医療福祉機器のアドバンスデザイン公開(1)

医療福祉機器のアドバンスデザインプロジェクトが、本学のCITニュースに公開されました。

 患者さんが安心・安全・便利に使え、治療がスムーズに進む医療福祉機器――こんなコンセプトで本学デザイン科学科の学生たち(山崎和彦教授指導)と、医療機 器の研究開発・製造販売を行っている「日本メディックス」(本社・松戸市)が産学連携プロジェクトを組み、近未来医療福祉機器のデザインを完成させた。

 千葉デザイン塾への参加がきっかけとなり、教授と日本メディックス社とが、将来の医療機器を考えてみようということで一致、昨年9月、産学協同プロジェ クトを始めた。参加した学生はデザイン科学専攻の修士2年、此川祐樹さん(グラフィックデザイン代表)、松尾毅さん、修士1年、木村友昭さん(製品デザイ ン代表)、五代真規さんの4人。同社のプロジェクトチームメンバーとユーザー調査、アイデアや技術面の打ち合わせを行い、模型も作ってデザインを描いた。
完成した作品は同社が1年に1回発行するカタログに掲載された。学生がCGを使って記載したのは、

疲れたときに治療を行うゆったりした船型のPersonal Treatment System。患者さんの治療プログラムを記憶し、オーダーメイドの治療を行う。

ロボットと医師が一緒に患者さんのケアや看病ができるMedical Assistant Robot。ロボットが患者情報の管理・閲覧も行う。

首に巻き暖めて治療するマフラー型や、脚に巻くサポーター型などWearable Care System。待合室などで待ち時間を有効活用できる――など。

 実際の技術的な検討などはこれからの課題で、現在は患者さんや医師にとって将来像の一つ。
 日本メディックスの企画開発本部企画開発部主幹・虎井安さんは「学生さんたちはメーカーの固定観念を超えてくれた。かなり刺激を受けるものもあり、吸収できるものが多かった」と評価している。

 また学生側の此川君は「プロジェクトに参加し、クライアントに納得させることの重要さを学んだ。いかに要望、現状、問題点を把握し、納得、喜んでいただ ける提案を行えるかを必死に検討した。クライアントのために提案を行うことは、学生のうちではなかなか経験できないことで、いい経験になりました」と話し ている。


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