2008年8月29日

横浜ワークショップ2008 1日目

水曜日は、横浜ワークショップ2008の1日目。まずは港が見える丘公園の目の前にあるゲーテ座に集合して、ワークショップの概要の説明。その後にみらい大の寺沢先生が基調となる話をしてくれて、参加者達は横浜の街へフィールドワークに出かけて行きました。この寺沢先生の話が、とてもよかったので、メモを公開します。


プロセス:何をみて、何を考えて、何を作り→常に、どう評価したか?
ワークショップ:主体的に参加したメンバーが創発すること
創発性(その時、その場に、新たに生まれてくるもの)

テーマ:横浜の地図を描く
・かくれた街の情報を発見し、見えるかたちにして、人に伝えること
・それを、a)横浜において、b)みんなで、c)短時間に

横浜=どうとらえるか?暮らし、活動する人々、そこにしかないもの、そこでの知覚、、
地図=平面の地図、立体の地図、時間の地図、感覚の地図、、
描く=平面で表現、映像で表現、身体で表現、アルゴリズムで表現、、、

気づきを共有する場
・デザイナー(観察からの気づき)→人工物(対話経験)→ユーザ(誘発された気づき)
・こういった関係を作り出すこと→インタラクションデザイン
ユーザを知る
1.ユーザの意見・態度をしる
・アンケート、面接、グループインタビュー
2.ユーザの生活を知る(参加型デザイン、文脈におけるデザイン、民俗誌学から発展
・文脈における質問(弟子入り、ユーザが道具を使って仕事をしている、その場で質問、調査の焦点だけ決めて質問リストを使わない
・観察

ISO13407
・利用状況の把握と明確化
・情報の観察 + 人のふるまい観察=ユーザインタフェース提案→新しいスタイルの提案

例:人のふるまいの観察(地図を見ているとき:今いる駅を指差しながら、目は行き先を見ている)

人のふるまいの観察のポイント
・最初は既成概念を捨てて、たくさん見る
・ポイントが決まったら、動かないで見る
・行為そのものではなく、行為の意図を発見する。(本能的な行為とは違う)
・隠されたシンプルな共通性(ルール)を探し出す
・何をみて、何を考えて、何をつくるのどの部分であるかを考える

人のふるまい human behavior
1.何をみて(観察、解釈)
2.考えて

表現の技能と発想・構想の能力
a) 表現の技能重視型(長時間)
b)発想・構想の能力重視型(短時間)

説明できるデザイン

発見された意味ごとに写真を分類し配置する
・具体的なものを類型化すると、何かが見えてくる
・写真の山に説明を書くことが大事(タイトルをつける、XXXX系)

3つの推論の方法
1.演繹法 deduction (例 三段論法) 全体公理から1個の特殊を推定する
2.帰納法 induction (いっぱいデータを集めて推定する) n個の特殊から全体を推定する
3.発想法 abuduction (仮説設定法) 一個の特殊から他の一個の特殊を推定する

空間的に概念を構造化し図解する
・データからxxx系をつくる、それから構造化、樹形図
・模造紙は切るためにある。ためしに模造紙を切ってみる

伝達の準備
1)コンセプト・プロセスを説明する
2)利用状況を説明する

アクティングアウト
・人工物のふるまいを正確に記述し、演じること。寸劇やスキットに近い
・小道具を利用すると効果的
・町で発見したことを、あとかも、その場であたかも体験できるように演じる

追加)情報デザインフォーラムのBlogに詳細の写真などが掲載されています。

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