デザインパターンのワークショップ

人間中心設計特論も先週の水曜日は、中間発表で、各自のデザインアプローチを発表した。

その日は、デザインコンサルティングをしている大木誠さんも参加してもらい、実践的なアドバイスをもらった。大木さんは、日産ディーゼル、ヤマハ発動機、能率協会、富士通など多くの会社で企画デザインやデザインマネジメントを仕事をして、数年前より独立して活躍している。院生の発表では、多様なデザインアプローチを発表してくれて、これからが楽しみな内容だった。

先週の木曜日は、人間中心設計特論の最後の見学・ワークショップは、長谷川さんを頼って代々木にあるコンセント社に訪問。

今回は、事前に長谷川さんと相談をしていて「デザイン・パターン」をテーマにワークショップをやることにした。意図としては、建築家のアレグサンダーから生まれたデザインパターンが、今はソフトウェアの世界で活用されている。このデザインパターンを、もっと広く活用できないかという思いがある。まずは、長谷川さんがコンセント社の紹介。次に「アレグザンダーのデザインパターン」の基礎的な概要の話をしてくれる。
コンセントのオフィスの後ろにはカウンターがあって、レストランみたいだ。今日のワークショップの課題は、チームの分かれて、「デザインパターンのテーマを決め」、「そのテーマのデザインパターンを発表する」という、なんだかよく分からない課題。

今日のワークショップは、千葉工大の院生2名+コンセントの社員1名=3名のチームが全部で6チーム。それぞれ、いろいろな場所へ別れてワークショップを開始。千葉工大の院生も、最近ではこのような無理難題のワークショプにも、積極的に立ち向かっていくので、とても好感がもてる。コンセントの人は、このようなワークショップも、とても慣れている感じだ。

各チームとも、テーマ選定に時間がかかり、肝心なデザインパターンの検討にあまり時間がない。それでも、プレゼンまでには、なんとかまとめるのは、さすがだ。
まずはチームの3の「おもわずコンビニを利用する人のパターン」の発表。

次は「ざわつかせる自己紹介のパターン」を姫野君が発表

次は、押田君と深井君が、自分自身の経験に基づく「恋におちるパターン」を発表。
この発表にはリアリティがあるので、みんな真剣につっこみを入れる。
1「恋に落ちる前」、「恋におちる時」と「アプローチ期間」という、各ステップに分けてそれぞれの行動のパターンを、押田君の苦い経験より、まとめている。


次は、「好きな女の子と初デートするパターン」の発表。

そして、青木君がまさに今、困っている「企業課題パターン」の発表。


最後は、柳井君が「日帰り温泉の入り方パターン」の発表。温泉に行ったら、まずは、軽くごはんを食べるのが重要だそうだ。
ワークショップと発表で約3時間があっというまに時間がすぎた。参加した院生は、けっこう楽しかったようだが、役にたったかどうかは、もう少し時間をおかないと分からないかもしれない。コンセント社の皆さん、お忙しい中、3時間も時間をとっていただき、ありがとうございました。

この授業もあと1月で最終プレゼンとなる。

最終課題:
自分なりのデザインアプローチを提案して、
SONY社において、そのデザインアプローチを役立てることを探し、
自分なりのデザインアプローチを活用して、みらいのSONYためのデザイン提案する

発表内容:
1.これまでのいろいろなデザインアプローチと課題をまとめる
2.その課題を解決した、自分なりのデザインアプローチを提案する
3.自分なりのデザインアプローチを活用して、SONY社の「ある部分」に対してデザイン提案をする
4.できあがったデザイン提案を通して、自分なりのデザインアプローチを評価する

#「ある部分」のデザイン提案の対象は、プロダクト、インタフェース、ブランド、グラフィック、デザイン戦略、Webなど、どのようなものでもよい

今後の予定:
1月13日(水)
・ソニーの何に対して、自分のオリジナル手法を提案するか発表
・アドバンスデザインの講義

1月20日(水)
・最終プレゼンの前のプリプレゼン(提案するデザインイメージを発表)
・アドバンスデザインの講義

1月27日(水)
・最終プレゼン
・ソニーデザインセンターより4名のアドバイザーが参加

3月16日(火)ソニーデザインセンター(品川)
・企業向けプレゼン(最終プレゼンをブラッシュアップして企業に提案できるプレゼンにする)
・ソニーデザインセンターの人たちに提案する
・同様の授業(情報デザイン特論)を受講している京都工芸繊維大学の大学院生も参加予定


・脇田さんの「デザイン言語基礎論」も参照
人間中心設計特論(来年度よりデザインイノベーション特論に変更)はこちら
青木君のBlogも参照

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