がない。また、これがおいしかったとしても、他の商品への波及効果が少ない。僕は、や はり企業名ときちんど表示し、責任を持って「おいしくて、安全な商品を提供していること」をアピールした方がよいのではないかと思う。



Webサイトは、永谷園生姜部という生姜をプロモーションしているサイトがある。その中には生姜部の歌というのも掲載されている。そして「冷えしらずさん」の生姜シリーズというWebサイトがある。ただ、このWebサイトを見つける人は少ないと思 う。はじめて分かったのだが、永谷園では生姜入りの商品に力をいれているのだ。この生姜チャイはけっこう、インパクトのある商品なので、キリンのセカキチ シリーズのように、もっとブランディングをしっかりして展開していけば、もっと浸透すると思う。

2009年1月14日水曜日

デザイナーのスキルとは

デザイナーのスキルとは、

まず思い浮かぶのがPaul Randの言葉、それからアメリカでの定義は、

Paul Rand
Q「デザイナーの基本的なスキルとは何ですか?」
A「基本的なスキルは才能である。才能はまれに授かるものだ。それはすべて直感だ。直感だから教えることはできない」 
山崎注:これはPaul Rand流の皮肉ないいかた。基本的なスキルは何であるかが重要ではなく、よいデザインをすることが重要であると言いたいのだと思う。また、Paul Randはデザイナーとオペレーターを完全に分けて定義している。)

アメリカインダストリアルデザイナー協会(Industrial Designers Society of America)
Q「インダストリアルデザインで仕事を得るためにはどのようなスキルが必要ですか?」
A「デザイン事務所が求人をする場合に望む、下記の5つのスキルがもっとも必要とします」
・創造的に問題を解決するスキル
・クイックなスケッチを活用してコンセプトを伝える能力
・言葉と文章によるすぐれたコミュニケーション能力
・イラストレーターや3Dソフトを使えるコンピューターの活用能力
・機械設計と物のしくみへの理解

結局、デザイナーのスキルとは、「デザイナーの役割」をどのように定義するかによって、自然と決まってくる。ただ、デザイナーにいろいろな種類の人がいるので、当然、いろいろな役割を定義することができる。そうすると、どのような種類のデザイナーが必要であるか定義することが必要である。数人のデザイナーのペルソナを作ってみるのがよいかなと思っています。

2009年1月13日火曜日

1月から

今年も一月は開始。


一年の開始なのだが、僕は、まだ年賀状を書いている、昨年の積み残しの宿題をまだやっている。ということで、新年というより、まだ昨年が終わっていない状況です、新しい年という気分に慣れませんが、確実に1月はすぎていき、新年会もちらほら。

先日は、今年の抱負とかありますかと聞かれましたが、このような状況なので、まだ今年のことは考えにくいですが、もっとデザインのことを勉強したいという気持ちがあります。

今年もR-Plantよりイラストを掲載させてもらえることになりました。まずは、1月はCanadian Sunsetという曲。カナダのスキー場に日が暮れる、、。

2009年1月12日月曜日

デザイン科学フォーラム2009

今年も当学科の東京での活動報告展の予定が決まりました。

今年も昨年と同様に、代官山ヒルサイドテラスです。そして、今年はなんと、「空想生活」などの先進的な活動をしている、エレファントデザインの西山浩平さんが基調講演をやってくれます。昨年も予想以上に多くの人が見に来てくれました。今年も皆さんのお越しをお待ちしています。


千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 活動報告展
タイトル:デザイン科学フォーラム2009
      人間中心のデザイン科学がひらくみらい
日時:3月13日(金)~15日(日)         
場所:代官山ヒルサイドテラス アネックスA棟(代官山)
    http://www.hillsideterrace.com/
内容:
・3月13日(金)優秀作品・研究展示 10:00-20:00
                    基調講演 16:00-17:30 西山浩平氏
       (エレファントデザイン、社長)
          オープニングパーティ 18:00-20:00
・3月14日(土)優秀作品・研究展示 10:00-18:00
                    活動発表 13:00-15:00
・3月15日(日)優秀作品・研究展示 10:00-18:00
詳細: http://www.design.it-chiba.ac.jp


(おまけ)
この活動報告展(学外展)のデザインに関しては教員や学生の有志でデザイン検討をしています。まずは、学生達のアイデアを提案することになっています。どうなるでしょう。
このプロジェクトも等々力君がBlogをupしています。こちらも参考までに。
http://blog.livedoor.jp/cit_design/

2009年1月10日土曜日

HCD-Net通信

昨年の夏ごろよりHCD-Net通信という話題提供をしています。これはインプレスのWeb担当者フォーラムという中に、下記のように掲載されています。内容はWeb担当者向けというより、人間中心設計に興味がある人を対象にしています。

人間中心設計推進機構(HCD-Net)は「人間中心設計」を効果的に商品、サービスやシステムの企画・開発に導入できるよう、公の立場で研究、人材育成などの社会活動を行っていくNPO団体す。「HCD-Net通信」では、機構長の黒須正明氏と副理事長の山崎和彦氏が、HCDやHCD-Netに関連する話題を隔週交代でお送りします。
最新号では、僕が「人間中心設計フォーラム」でのビクター、日産、カシオの三社の事例と僕から人間中心設計を企業で導入するにはという話題を提供しています。

人間中心設計(HCDとかUCD)というのをいきなり導入することはむずかしので、部分的な活動(パイロットプロジェクト)をまずやってみて、そしてその活動を評価することで、それぞれの企業や部署に応じた、価値のある活動ができてくるという話をさせてもらいました。つまり、デザインを作る時には試作を作って評価するように、このようなデザインプロセスや手法も試作のような「おためし」をやってみるて、それを評価することが重要だということです。

2009年1月9日金曜日

デザイナーに必要な役割と能力とは?

来週、デザイン振興会が主催するスキルスタンダード第1回検討会に参加することになりました。

最近は、僕は日本インダストリアルデザイナー協会職能委員会やデザイン学会教育資格委員会など、デザイナーのスキルに関わる活動に参加することが多くなっていますが、今回はこれからのデザイナーに必要な役割と能力に関する検討会。今回のスピーカーも多様な分野な方なので、どのように議論が展開するか分かりませんが、これからのデザインを考える上で、このような議論は大事なことだと思います。


タイトル:スキルスタンダード第1回検討会「これからのデザイナーに必要な役割と能力とは?」

概要:
「デザイン」は、「明日を描くこと」で時代を推進する力として機能してきました。産業化社会が次なる社会へと移行しようとしている今日、デザイナーには 「仮説提示者」として社会全体を推進する役割が期待されています。デザイン振興会では、産業界のニーズに合った人材の創出やキャリアアップ推進を目的に、 産業デザイン分野の職業スキルに関する共通基準を策定する事業を行っています。この検討会では、これまで行ってきた調査を元に、「これまで求められてきた スキル」だけでなく、「近い将来に求められるであろうスキル」をも視野に入れ、「これからのデザイナーの役割とそれに必要な能力」について議論を行いま す。

日時:2009年1月15日(木) 18:00 - 20:00
会場:インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン タワー5F)
定員:30名、参加費:無料

スピーカー:
・千葉工業大学 教授 山崎和彦
・千葉大学 教授 渡辺誠
・株式会社テクノアートリサーチ 代表取締役社長 御園秀一
・日本産業デザイン振興会 常務理事 青木史郎
・日本産業デザイン振興会 蘆澤雄亮
・三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 政策研究事業本部 荒川 潤




(おまけ)
そういえば、IBMでもユーザーエクスペリエンスデザインを推進するためのコアメンバーの役割とスキルという検討をずいぶんやっていた。その時の考え方は「アウトプットベースの考え方」。商品企画や開発のプロセスのなかで、デザインに関わる人たちがどのような貢献をするのかというアウトプット定義して、そのアウトプットをだせるために必要なスキルという考え方。IBM System Journal Vol. 42, No. 4, 2003 には、このIBMのプロセスとスキルを表現した図が掲載されている。



2009年1月8日木曜日

iPhone購入の体験

年末に、遅ればせながらiPhoneを購入しました。

おかげで、年末年始はいろいろとこれで遊ばせてもらいました。これまでの、結論としては、改良すべきところは多くあるが、使える、役に立つ、使って楽しいというのが現在の感想です。


iPhoneの購入に際して、とても貴重な体験をしましたので、とにかく購入するまで約3時間かかりました。
この体験を、ペルソナとシナリオ風に、ユーザーエクスペリエンスシナリオを書いて見ました。

ペルソナ:山本和男、津田沼駅のそばの住宅会社に勤める42才のサラリーマン。会社では営業を担当。自宅は戸塚で毎日1時間半の電車通勤をしている。通勤中は、携帯、iPodやパソコンなどの電子道具をいじくっている。趣味は音楽とガジェット。

ペルソナのゴール:毎日往復3時間の電車通勤の時間を有意義に使いたい。

ペルソナのシナリオ(興味をもって、購入するまで):

・iPodを購入してユーザー登録をしたら、Appleから毎月メールで情報が送られてくる。その中でiPhoneの情報に興味をもっていた。
・もう少し調べてみようとして、ソフトバンクのWebサイトの「iPhone 3G」というページを見てみる。
・勤務先のそばの津田沼モリシアというショッピングセンターにソフトバンクのお店があるのを知っていたので、まずは寄ってみることにした。

・まずは、ソフトバンクのお店で商品を見て、購入しようとカウンターに行くと、まずは番号の紙をとってくださいと言われる。紙をとってだいぶ待つと店員に呼ばれてカウンターに行く。
・現在のAUの携帯の番号を使いたいと言うと。それでは、AUショップに行って「MNPの書類」を取ってくるように言われる。(すでにお店を来てから30分経過)

・すぐ隣にあるAUショップに行くとカウンターは空いていて「何のようですか」と言われて「MNPの書類をとりに来た」と伝えると、それではすぐ横の紙に名前を書いてお待ちくださいと言われる。
・20分以上待たされて、しびれをきらしてカウンターに行くと、やっとMNPの書類を出してくれる。(60分経過)

・また、ソフトバンクのお店に行って、番号の紙をとってだいぶ待たされる。やっと自分の番になって、注文をすると在庫があるということ。(90分経過)
・それでは、自分のAUの携帯の電話番号をうつして欲しいを依頼すると、「それはできません」と言われる。カタログにうつしてくれると書いてあるので、それを伝えると「本社に聞いてみる」とのこと。本社になかなか電話がつながらずに、何度かけて、最後にやっぱりAUは無理だということが分かる。
・それでは、どうしたらよいか聞くとAU携帯用のUSBケーブルが必要だということが分かる。まずは、契約処理をすることになり、契約を終える。すると後30分お待ちくださいと言われる。(120分経過)

・その間に、AU携帯用USBケーブルを買おうと思い、AUショップに行く。また、待たされて、AU携帯用USBケーブルを欲しいと伝えると、このAUショップでは売っていないと言われる。(150分経過)
・しょうがないので、そのビルの上にある山田電気に行って、AU携帯用USBケーブルを見つけて購入する。
・ソフトバンクに戻りまた待つ。10分ほど待って、やっと商品を受け取る。(180経過)

・ソフトバンクに行って、3時間たって、やっとiPhoneを購入できたが、疲れた。

(追加)
その後、早速電話をかけようと電話番号を電話帳に登録して、電話帳から電話をかけようとしましたが、最初はかけかたが分かりませんでした。ちょっと悲しい気分になりました。今、気にいっているアプリは「自虐サウンズGOLD」です!

2009年1月7日水曜日

産業技術大学院で講義

本日は、ひさしぶりに大学に行って、院生たちと就職対策の打合せ。この厳しい状況の中で、彼らがすこしでも希望に近い企業へ就職できればと思います。

16:30からは品川の産業技術大学院大学にて講義。この大学は、とにかく分かりにくい場所と分かりにくい建築構造になっている。僕は一度行ったことがありましたが、それでもいろいろと迷いました。最後は携帯電話を通して、福田先生がナビをしてくれた。大学に到着すると、廊下でIBM出身の戸沢先生にお会いした。

本日のお題は「人間中心設計とペルソナ手法」という僕にとっては定番的な話と「To go」という話。「To go」の話は、非常勤講師などで14回の最後にするのが多いのですが、今回は、社会人も多いし、一回で終りなので、時間を延長してもらい、この話も含めました。ポイントとしては「作り続ける、学び続ける」という話です。



その後は、新年会ということで品川駅のthe ZEN 焼酎BAR&DINING へ。福田先生、安藤先生に僕の昔の同僚も加わり、4人でみっちり3時間飲む。4人とも結構飲めるメンバーで日本酒がどんどん進む。

この4人のメンバーと飲んでいるのも不思議な縁を感じるが、飲んでいると意気投合してくる。いろいろなことを知っている福田先生の話は、つねに横道にそれて行き、途中でなんの話をしていたのか分からなくなる。それを突っ込む安藤先生が、親子の会話のようでおもしろい。
明日からは改新して、お酒を飲みません(今週中は)!

(おまけ)
福田先生とは日本インダストリアルデザイナー協会関連でおつきあい。安藤先生とはHCD-Netなど関連でおつきあい。異なる分野のお二人が協力して産業技術大学院大学を盛りたてているのがよいと思いました。

2009年1月6日火曜日

魅力的なユーザーインタフェースに向けて

下記のイベントの場所が変更になりました。 また、定員数を多くして会員以外も参加可能になりました。
また、このイベントの目的は「魅力的なユーザーインタフェースをどのように生み出していくのか」ということを参加者で議論をすることを目的としています。サブタイトルで「iPhoneに超えるには」と書いてありますが、あくまでもiPhoneは題材にすぎません。
ぜひ、この分野に興味のある方の参加を期待しています。
皆さんで、有意義な議論ができればと思います。

-----------------------------------------------
第4回HCD-Netサロン「魅力的なUIに向けて - iPhoneに超えるには」

趣旨:近年、HCDの対象は使いにくいものを使いやすくするだけでなく、より魅了的なデザインを生み出すために活用されています。
今回は近年、話題になっているiPhoneを題材に、より魅力的なUIを生み出すための議論をしたいと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。

タイトル:第4回HCD-Netサロン「魅力的なUIに向けて - iPhoneに超えるには」
日時: 1月23日(金)17時から20時30分(受付は16:30より)
場所:京都工芸繊維大学・東1号館5階 E1-501(地下鉄松ヶ崎駅より徒歩8分)
        http://www.kit.ac.jp/01/01_110000.html
定員:40名(非会員の方も参加可能になりました)
会費:HCD-Net会員2000円、非会員5000円
概要:
1. HCD-Netサロンの活動、山崎和彦氏、(千葉工業大学)
2. iPhoneのユーザ評価から見るこれからのUI、原田養正氏、(U'eyes Design
3. iPhoneのUI開発から見るこれからのUI、篠原稔和氏(ソシオメディア)
4. iPhoneを超えるUIを作るには、八田晃氏、(ソフトデバイス
5. ディスカッション
参加申込方法:
メールタイトルを「第4回HCD-Netサロン参加希望」として下記を
hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
-----------------------------------------------
・氏名
・所属先名
・HCD-Net会員種別(賛助会員/正会員/学生会員/非会員)
・メールアドレス
-----------------------------------------------


(おまけ)
HCD-Netでは昨年度も京都で「先進的インタフェースデザイン」と言うイベントを開催しています。
そこでは、ユーザーインタフェースデザインにおけるプロトタイプの重要性と、これまでのインタフェースと先進のインタフェースのデザインの開発は分けて考える必要があるなど興味深い議論ができました。

2009年1月5日月曜日

情報デザイン・アプローチ -未来を創るすべての人へ

本日は朝から秋葉原にて情報デザインの教科書の打合せ。

情報デザインフォーラムのメンバーと丸善の小西さんが秋葉原の目の前のビルに集まって、情報デザインの教科書の打合せ。函館からは寺澤先生が、京都からは櫛先生も参加してくれる。そろそろ、具体化するために、みんなで内容を詰める。
今日の打合せで、だいたいの本のレイアウトやテンプレートの方向性、書名や内容が固まってきた。後は、具体的な手分けをして原稿を準備することになる。

打合せが終わったら、秋葉原の駅前のヨドバシ電気の上にある西安料理 XI'ANにて、新年会。ここの中華も、けっこう辛いが安くておいしい。僕が特に気にいったのはナスの山椒揚げ。そして最後に真っ赤なマーラー刀削麺の辛さに痺れる。

書名「情報デザイン・アプローチ -未来を創るすべての人へ」

1章  情報デザインとは
1-1. 情報デザインとは
1-2. 情報デザインの歴史と領域
1-3. 情報デザインの活用
1-4.  社会と情報デザイン
1-5. 企業と情報デザイン

2章    情報デザインプロセス
2-6 デザインプロセスの概要
2-7.  計画と情報収集におけるプロセス
2-8.  ユーザ調査と分析におけるプロセス
2-9.  コンセプトデザインにおけるプロセス
2-10.  実施デザインにおけるプロセス
2-11.  ライフサイクルにおけるプロセス

3章 ユーザ調査のための手法
3-12. ユーザ調査とは
3-13. 会場調査
3-14. フィールドワーク
3-15. ファンドビヘビアー
3-16. ラピッド・エスノグラフィー

4章 コンセプトのための手法
4-17. コンセプトデザイン
4-18. ペルソナ手法
4-19. シナリオ手法
4-20. ブレーンストーミング
4-21. フォトシナリオ・フォトエッセイ

5章    視覚化のための手法 構造を見えるようにする
5-22.  情報の構造化
5-23.  情報構造の具現化
5-24.  アイデアスケッチ
5-25.  ペーパープロトタイピング
5-26.  プロトタイピング
5-27.  アクティングアウト
5-28.  インフォメーショングラフィック
5-29.  インフォメーションプロダクト

6章 デザイン評価のための手法
6-30. ユーザーによる評価
6-31. 専門家による評価

7章   教育事例
7-32. カリキュラム・授業の事例
7-33. ワークショップの事例

(おまけ)
すでに出版されてる情報デザインの代表的な本は、

2009年1月4日日曜日

ニュースに活動が掲載

昨年度の本学のニュースに、デザイン科学科の学生や当研究室の学生の作品がずいぶん掲載。

せっかくなので、昨年度の活動の一部としてまとめて見ました。こうやってまとめて見ると、みんなが活躍しているのがよく分かる。
今年もさらに活躍してほしい。


ニュースCIT8/9月号
お台場で開催されたグッドデザイン賞展示イベント「グッドデザインエキスポ」にデザイン科学科が出展。NECデザインの協力を得て進めていた「情報デザイン論および演習2」の優秀作品が展示。当研究室の青木君、三島君、五代君、木村君の作品も展示された。また、前原君のFlashのプレゼンテーションも会場で流れていた。

千葉県立現代産業科学館にデザイン科学科の学生の作品が展示。当研究室の此川君の力作である「ブラティバス」という絵本の作品も展示された。


ニュースCIT10月号
新宿で開催されたエコデザイン展にて、本学デザイン科学科の作品も展示。当研究室の柳井君、五代君、深井君の3人は見事、奨励賞を受賞。

六本木で開催された「金の卵展」にて、本学デザイン科学科の作品も展示。当研究室に配属された3年生の小谷津さんの作品は、本学の代表作品としてモデルやパネルも展示。


幕張で開催されたCETECにて、本学のデザイン科学科の作品が展示。これは「情報デザイン論および演習1」授業で選ばれた優秀作品だ。当研究室に配属された、石田君、奥村(舞)さん、上田さん、稲葉君、奥村(しずか)さん、保科君、佐藤(光葉)さんが参加している。



2009年1月3日土曜日

海岸と平塚サイクリングシティ計画

2日と3日はひさしぶりに湘南の海岸へ。

2日(金)は平塚海岸へ、3日(土)本日は大磯海岸へ散歩。
どちらの海岸も、家から歩いて10分程度の距離。
今年の正月は天気がよく、とても気持ちがよい。

箱根駅伝も終了しているので、大磯海岸もまばらな人だ。空気が澄んでいて、遠くまで見通すことができる。伊豆半島も三浦半島もよく見える
帰りに、香ばしい珈琲の香りに誘われて西海岸通りの「カフェアイラナ」へ寄る。このお店では、丁寧に珈琲を入れてくれる。


大磯海岸から帰りの途中では、花水川の脇の自転車道を歩いていたが、僕は前から、「平塚サイクリングシティ計画」を平塚市に提案しようと考えているのを思い出した。

まだ、詳細は検討中だが、平塚市は、特色も少ない、商業も地盤沈下、日産車体も撤退、競輪もジリ貧、七夕祭りも曲がり角に来ている、という中で、新しい特色が必要だと思う。その一つとして、サイクリングを一つの基点にして特色を作ったらよいのではと思う。

なぜ、サイクリングかというと、
・全国で初めて本格的な自転車専用道路が平塚の「金目川青少年サイクリングコース
・平塚市にはすでに花水川の脇、相模川の脇など自転車道がある。
・平塚市は神奈川県の中央で広い割には、駅はひとつしかなく、それぞれの町を結んでいるのはバスだけで、街と駅はバスで行くことができるが、ある場所からある場所は結構不便。
・平塚市の特色の一つには海があるが、その海へは自転車を使うととても便利。
・平塚市は道路が広く、自転車を走るのには便利
・平塚市には競輪があり、古くから自転車と関連も深い。
・安全で便利なサイクリング環境が整備されると、通勤、通学、買い物に便利。
・湘南とサイクリングはよくあう。
・これからの時代のエコと健康を考えると、サイクリングはぴったり。

とりあえず、思いつきのアイデアを、

・ユニークな自転車道の整備(すでに、花水側などいくつか自転車道はあるのでそれを基本に拡充)
・その道の周辺へユニークなショップの設置の促進。
・ユニークな自転車レンタルシステムの整備。
・自転車を楽しむための地図の作成と配布。
・バスへの自転車の乗り入れシステムの整備(疲れたら自転車と一緒にバスに乗れるようにする)
・店舗やレストランなどに駐輪場の設置の普及。
・七夕自転車(七夕祭りと自転車を組み合わせた楽しみ方の提案)
・自転車を使って楽しめるイベントの実施。
・サイクリング教室の開催による、自転車の楽しみ方の普及。
・小・中学校などで自転車講習会や自転車クラブを創設して、子供の時から自転車を楽しむことを教える。
・シニア自転車倶楽部などを設立して、健康と楽しみのために自転車を活用する。
・自転車とデザインの活動を促進。例えば、オリジナル自転車の開発、オリジナル自転車コンペ。
・自転車と音楽の活動を促進。例えば、自転車で集まった花水川のそばでライブを実施。自転車で楽しむためのオリジナル音楽のコンテスト。
・ネットワークと自転車を組み合わせた新しいシステムの開発。


(おまけ)
オランダは自転車天国として有名。昨年、アムステルダムに行った時に、街は自転車であふれているのを実感した。それは自然にできたわけではなく、政府の自転車振興政策があって実現できている。
また、毎日の自転車による通勤・通学が40%以上もあるらしい。これもすごい。

(追加)
学生のアイデアも参考までに
・柳井君の「発電卵 generation egg」を参照
・鈴木さんの「Charime」を参照
・五代君の「Chack」を参照

2009年1月2日金曜日

年末の送別会


昨年末に多くの人がIBMを去った。

年末に、そのうちの一人と気のあった仲間だけの小さな送別会へ参加。場所は日本橋の風神亭。さすがに年末がおしせまって、お客さんも多くないがけっこうおいしい。昔の仲間も現役IBMの人も少なくなり、今回もやっと卒業したかという感じ。

現役IBM社員は、さすがの連日の仕事の疲れで寝てしまう。僕は、その日は朝から、日本インダストリアルデザイナー協会の「プロダクトデザインの教科書」をつくる編集委員会の打合せ。実はこの打合せのために原稿を準備するために一睡もしていないが、なぜか元気。

この仲間と飲んでいて思うことだが、デザイナーと言っても、デザインが本当に好きな人と、たまたまデザインの仕事をやっている人と分けることができる。どちら も一長一短で、デザインを好きな人は、ビジネスを忘れて、自分の好きなデザインをのめりこみぎみになることがある。たまたまデザインの仕事をやっている 人は、冷静にビジネスを仕事をするが、デザインに「愛」がこもっていない場合もある。

僕は、「愛されるデザイン」をつくるためには、まずはデザイナーが「自分が愛するレベルまで高めるデザインをすること」だと考えている。この仲間は、デザインが本当に好きな仲間で、僕もそちらの方なので、話していてここちがよい。今回、辞める人も、次の仕事が決まっていないらしく、早く仕事がみつかるとよい。けっこう厳しいだろうが、彼なら希望する場所がみつかるだろう。

(おまけ)
この風神亭の名物の「風神ワンタン」と「元祖ゆきとら」をいただく。
両方ともいけています。

2009年1月1日木曜日

謹賀新年


あけましておめでとうございます。

昨年は、とてもよい年でした。
僕はたいしてことはできませんでしたが、
楽しい時間を持つことができました。

研究室の楽しい学生達。
いろいろなコミュニティの活動で、やる気のある仲間。
中学・高校・大学の仲間、苦労と共にした元同僚の仲間。
一緒に飲みにつきあってくれた人。
とにかく、いろいろな人の出会に救われました。
今年は、そういった人たちへ少しでも返すことができればと思います。
たぶん返すことはできないと思いますが、
今年も一緒に楽しいことをやりたい。

この混迷した時代に、自分が何ができるのか、
もう少し真剣に考えてみたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(おまけ)
昨年の活動をまとめてみました。

■大学での活動
・研究室の活動合宿(春)合宿(夏)忘年会
・研究室の勉強会オープンラボ(春)オープンラボ(秋)
情報デザイン論およぶ演習1(3年生)
情報デザイン論およぶ演習2(3年生)
特別講義(3年生)
人間中心設計特論(院生)
情報デザイン特論(京都工芸繊維大学の院生)
産学プロジェクト(Willcomコアモジュールフォーラム、京セラ、TOYOTA)
企業と大学のまとめも参照

■政府、自治体、学会、コミュニティなどの活動
グッドデザイン賞審査委員
電子政府ガイドライン検討委員会
ちば戦略的デザイン活用塾の活動
インダストリアルデザイナー協会の活動(環境、職能委員会)
情報デザインフォーラムの活動(フォーラム、ワークショップ、出版)
HCD-Netの活動(HCD-Netサロン、UCD勉強会、出版)
デザイン学会の活動(会誌編集出版委員会、教育資格委員会)
日本人間工学会の活動(アーゴデザイン部会、合宿

■出版プロジェクト
・私の選んだ一品(3月頃発売か)
プロダクトデザインの教科書(7月頃発売か)
情報デザインの教科書(年末ぐらいか)
・HCD-Netライブラリーの本(年末ぐらいか)
・その他の本の検討(来年か)

■個人的な活動
・コンサルティングの活動(数社)
バンドの活動(東急、小田原、平塚七夕、蓼科、代官山)

(注)
写真は年末、最後の宴会でいい気分になっている写真です。
今年もいい気分で宴会できるといいなと思います。