2009年1月25日日曜日

魅力的なUIに向けて@京都

先週金曜日の夕方は、京都工芸繊維大学でHCD-Netサロンを開催。


テーマは「魅力的なUIに向けて – iPhoneに超えるには」で、会場は40人の定員一杯で大入り。みなさんの関心の高さに驚きます。まずは、3人の方のお話。それぞれアプローチが異なっていておもしろい。
忘れる前にメモを。

■原田養正氏、(U'eyes Design
・初見ユーザの反応
・ユーザビリティテストと日記調査
・特徴的なUIって?(タッチパネル、マルチタッチ、フリック、ピンチイン、加速度センサー)
・自分の思ったとおりに動く
・ものごとの順番どおりに操作できる、考えられてる(例:写真と撮ったら、見れる)
・使う人の気持ちになってる。見透かされてる。(こうしたいと思う時に使える人間的、従来の携帯は機械)
・もはやケータイではない。便利メカ。究極の特化商品。
・目で見て分かるUIだけをまねてもしょうがない。その裏の深い洞察が必要。
・iPhone、ほんとに才能に基づくデザイン、なのか?
・ユーザーの言うことを聞いてもiPhoneは作れない。
・見透かして、先回りしてあげないと
・日本のユーザて、ある意味、宝の山

■篠原稔和氏(ソシオメディア)
・システムにとっての2つのUI
・エンドユーザーのニーズからUIを設計する。(ニーズから機能要件を定義する、技術的な実現方法にあわせてUIを設計する)
・デザインプロセスの課題を解決するためのデザインパターン
・(要求分析から画面設計)の間のギャップあり、(抽象、具象)、(デザイナー、プログラマー)
・分析>設計のギャップをデザインパターンで埋める
・iPhoneアプリUI設計、サービス設計、デザイン原則を適用したUI,デザインパターンを適応した効率的なデザイン
1)サービス設計=機能の要件の大胆な再定義
2)デザイン原則を適用したUI=基礎的なデザイン原則(ユーザビリティ、インタラクション)、iPhone Human Interface Guideline
3)デザインパターンを適応した効率的なデザイン=小さなスクリーン、モバイル利用に再提起な機能制限、タッチ操作に最適なデザイン

■八田晃氏、(ソフトデバイス
・アプリへのコメントで、iPhoneらしくないと書かれることがある
・guideline 触っている間はフィードバックしつづけろ!(まずは動きだす、動きだしながら、まっすぐか斜めかを判断する)
・予測+リアルタイム=「ハズレ」がある
・設計の決めごとUIによってユーザを理解する→ ユーザの行動をUIが察知、理解する
・何が必要か? ユーザの行動をUIが察知、理解する
 そのために一次情報(行動の読みとり、センサ、)+高次元化
・Floating Touch Display NICT
・認知行動をどのように理論化するか?
・ダイナミックUI設計。動くがもっているアフォンダンス
・アクティング/ペーパープロト=ユーザーやクライアントと一緒にやる
・ハードウェアスケッチ(gainer)
・超えるには=もっと深く人を知る=以心伝心、あうんの呼吸、空気を読む


今回はディスカッションの時間は90分とふんだんに時間があるので、いろいろな人が話すことができた。僕はまだiPhoneを使いはじめて一月ぐらいなので、よく分かっていないことが多いのですが、今日の感想としては、AppleがMacとiPodで苦労をしてやってきたこと、学んだことを基盤としてiPhoneの存在があるのだなと思います。とりあえず、思いついたことをメモを、

・将来へのビジョンとサービス・インフラ・インタラクションの戦略的デザイン
・対象ユーザーの明確な設定(PCをもっている、使える、ネットワーク環境等)
・ユーザーにとって気持ちのよさを考慮した体験をデザイン(インタラクション、UIだけでなくユーザーが体験することすべて)
・上記を支えるためのデザインツールの整備(デザインガイド、デザインパターン、開発キット等)やデザイン手法(デザインプロセス、予測手法、評価手法等)

これで、HCD-Netサロンの京都での開催も2回目。八田さんには昨年も話をしてもらった、本当に感謝です。ぜひ、来年も八田さんの話を聞きたいと思います。


・昨年の京都でのHCD-Netサロンはこちら

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