2009年1月31日土曜日

京都で講義(最終回)

先週金曜日は、大学院「情報デザイン特論」の最終発表会が京都工芸繊維大学で開催。

会場へ、まず見学のシスメックス社の水本さんを筆頭に数人、京セラの渡辺さん、オムロンの小林さんが来てくれて、そのあとに専修大学の上平先生、関西大学の堀先生などが到着。
最後に学生が来て、発表会を開始。

発表の中で、特に興味を惹いたのが、福井さんの「ユーザーアラウンドデザイン」というアプローチの提案。「ユーザーの周りからユーザーの情報を引き出す、ユーザーを中心に据えながらも、ユーザーの環境や関わりの深い人からインタビューを通じて情報を引き出し、ユーザーを理解しデザインする。」というアイデア。これは、自分自身のことは分かりにくいということからも、可能性がある。また、お年寄りや子供など、あまりインタビューで意見を引き出しにくい人などにも適応できそうだ。

また、近藤君の、「context of use & context of touch」とうデザインアプローチは、人間の触角を大事にした提案だ。そして、「言の葉包み」という携帯電話のコンセプトも興味深い。特に、本当に質感を感じられるモデルも素晴らしい。このアプローチをさらに探求することを進めて欲しい。

最後に、学生達へ覚えて欲しい「to go、つくり続ける 学び続ける」とい話を僕から、かけあしで話をして終了。この後にHCD-Netのイベントもあったが、ある先生からは、イベントよりもこの学生達の発表会の方がおもしろかったというメールももらった。僕も、すでにまとまった話もよいが、学生達の考えた発想に未来を感じる。

学生たちは、ぜひ、今日の発表を機会に、学び続けてほしい。
なぜならば未来を作るのは、学生達だからだ。

・これまでの情報デザイン特論はこちら。
・千葉工大でやっている人間中心設計特論はこちら。

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